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就活の面接で志望動機はどれくらいの長さが適切ですか?
就活の面接で志望動機を聞かれたとき、いつも話す長さに悩んでしまいます。
短すぎると「本当に興味あるの?」と思われそうだし、長すぎると要点が伝わらなくなりそうで、ちょうど良い志望動機の文量がわかりません。
面接で話す志望動機はだいたいどのくらいが適切な長さなのでしょうか? 具体的な文字数や話す時間の目安を教えていただきたいです。
また長さの目安のほかに、構成や話し方のポイントなどもあれば、ぜひアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
志望動機の適切な長さは60~90秒、200~250字
「志望動機が短いと薄いし長いとくどい……」という長さのジレンマ、ありますよね。口頭なら60~90秒(原稿用紙200~250字)が最適です。
構成としては、以下の4段階で伝えましょう。
結論:「御社を志望する理由は〇〇です」
共感・魅力ポイント:会社固有の魅力を2点ほど「御社の◎◎という点や、◎◎というビジョンに強く共感しています」(誰でも言える業界一般論は避け、数字やキーワードで具体化できるとより良いです)
自分の経験で裏づけ:自分の強みが会社の魅力とつながる実績を伝える「私は学生時代◎◎を研究し、◎◎の大切さを学びました。」(結果だけでなく、自分がどう動いたかを一言添えると説得力が増します。)
貢献ビジョン:入社後どう役立つかを描く「◎◎の経験を経て培った◎◎力を活かし、3年以内に◎◎を牽引し成功事例を創出していきたいと考えています」
冒頭と締めは一行で明快に! 魅力と経験で差別化しよう
一つ目の結論と四つ目の貢献ビジョンは1文でかまいません。冒頭と締めが明快だと全体が引き締まります。
ポイントは自社固有の魅力+自分固有の経験の掛け算で差別化することです。
秒数を測りながら録音し、不要な接続詞や重複表現を削ると、適切な長さに着地します。
一度に話すなら30秒~1分前後が適切! 一度に言いきらなくてOK
一度に話す量という意味では、相手が「まだ話すのか」と思わない程度の、30秒〜1分前後が適切でしょう。
大切なのは、一度にすべてを伝え切ろうとしないことです。面接官とのラリー、つまり対話の回数を増やすことが重要です。
いくら完璧にまとめて結論から話したとしても、話す量が多くなると聞いている人は疲れてしまいます。
たとえば、「私の志望動機はこうです。なぜならこうこうこうだからです」というように、まず短く1分程度で区切ります。
そうすれば、相手が「では、ここは具体的にどうなのですか?」と質問してくるでしょう。
このラリーを増やすことが非常に重要です。そのためには、結論から話すことを意識し、適切なところで話を区切るようにしてください。
言いたいことすべてをそこで言い切る必要はありません。
結論から話す際のポイントは、一言で言い切ることです。結論から話すことを誤解している人が多いのですが、結論が入っている文章全体を話すと思われがちです。
そうではなく、まず最初に「私の良いところはこういうことです」と、句読点(。)で言い切る形でスタートするのです。
面接官との対話で深掘りを目指そう! 結論から伝える訓練は必要
結論から話すことを言い換えるならば、一言でまず言い切ることからスタートするということです。これはよくある間違いです。
時系列で話して最後に結論を話すのは日常会話の延長です。よくあるのが、句読点がなく一文が長いパターンです。これは意識しないとそうなってしまいます。
次に話すことが決まっていないのに、「〇〇なので」と最後につなげてしまうと、話が途切れて困ってしまうことがあります。
たとえば、「私がこの会社を選んだ理由は、こうこうこうでこういうところが良かったからなので……」のように、「なので」でつなぐ必要はあまりないかもしれません。
「〇〇からです」で切ればそれで終わるのに、次の言葉が決まっていないのに流れで「なので」とつけがちです。練習のときに、言い切ることを意識して慣れると良いでしょう。
そもそも日本語は結論から話す言語ではないので、難しいと感じるかもしれません。
日本語は普段からこのように話さないため、訓練しないと結論から話す話し方は身に付きません。
これは英語や中国語などのラテン系の言語の話し方に近いですね。訓練しなければ身に付かないものです。
面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。
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