Q

大学4年生
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消防士の自己PRでチームワークをどうアピールすれば良いですか?

消防士採用試験の自己PRでチームワークについて話したいのですが、どのようにまとめれば良いか悩んでいます。

私はこれまで部活動やアルバイトでチームで目標達成した経験がいくつかあり、チームワークを発揮することには自信があるのですが、それを消防の仕事にどうつなげてアピールすれば効果的でしょうか?

「チームで協力できる」だけでは漠然としすぎていて、ほかの受験生との差別化が難しいと感じています。

消防の仕事で求められるチームワークとは具体的にどのようなものなのか、私の経験をどのようにエピソードとして伝えるべきか、具体的なアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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役割と行動を整理! 消防士に求められる行動との接点を見つけよう

消防士の仕事は、火災による被害を未然に防ぐ活動や、被害を最小限に食い止めるためにおこなう消火や救助などの活動です。これらの活動は、複数の消防士が協力して行動しないと、大きな災害の発生につながります。

今までの経験でチームで目標達成した経験があるとのことですが、その経験は、消防士になるために大切な「チームで協力できる」点の裏づけとなるものです。

たとえば、「優勝などの目標を達成するために、チームのなかでどのような役割を担ったのか?」、「どのような行動をとったことが目標達成につながったのか?」などチームで行動した内容を言語化してみましょう。

消防士はお互いの連携が必須! その視点から過去の経験を見返そう

消防の仕事のチームワークでは、お互いの状況を確認し合うために大きな声を出すことや、やるべきことを滞りなくおこなうことなどが求められます。

切迫している場面では、一つひとつの行動にスピードが求められるため、お互いに助け合うための意識も必要です。

過去の部活動やアルバイトの経験のなかで、同じような経験はなかったでしょうか? 消防の仕事で求められる行動と同様の内容を洗い出して結びつければ、十分にほかの受験生と差別化できるものが見つかります。

自分の経験を堂々とPRしてください。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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消防士のチームワークは「規律と協働」が重要! 連携力をアピールしよう

消防の現場は、一瞬の判断ミスや連携の遅れが致命的な事態につながりかねない、きわめて高い緊張感をともないます。そのため、ここで求められるチームワークとは、単なる仲の良さではありません。

厳格な指揮系統の遵守と、瞬時の協働が隊員の命を守る生命線であり、「互いに背中を預けて己の領域を守り、結果を出した経験」が重宝されます。感情的なつながりだけでなく、規律にもとづいた機能的な連携力が不可欠です。

流れがわかる構成がカギ! 再現性のあるチーム力を示そう

自己PRを構成する際は、まずどのような状況であったかを設定し、次にそのなかでの自身の役割を明確にします。

続けて、具体的な行動とその結果を述べ、最後にその経験からの学びを語る、という流れで構成すると良いでしょう。

たとえば、「負傷者が続出する危機的状況(状況)で、副キャプテン(役割)として連携手順を見直し(行動)、県大会優勝(結果)に貢献した。この成功の要因は、指示系統の一本化と合図の標準化にあった(学び)」と語ります。

そして、この経験からの学びを、消防現場における「的確な報告・連絡・相談が、隊員の安全と市民の命を守る」という職務に直接つなげることが重要です。

自己PRなどで使えるSTAR法の具体的な内容や活用方法などは以下の記事で解説しています。どのような文章構成にすべきか迷いがある人はぜひ参考にして、わかりやすい文章の作成を目指しましょう。

時間がない人におすすめ!
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 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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