面接は最初の挨拶が肝心! タイミングや適切なフレーズを詳しく解説

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この記事にコメントしたアドバイザー

  • 上原 正光

    上原コンサルティングオフィス代表 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号20038717)/2級キャリアコンサルティング技能士(第21S17400467号) SNS:X(旧Twitter)/Facebook

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  • 隈本 稔

    職りんく運営者 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号19041711)/性格応用心理士1級/キャリア・デベロップメント・アドバイザー SNS:Facebook

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  • 鈴木 洵市

    ブルーバード合同会社代表取締役 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号21041822) SNS:Instagram/Facebook

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  • 樋口 智香子

    アカデミー・なないろスタイル代表 保有資格:秘書検定1級/サービス接遇検定準1級/NLPマスタープラクティショナー SNS:X(旧Twitter)/ブログ

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この記事のまとめ

  • 面接最初の挨拶は明るい表情と声のトーンを意識しよう
  • 面接は受付の時点から丁寧な挨拶を心掛けよう
  • 入室の流れと挨拶するタイミングを面接の形式ごとに解説
  • この記事を読んでいる人におすすめ

  • 面接力診断ツール

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面接本番を迎える前に当日の流れをシミュレーションしてみると、「どのタイミングで挨拶すれば良いのだろう」「面接が始まって最初は何というべき?」というように、最初の挨拶について正解がわからない人もいますよね。

挨拶をすることは、社会人としての常識だと認識できている人も多いのではないでしょうか。だからこそ、適切なタイミングやフレーズで完璧な挨拶をしたいですよね。

この記事では、キャリアアドバイザーの上原さん、隈本さん、鈴木さん、マナー講師の樋口さんのアドバイスを交えつつ、面接最初の挨拶の仕方を徹底解説します。これから面接に臨む人は、ぜひ参考にしてくださいね。

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目次

面接全体の雰囲気が決まる!? 最初の挨拶で自分のペースをつかもう

面接の雰囲気は面接官によってコントロールされると思いがちですが、学生が雰囲気を作ることもできます。最初の挨拶が爽やかであれば、明るい雰囲気が作られて面接官の表情や口調が明るくなることも。自分のペースをつかめるような最初の挨拶を習得しましょう。

記事ではまず、面接最初の挨拶が重要な理由を説明。面接官の視点を踏まえたうえで、第一印象が良くなる挨拶の秘訣を習得しましょう。記事ではさらに、受付の担当者や面接官と顔を合わせたときに挨拶をするタイミングや適切なフレーズを状況ごとに解説していきます。

面接の合否を決めるのは面接中だけとは限りません。面接官に対する挨拶だけでなく、控え室の担当者やすれ違う社員に対する挨拶もしっかり習得してくださいね。

挨拶も含めた面接のマナーは、知っているのと知っていないのとでは選考結果が大きく異なることも。こちらの記事で、絶対に落とせないマナーを習得したうえで面接に臨みましょう。
絶対に落とせない面接のマナー! 「即不合格」にならないための作法

上原 正光

プロフィール

人の印象を決める大きな要素が第一印象です。最初の挨拶が明るくはつらつとしている場合と、極端な例ですが何も挨拶がない場合とではどうでしょうか。第一印象に大きな差が生じるでしょう。最初の挨拶は極めて重要です。

挨拶が良いとどうなる? 面接で最初の挨拶が重要な理由

挨拶が良いとどうなる? 面接で最初の挨拶が重要な理由

  • 最低限の常識がある人物だと思われるから
  • 印象に残りやすくなるから
  • 積極性や主体性がある人物として期待されやすくなるから

面接最初の挨拶は、選考の合否を左右することもあるくらい重要です。しかしそもそもなぜ挨拶が重要なのか、挨拶を通して何を評価されているのか、疑問に思う人もいますよね。

面接官の視点を押さえて、最初の挨拶が重要であることを理解したうえで、良い挨拶を習得しましょう。

緊張で挨拶を忘れてしまいそうです。不合格になってしまうのでしょうか。

合否は面接全体を通して決まる

面接で最初の挨拶を忘れたからといって不合格になることはありません。挨拶は確かに大切なビジネスマナーですが、採用する会社側が合否の判断にするのは面接での対話によって確認される経験やスキル、人柄などといった会社とのマッチ度です。

面接官も学生が緊張していることはわかっているので、挨拶ができないから非礼な人間だと評価するわけではなく、面接全体を通しての態度で人に配慮ができるビジネスマナーが備わっているか評価します。

