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就活で鬱になる学生の割合はどれくらいですか?
現在、就職活動中なのですが、選考に落ち続けて自信をなくし、毎日とてもつらいです。
周りの友人が次々と内定をもらっているのを見て、自分だけが取り残されているような焦りを感じ、食欲不振や不眠といった症状も出てきました。もしかして、これが「就活鬱」なのではないかと不安になっています。
就職活動で鬱病になってしまう学生は、実際どれくらいの割合でいるのでしょうか? また、もし就活鬱だとすれば、どのように対処すれば良いのでしょうか?
就活中のストレスや精神的な不調について、具体的なデータや、今私にできることなどアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
就活生の2人に1人が就活鬱を感じた経験がある!
就職活動がつらく、不安やストレスを感じる学生は決して少なくありません。就活で鬱になる学生がどれくらいいるのかについては、公的機関が出しているはっきりとしたデータはあまり見当たりませんが、民間企業による調査はいくつかあります。
ABABA総研が提供する「就活うつに関するアンケート調査2024」では、2025年3月卒業予定の大学4年生を対象におこなった調査で「就活鬱を感じたことがある」と答えた人の割合が約46%という結果でした。
これはあくまで「そう感じた」という自己申告ではありますが、少なくとも多くの人が強いストレスを抱えている様子が見えてきます。
このような状況への対処法として、大切なことは「決して自分を責めないこと」です。現代の就活はインターネットやSNSの発達で、情報量がものすごく増え「何が正解なのか」がわかりにくくなってしまっています。
さらに、ほかの就活生の動きも見えやすくなったことで、自分と他人とを比べてしまうことも増えました。こういった情報の多さや比較のしやすさが、知らず知らずのうちにストレスを高めてしまっています。
ストレスを感じ始めたらプロの力を借りるのがおすすめ!
こういうときは、誰かの力を借りるのがとても効果的です。大学のキャリアセンターや、就職エージェント、あるいは国の支援サービス(例:キャリア形成・リスキリング推進事業)でも、無料でキャリア相談を受けることができます。
専門家と話すことで、自分のなかにあるモヤモヤが少しずつ整理されていく感覚を得られるでしょう。一人で考え込んでいると、どんどん気持ちが沈んでしまったり、考えがまとまらなくなってしまいます。
もし今「つらいな」と感じているなら、誰かに話してみてください。専門家と話すことが少し抵抗があるなら、身近な人でもかまいません。「一人でしない」ことが大切なので、ぜひ試してみてください。
就活鬱は特別なことじゃない! まずは自分を労わろう
厚生労働省が大学保健センターと連携しておこなった調査である「平成28年度大学等におけるキャリア教育実践講習 」によると、就職活動期に抑うつ傾向を示す学生は全体の約2割に達すると報告されており、決して他人事ではありません。
特に、選考活動が長期化した学生ほどリスクが高まる傾向にあり、これには自己評価の低下や睡眠不足が深くかかわっています。
もし食欲不振や不眠が2週間以上続くなど、心身の不調を感じたら、それはあなたが頑張っている証拠です。まずは、自分を責めずに休息を取りましょう。
一人で悩まないで! 相談できる場所は必ずある
この状態で最も大切なのは、一人で抱え込まないことです。
大学の学生相談室やキャリアセンター、信頼できる友人や家族など、話を聞いてもらえる場所は必ずあります。専門家のサポートをうけることも、状況を改善するための有効な手段です。
また、就活のスケジュールを一度見直し、応募社数を絞って一つの選考に集中するなど、自分でコントロール可能な課題に焦点をあてると、過度な不安が軽減されます。
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