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女性
接客業から受付事務へ転職する場合の志望動機のコツって何ですか?
現在接客業で働いている者です。おもに体力的な理由から転職を考えていて、なかでも受付事務などを中心に見ているのですが、志望動機の作成でつまずいてしまっています。
私のような接客から受付事務への転職の場合、どんなポイントを意識して志望動機を書けば良いでしょうか?
接客業で培ったことをアピールしたいのですが、受付事務で求められるスキルとどうつなげれば良いのか、うまく言語化できません。そもそもの本音が体力的にきつかったというのが志望理由なので、志望動機自体が弱いような気もしています。
また志望動機では、なぜ数ある職種の中で受付事務を選んだのか、具体的な理由も聞かれると思うのですが、漠然と「接客の経験が活かせそう」といった理由しか思い浮かびません。
接客業から受付事務への転職を成功させるための志望動機の書き方について、具体的なアドバイスをいただけますでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「なぜ受付事務なのか」自分の気持ちを深掘りしていこう
体力的な理由で受付事務への転職を考えるのは確かにあり得ますが、果たしてそれだけでしょうか? 受付事務以外の職種を選ぼうとしなかったのはなぜでしょうか? また、受付事務の仕事を通してどのような貢献をしたいのでしょうか?
このように一つひとつ自分の気持ちを紐解いていくことで、本音ベースでの志望動機を作成できるようになります。
そのほかにも「接客の経験が活かせそう」と考える理由は何か、また、接客の経験のなかでもどのような部分が活かせるのかなど、受付事務を選ぶ理由を深掘りして考えていきましょう。
そして、自分のスキルの掘り下げも重要です。接客業と受付事務で、共通している点として組織外部の顧客とかかわる点が挙げられます。多くの顧客と応対したときに、特にどのようなスキルを発揮したのかを掘り下げて考えてみましょう。
転職理由を前向きに! 貢献できる点を伝えよう
体力的な理由であっても、ネガティブなものでなければ問題はありません。
たとえば、接客業の仕事で体のどこかを悪くしてしまい、接客業としてのキャリア形成に限界を感じたため、今までの経験を活かして今後のキャリアを積み上げたい、などの理由あれば決してネガティブとは言えないです。
その際に、受付事務の仕事を通してどのように貢献したいのかも合わせて伝える必要があります。「顧客とのコミュニケーションの取り方を後輩に教育できる役割を担いたい」など、貢献できる点を合わせて主張できればベストです。
接客の経験をどう活かすかが大切! ポジティブな動機に変換しよう
体力的な理由で転職を考えること自体は、決して悪いことではありません。率直に伝えてもかまいませんが、それだけを理由にするのではなく、よりポジティブな動機に言い換える工夫が大切です。
「顧客対応の幅を広げたい」といった前向きな表現を主軸に、接客業で培った、笑顔と明るい声での対応力や、臨機応変な案内スキル、そしてクレームへの一次対応の経験などを、受付業務でどのように活かせるかと結びつけましょう。
構成は3つの内容を盛り込む! 企業への貢献ビジョンを示そう
志望動機を構成する際は、まずその企業の受付が担うブランド価値や企業ビジョンへの共感を示し、次に接客経験で培った自身の強みを具体例と共に伝え、最後に、来訪者への対応プロセスを改善したいといった貢献ビジョンを盛り込むと、説得力が高まります。
未経験からの転職では、これまでの経験を次の仕事でどう活かせるかを具体的に示すことが、採用担当者からの信頼を得る鍵となるでしょう。
面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。
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