最低限の常識がある人物だと思われるから

面接の場に限らず、挨拶は人間関係を築くうえでのマナーとされています。面接で挨拶をしないのであれば、入社後も出社時に同僚や上司に対して挨拶をしなかったり、取引先の人と顔を合わせても挨拶をしない人だと推測されてしまいかねません。

挨拶は社会人にとって常識なので、挨拶ができない人は常識がない人と見なされ、信頼されなくなってしまいます

面接最初に適切な挨拶をすることで最低限の常識があることを示せるといえます。

印象に残りやすくなるから

初頭効果

面接の最初の挨拶が重要であることは、初頭効果によっても裏付けられます。初頭効果は最初に対面したときの身だしなみや表情、言葉使いを含む第一印象は記憶に乗りやすく、その人に対して抱くイメージへの影響が大きいという心理効果です。

面接が始まる前は「面接官はどんな人だろう」と、面接官の人柄や雰囲気が気になる人が多いですよね。面接官も同様に、「どんな学生だろう」と気になっています。気になっている人と面接の場で初めて顔を合わせるので、最初の表情や発する言葉に面接官は非常に注目しています

そこに初頭効果も加わるため、最初の挨拶によって自分の印象は大きく左右されると考えた方が良いでしょう。

積極性や主体性がある人物として期待されやすくなるから

積極性や主体性がある社会人は、仕事に意欲的に取り組み、高い成果を上げています。挨拶を自ら率先しておこなえることも特徴の一つです。

最初の挨拶だけで積極性や主体性がある人物だと断定することはできませんが、裏付ける一つの要素にはなります。「積極性がありそうだな」「主体的に仕事に取り組みそうだな」と思ってもらう最初の判断要素として、最初の挨拶が重要なのです。

アドバイザーコメント

面接での最初の挨拶は第一印象を決める重要な要素

最初の挨拶で面接官はその人の印象をほとんど決めてしまいます。そのため最初の挨拶については、非常に気を配る必要があります。

この挨拶で得られる効果としては、積極性や主体性がある人材としてのアピールになる点です。そのような印象を持たせるには、堂々とした態度で臨むことが大切です。

一歩リードした状態で面接をスタートできる

堂々と爽やかな挨拶で面接がスタートさせられれば、ほかの求職者との差別化にもなります。

最初の挨拶は面接において非常に大事な要素であることは間違いありません。自分の就職活動を良いものにする、たった一瞬の行為です。この一瞬の行為を大事におこなうようにしてください。

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第一印象アップ! 面接の最初の挨拶でぐっと惹きつける秘訣

第一印象アップ! 面接の最初の挨拶でぐっと惹きつける秘訣

  • 口角を上げて笑顔を意識する
  • 相手の目を見る
  • はきはきと明るい声を出す
  • 正しい姿勢でお辞儀する

先に述べたように、最初の挨拶に面接官は注目しています。

注目されている中で良い印象を与えられる表情や声のトーンはある程度決まっています。ここから解説する4つの秘訣を押さえて、最初の挨拶で面接官の心をぐっと惹きつけましょう。

①口角を上げて笑顔を意識する

メラビアンの法則

メラビアンの法則によると、言語・聴覚・視覚から受け取る情報がそれぞれ異なると、視覚からの情報がもっとも強く印象に残るといわれています。つまり、挨拶をしたときに表情がこわばっていると、暗い人物として印象に残ってしまう可能性があります。

面接には緊張して臨む人が大半ですが、緊張が暗くならないように口角を上げて自然な笑顔を意識してくださいね

面接では緊張して表情がぎこちなくなってしまう人も多くいます。緊張を完全に取り除くことは難しくても、和らげて自然体に近づくことは可能ですよ。こちらの記事もぜひ参考にしてくださいね。
面接で緊張しないためには? 事前準備~当日の対策方法を徹底解説

笑顔で挨拶をする学生は人に配慮できるコミュニケーション力が高い人物といった印象を持ちます。また、緊張する場でも笑顔で臨めることから、自分に自信があり、気持ちに余裕がある人だとも思うでしょう。

②相手の目を見る

コミュニケーション力が高い人には、相手の目を見て話ができるという特徴があります。目を見ながら会話を交わすことで、言いたいことが相手に伝わっていると確信し合えて、スムーズな意思疎通ができるのです

