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ニートになりたいのですが、生活保護は受けられるのでしょうか?
ニートになって生活保護を受けながら生活することは現実的に可能なのでしょうか?
正直なところ、就職活動に疲れてしまい、もう働きたくないという気持ちが強いです。周りの友人は就職を決めて楽しそうにしていますが、自分には仕事が見つかる気がしません。
毎日面接に行くのも、落ちるたびに傷つくのも嫌で、いっそ働かずに生きていけたら楽なのにと考えてしまいます。
もしニートで生活保護を受けることが可能だとしたら、どのような条件があるのでしょうか?
将来について真剣に悩んでいるので、現実的な視点から、メリット・デメリットを含めてアドバイスをいただけると幸いです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
生活保護にはいくつかの条件がある! 支給されない場合も多い
就職活動に疲れてしまったとのこと、まずはその気持ちを丁寧に受け止めたいと思います。
「働きたくない」と思うのは、怠けているからではなく、頑張りすぎて心が疲れてしまった状態かもしれません。だからこそ、「いっそニートで生活保護を……」と考える気持ちも、決しておかしくはありません。
結論からお伝えすると、ニートで生活保護を受けられる可能性はあります。生活保護は憲法にもとづいた制度であり、働いていなくても以下の条件を満たせば支給対象となる可能性はあるでしょう。
おもな条件は下記の3つです。
・資産がほとんどない(預金・車・持ち家などがない)
・頼れる家族や親族がいない、または援助を受けられない
・病気や心身の事情などで働けない、または就職困難な状況にある
このような条件があるため、実際は「ただ働きたくないから」という理由だけでは、支給は難しい場合がほとんどでしょう。
就労指導などを受けて働く努力をするか、ハローワークへの通所などが求められるケースが多いです。
頑張れない自分を受け入れることも大切! 焦らず立ち止まることも視野に入れよう
また、生活保護にはメリットとデメリットがあります。
まずメリットは、家賃や生活費などの最低限の生活が保障されること、医療費が基本的に無料であることです。
一方で、デメリットは、就労指導や資産調査などがありプライバシーへの介入をされること、働けると判断された場合に支給が停止される可能性があることが挙げられます。
就活に疲れてしまったなら、今すぐに就職することよりも心と体を休めることが優先です。
誰にでも、人生の充電期間が必要なときがあります。ニート=悪ではなく、一時的な立ち止まりは将来のための準備期間になりえるでしょう。
今は頑張れないなら、それでも大丈夫です。大切なのは、「いつかまた前を向こう」と思える自分のタイミングを信じて進むことでしょう。
「働きたくない」だけでは困難! 生活保護の要件を知ろう
生活保護は、病気や障がいなど、やむをえない事情で働くことができず、資産やほかの制度を活用してもなお生活が困窮する場合に適用される、最後のセーフティネットです。
そのため、働ける能力がある人が単に働きたくないという理由だけで受給することは、原則としてきわめて難しいのが現状でしょう。
また、受給後も就労指導がおこなわれるため、完全に働かない生活が保障されるわけではありません。
一人で抱え込む必要はない! 専門の窓口に相談してみよう
もし心身の不調などで働くことが困難な状況にあるのであれば、まずはお住まいの自治体の自立相談支援窓口で、カウンセリングや就労支援プログラムについて相談することをおすすめします。
経済的な不安と心理的な負担を同時に軽減できる可能性があるでしょう。
決して一人で抱え込まずに、社会との接点を見つける第一歩として、まずは専門機関に話を聞いてもらうことから始めてみてください。
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