Q
大学4年生
女性
「入社後にやりたいこと」面接でどう具体的に話せば良いですか?
就職活動の面接で「入社後にやりたいことは何ですか」と聞かれることが多いのですが、どのように具体的に話せば良いか悩んでいます。目標を話すだけでは、面接官に響かないのではないかと不安です。
企業の事業内容や募集職種を理解しているつもりですが、具体的な業務経験がない中で、入社後の「やりたいこと」をリアリティを持って伝えるにはどうすれば良いでしょうか?
たとえば、会社のビジョンに共感していることや、特定の部署で貢献したいことなど、どのような視点で話せば、入社への意欲と将来性をアピールできるか悩んでいます。
入社後やりたいことを効果的に伝えるための具体的なアドバイスをお願いします。また、話す際に、どのような言葉遣いや表現を使えば、より熱意が伝わるのか教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
入社後にやりたいことは理由と根拠で具体化しよう
面接で入社後にやりたいことを具体的に話すには、企業理解と自己分析の両方が大切です。
まず、やりたいことを伝える際は、単なる目標だけでなく、なぜそれをやりたいのか、どんな価値を会社やチームにもたらせると思うかをセットで話すと説得力が増します。
たとえば、「御社の〇〇事業に共感し、その分野で□□の課題解決に貢献したい」と具体的な理由を示しましょう。
過去の経験を企業の業務に結びつけて語ることでリアリティが増す
次に、実務経験がなくても、「学生時代に◯◯に挑戦し、△△を学びました。その経験から、貴社の□□の業務で□□のように役立てたい」と、これまでの学びや取り組みをリンクさせることがポイントです。
実際の業務をイメージしながら話すことで、リアリティも高まります。
言葉遣いは、謙虚さと熱意のバランスが大切です。たとえば「ぜひチャレンジしたい」「貢献できるよう全力を尽くします」「学びながら成長したい」という前向きな表現を使うと良いです。
最後に、面接官が「この人と一緒に働きたい」と感じるように、自分の強みと企業のニーズをつなげる意識を持って話すことを意識しましょう。
自信を持って、あなたの熱意を伝えてくださいね。
夢物語で終わらせない! 実現可能性のある計画を示そう
面接官がこの質問で最も重視するのは、単なる夢物語ではなく、企業の現状や課題を踏まえたうえでの実現可能性です。
まず、応募企業の募集要項や統合報告書から、事業の重点領域を抽出し、自分が貢献したいテーマを一つに絞り込みましょう。
企業の方向性と自分のやりたいことを、しっかりとすり合わせることが第一歩です。
時間軸のあるプランで戦略的思考をアピールしよう!
次に、大学や前職で培ったスキルと紐付けて、「入社半年で〇〇を学習し、2年目には△△のプロジェクトに参画したい。その後、3年目には業務効率の改善をおこない、プロジェクト全体の利益率向上に貢献したい」というように、具体的な時間軸を設けたプランへと落とし込みましょう。
その成果が会社の中期経営計画にどう連動するかまで言及できれば、あなたの高い志望度と戦略的思考が評価されます。
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