一方、目線が定まらずにきょろきょろしながら挨拶をされると、落ち着きのない印象を与えてしまいます。挨拶をしっかりと相手に届けるために、相手の目を見ることを忘れないでくださいね。

③はきはきと明るい声を出す

緊張すると、表情と同様に声のトーンも暗くなりがちです。自信のなさから、口ごもった聞き取りにくい挨拶をしてしまうケースもよく見られます。

暗いトーンの挨拶よりも、明るい挨拶の方が相手は心地良く感じるものです。はきはきと明るく話せる人の方が、仕事への前向きな取り組みも期待できます。

声のトーンは意識するだけでもかなり変わるので、最初の挨拶からはきはきと明るい声が出せるように準備しておきましょう

鈴木 洵市

プロフィール

はきはきと明るい声で挨拶をする学生に対して、面接官は、積極性があり、自分に自信があり、コミュニケーション能力も高いのだろうというポジティブな印象を持ちやすいです。

④正しい姿勢でお辞儀する

お辞儀の様子も視覚情報の一つとして、自分の第一印象を左右します。適当にせず、正しい姿勢を意識してください。背筋を伸ばした気をつけの姿勢から、上半身を前に30度倒します。

歩きながらや言葉を発しながらのお辞儀はなるべく避けてください。立ち止まれるのであれば、必ず立ち止まって丁寧にお辞儀をしましょう。

アドバイザーコメント

面接での挨拶は3つのポイントを意識しよう

面接での表情・声のトーンについて、以下のことを意識してください。
 
①話を聞くときは口角を上げておく
 
相手の話を聞くときには、常に口角を上げておきましょう。耳の位置に向かって、引き上げるイメージです。真剣な表情になるほど、口角が下がり表情が暗く見えます。意識して上げておきましょう。
 
②笑顔は頬の筋肉をしっかり上げる
 
笑顔は、頬の筋肉がしっかり上がった、満面の笑みになるようにします。方法としては、まず頬骨のあたりの筋肉に指で触れてみましょう。その位置にある筋肉が「もうこれ以上は上がらない」というほどに、笑ってみましょう。

頬の表情筋がしっかり上がっていれば、目尻の下がった温かみのある笑顔になります。
 
➂声のトーンは「ミ・ファ・ソ
 
明るい声で話すには、音階の「ミ・ファ・ソ」の音で話すようにしましょう。
音には周波数があり、人の耳に心地よく響くのが「ミ・ファ・ソ」の音だといわれています。

とはいえ、楽器のように、ぴったりとその音にする必要はありません。自然に「ドレミファソ~」と口ずさんだときの、だいたいの音のイメージで結構です。

面接は受付から始まっている! 担当者一人ひとりに丁寧な挨拶をしよう

面接では挨拶が重要だと述べてきましたが、重要なのは面接官に対する挨拶だけではなく、受付や控え室で対応している担当者に対する挨拶も同様です。なぜなら、面接官以外にも、学生にかかわった人の意見が合否に影響することもあるからです

それだけでなく、採用選考を実施するにあたって会場の設営や段取りを決めるなどの準備をしてくれている人たちに対して、感謝の気持ちを丁寧な挨拶伝えことも理由の一つです。

また、もし縁があって入社することになった場合は同じ会社の社員になる人たちです。良い印象を残して損はありません。面接は受付から始まっていると心得て、一人ひとりに丁寧に挨拶をしましょう。

上原 正光

プロフィール

受付前の態度と、受付での態度が大きく変わる学生は実際にいます。どちらが飾らない本当の姿だと人は思うでしょうか。企業は、会社の入り口に入った時点から学生の様子を観察しています。気を引き締めて行動しましょう。

面接の最初の挨拶①受付の担当者

面接の最初の挨拶①受付の担当者

  • 受付に並ぶ場合
  • 入口で担当者が待っている場合
  • 呼び出す場合

面接会場に到着して、まず最初に顔を合わせるのが受付の担当者です。ここでスムーズなやり取りができると、緊張もほぐれて面接に臨みやすくなります。

受付の流れは企業によって異なるので、それぞれの状況に合わせて適切なタイミングで受付の担当者に挨拶をしましょう。

ここでは3つのパターンについて解説します。志望企業がどれに該当するかは事前に断定しきれないので、3つすべて押さえてどのパターンでも対応できるようにしてくださいね。

