Q
大学3年生
女性
面接を飛ぶのは就職活動にどう影響しますか?
就活を始めたての大学3年生です。先日、就活の情報収集を兼ねてSNSを見ていたら、「面接を飛んだ」といった投稿が流れてきました。自分も、あまり志望度の高くない企業の選考は行きたくないと思ってしまうこともあります。
もちろん良くないことだというのはわかっていますが、面接を飛ぶことで、どういう影響があるのでしょうか? 実際に面接を飛んだ人のその後を知らないので、具体的な影響が気になり、質問してみました。
噂でよく聞く、企業のブラックリストに載るというのは本当のことですか?
またもし、当日の直前になって面接に行けなくなった場合、どのように伝えれば直前キャンセルでも悪影響を避けられるのかについても教えていただけたら幸いです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
無断欠席は絶対NG! 社会人としての責任を果たそう
面接を飛ぶのは、何の理由もなく約束を破るのと同じことです。仕事では、相手とさまざまな約束をしながら進めていくのですが、それができないと相手からの信用を失ってしまいます。
SNSで「面接を飛んだ」などという投稿があっても、その投稿に引っ張られる必要はありません。
志望度が下がって面接を受けたくない場合でも、黙って面接を飛ぶようなことをするのはやめましょう。面接に行けなくなった場合には、遅くても前日までに企業に伝えてください。
引き続き面接を受ける場合は、別の日での調整が可能なのかを確認したうえで、変更の意思を伝えましょう。
他社の選考に影響はないがマナー違反と心得るべき!
辞退する場合でも、黙って面接を飛ばさずに辞退することを伝えてください。なお、ほかの企業の選考には何の影響もありません。
企業間で選考の情報を共有することはないので、ブラックリストに載るといった根拠のない情報に惑わされないようにしましょう。
ただ、面接を飛ばした相手の気持ちもよく考えてください。企業に迷惑をかけるのはもちろんですが、ビジネスマナーに反する行為を平気でおこなっているのと同じです。志望する場合には、責任をもって最後まで受けるようにしましょう。
面接を飛ぶのは絶対ダメ! 記録が残る可能性大
面接の無断欠席は、選考を辞退するよりも重く受け止められ、企業の応募者管理システムにその記録が残る可能性が高いです。
その情報が直接ほかの企業に共有されることはありませんが、同じグループ企業や提携している転職エージェントに共有されるケースは考えられます。
したがって、たとえ興味が薄れた企業であっても、必ず前日までに辞退の連絡を入れるのが社会人としてのマナーです。
メールと電話で丁寧にお詫びと理由を伝えよう! リスク回避は慎重に
もし、やむを得ない事情で直前にキャンセルせざるを得なくなった場合は、まずメールにてお詫びを述べ、次に体調不良など客観的な理由を伝えましょう。そして辞退か再調整を希望するのかを明確に伝え、可能であれば電話でもフォローするようにしてください。
誠実な対応を徹底することが、リスクを最小限に抑えることにつながります。
面接当日に体調不良になってしまった場合の対処法は以下の記事で解説しています。「欠席の場合はどのような連絡をするべきか」「そもそも欠席しても問題ないのか」など疑問を持つ人は確認しておきましょう。
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