Q
大学3年生
男性
食品商社の採用担当に響く志望動機のコツを教えてください。
私は食品商社への就職を志望しており、志望動機を作成中です。日々の生活に欠かせない「食」を通じて、人々の暮らしを支えたいという思いがあり、食品商社であればその願いを実現できると感じています。
ただ、「食が好き」という漠然とした内容から、さらにほかの就活生と差別化するためにはどんな志望動機にすれば良いのでしょうか? ちなみに今回応募しようとしている食品商社は、顧客として食品を購入したことくらいしかなく、接点もあまりありません。
食品商社の志望動機で、企業の方々はどんな点を重視しているのでしょうか? 食品商社の方々に響く志望動機の作成ポイントについて、詳しくアドバイスをお願い致します。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
食に対する思いを掘り下げて自分らしさを出そう
「食を通じて人の暮らしを支えたい」という思いだけでは、ほかの多くの就活生と同じ印象になってしまいます。差別化を図るには、自身の経験や考えを深く掘り下げ、オリジナリティを出すことが重要です。
具体的には、「なぜ『食』が好きなのか」「なぜ『食を通じて』人々の暮らしを支えたいと考えるようになったのか」「自分なりの視点で『どのように』支えたいのか」、そして「なぜその企業でなければならないのか」といった点を志望動機に盛り込むことが有効です。
どう働きたいかが重要! その企業である理由を示そう
特に「どのように支えたいか」という視点は人それぞれ異なるため、ここを具体的に語ることで、あなただけの説得力のある志望動機になります。
たとえば、インターンシップに参加したのであれば、そこで感じたことや学んだことを基に、「貴社でならこのように実現できる」と具体的に話すことで、より熱意が伝わるでしょう。
あなたがどのように価値を発揮できるか詳細に語ろう
食品商社の採用では、単に「食が好き」という情緒的な動機だけでなく、バリューチェーンのどの部分で、自身がどのような価値を発揮できるのかを具体的に語ることが求められます。
たとえば、以下のように述べると、根拠ある提案という印象が得られやすくなります。
「大学の栄養学ゼミで海外産原料のリスク調査を担当し、残留農薬データを可視化して提案した経験があります。この経験をふまえ、御社の調達網にデータ分析の視点を持ち込み、品質保証体制を強化することで付加価値向上に貢献したい」
企業の情報を確認! 経験と結び付けてPRしよう
食に関する直接的な研究経験がなくても、企業のニュースを深く掘り下げることが有効です。
「御社が持続可能なパーム油調達へ転換したニュースを拝見しました。環境配慮型サプライチェーン構築を学内プロジェクトで体験した私が、その取り組みを国内外の顧客提案に展開したい」と接点を示すと、企業リサーチの努力と独自性の両方が印象付きます。
自身の行動を数字や事実で裏付けること、企業の具体的な取り組みと自身の経験を結びつけること、そして入社後の貢献イメージを具体的に語ること、この3点が採用担当者に響く鍵です。
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