受付に並ぶ場合

大企業や人気企業の面接や、グループ面接を実施する場合、会場の入口に受付の担当者が控えていて、早く到着した人から受付を済ませるという流れが一般的です。

会場に入って受付の担当者が見えたら、「すみません」や「あの」ではなく、「おはようございます」や「こんにちは」と声をかけて、挨拶をしましょう

受付に並ぶ場合の挨拶の例

  • こんにちは。本日〇時より面接予定の〇〇大学の〇〇と申します。

受付の担当者の前に並ぶくらい人がいると、スムーズに済ませるために挨拶をする間もなく、「大学名と名前を教えてください」と担当者から切り出されることもあります。その場合は指示にしたがって、「〇〇大学の〇〇と申します」と聞かれたことに答えるようにしましょう。

笑顔を交えて名前を添えて挨拶をした後、自分が何のために来たのかをはっきりと説明できる人が好印象です。たとえ相手のペースで用件のみ聞かれても「本日はよろしくお願いします」などの挨拶を添えることが大切です。

入口で担当者が待っている場合

会場であるビル内に複数の会社が入っていたり、当日同じ時間帯に面接を受ける人がいないときは、学生が迷わないようにビルの入口やエレベーターの前で担当者が待機してくれていることもあります。それらしい人を目にしたら、近づいて声をかけましょう

入口で担当者が待っている場合の挨拶の例

  • 担当者と確信できない場合:おはようございます。〇〇大学の〇〇と申しますが、〇〇(企業名)のご担当者様でしょうか。
  • 担当者と確信できる場合:おはようございます。本日〇時より面接予定の〇〇大学の〇〇と申します。本日はよろしくお願いします。

呼び出す場合

インターホンで呼び出す場合の流れ

オフィスの玄関や入口に鍵がかかっている場合や、来訪者はインターホンで用件を伝えるよう掲示されている場合、担当者を呼び出して中に案内してもらう必要があります

インターホンがある場合は、インターホンを利用しましょう。インターホンがない場合は、あらかじめ呼び出し方をメールなどで指示されているはずなので、企業からの指示に従いましょう。特に指示されていない場合は電話で問題ありません。

玄関が開いて担当者と顔を合わせたら、再度挨拶をしてください。

呼び出す場合の挨拶

  • インターホンで呼び出す場合:本日〇時より面接予定の〇〇大学の〇〇と申します。ご担当者様をお願いできますでしょうか。
  • 電話で呼び出す場合:お世話になっています。本日〇時より面接予定の〇〇大学の〇〇と申します。今オフィスの玄関の前にいますが、どのように入室すればよろしいでしょうか。

なお、インターホンや電話を使用する場合は、相手が電話を切った後で受話器を置くのがマナーです。

樋口 智香子

プロフィール

インターホンを押すタイミングも意識しましょう。約束の時間より、2~3分前がおすすめです。早く着いたからといって、あまり早くに取り次いでもらうのは良くありません。

また、自分の名前はゆっくりはっきり名乗りましょう。自分では言い慣れている名前も、すらすらと早く告げられると、相手は一度で聞き取れないことがあります。

面接の最初の挨拶②控え室の担当者

受付を済ませると、すぐに面接が始まるのではなく、控え室でしばらく待つケースがほとんどです。控え室には担当者が待機しているケースも多いです。控え室に入って、担当者がいたら挨拶をしましょう。

立ち止まって「おはようございます」や「こんにちは」などの簡単な挨拶を丁寧にしてください。大学名や名前までは、相手から聞かれない限り伝える必要はありません。

鈴木 洵市

プロフィール

明るくハキハキした声で挨拶することを心掛けましょう。この際に丁寧な会釈をすることも忘れないでください。担当者は、入社した際には先輩社員となります。面接官にばかり気をとられずに、周囲に気を配れる人物である必要があります。

面接の最初の挨拶③面接官

面接の最初の挨拶③面接官

  • 入室するときの挨拶
  • 自己紹介を含めた挨拶

面接官との最初の挨拶は、面接全体の雰囲気に影響しかねないほど重要です。面接官と顔を合わせる瞬間は、緊張も高まって冷静ではいられないという人もいるかもしれませんが、明るい挨拶で好スタートを切りましょう。

入室するときの挨拶

面接時間になると、面接をおこなう部屋に入室し、面接がスタートします。入室して最初に顔を合わせる直前まで、面接官も「どんな学生が来るのかな」と入室してくる学生の姿に注目しています。明るく爽やかな挨拶で、面接官からの期待を獲得しましょう

面接官がいる部屋に入っていく場合

入室の流れとマナー

面接をする部屋に入るときは、まずドアを3回ノックして、面接官からの「どうぞ」のような入室の許可を待ちます。返事が聞こえたら、「失礼します」と挨拶します。これが面接最初の挨拶になるので、明るくはきはきとした声を出すようにしてください

面接室にドアがない場合や最初から開いている場合は、部屋に入る前に一度立ち止まり「失礼します」と言ってお辞儀をしてから入室します。

椅子の前まで進み、面接官から指示があるまで立ったまま待ちます。この後、面接官から大学名と名前を言うように指示されるケースが多いです。「〇〇大学の〇〇と申します。本日はよろしくお願いします」と、明るい表情と声で伝えましょう。

面接官から着席を促されたら、「失礼します」といってから椅子に座ります。

面接官から大学名と名前を言うように指示されなかった場合、自分から伝えた方が良いのでしょうか。

上原 正光

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自然に自分から切り出すのがベスト

面接官から大学名と名前を言うように指示されなかった場合、自分から伝えた方が望ましいです。面接官に対する自己アピールにつなげることができ、面接官との距離を近づけることができます。

積極的に明るく話を切り出せることは良いことだと思います。ただし、言い方やタイミングには注意が必要です。はじめから決めつけないで自然に、その場の雰囲気を壊さないように対話してみましょう。

面接官が部屋に入室する場合

控え室ではなく無人の面接室に先に案内される場合もあります。部屋に面接官が入ってきたらすぐに立ち上がって「おはようございます」や「こんにちは」など時間帯に合った挨拶をしましょう。

面接官が正面に来たタイミングで、「〇〇大学の〇〇と申します。本日はよろしくお願いします」と自分から挨拶ができると対人スキルが高い印象を受けます

名乗り出た後は、面接官から着席するよう指示があるか、面接官が座るまでは先に座らないようにしましょう。

面接官が入室してきたタイミングで立ち上がり、面接官の方を向いて時間に応じた挨拶をした後に、深く一礼しましょう。面接官が席に着いて目が合った段階で名前を述べ、着席を促されるまでは座らない方が良いです。

オンライン面接の場合

オンライン面接では、5分前には指定されたツールにログインするのが基本です。先に面接官が待機していることもあれば、自分の後に入室してくる場合もあります。どちらにせよ、双方がそろったらすぐに挨拶をしましょう

オンライン面接は座ったままの挨拶で問題ありません。第一声で「おはようございます」や「こんにちは」と挨拶し、「〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。本日はよろしくお願いします」と続けてください。

Web面接は対面とは異なる対策も必要です。こちらの記事を参考にして、万全な準備を整え、気持ちよく最初の挨拶をしましょう。
WEB面接の流れと攻略法! やってしまいがちな失敗も紹介

オンライン面接では、面接官が名乗った後に自分が名乗ることが多いです。入った瞬間すぐに挨拶して、続けて名乗った方が良いのでしょうか。

鈴木 洵市

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面接官の様子に応じて判断しよう

オンライン面接では、面接官が名乗った後に挨拶することが一般的です。面接官が名乗る前に自分から挨拶すると、積極性が感じられ良い印象になる可能性はあります。

しかしながら、相手の話を遮って自分が話し出す行為は、相手にとって不快に思われることもあります。どちらでも対応できるように準備をしておきましょう。

自己紹介を含めた挨拶

面接では一番最初の質問として、自己紹介を促されるケースが多いです。「自己紹介をお願いします」と言われたら、「〇〇大学、✕✕学部、◇◇学科から参りました△△と申します」と基本情報から伝えましょう

その後、伝えたいことやアピールしたいことを述べて、最後は「本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございます。よろしくお願いします」と挨拶をして、お辞儀をして締めくくりましょう。

爽やかな挨拶で好印象を獲得したら、その後の自己紹介でさらに面接官の心を惹きつけましょう。以下の記事をぜひ参考にしてくださいね。
面接の自己紹介の作り方・伝え方|やってはいけないNG例も紹介

自己紹介は1分以内に完結させるのが一般的です。「1分程度で自己紹介をお願いします」と指示される場合もあるので、時間も意識しながら作成しましょう。
自己紹介は1分で印象付けられるかが鍵! まとめ方や例文を徹底解説

アドバイザーコメント

「失礼します。よろしくお願いします」で面接をスタートさせよう

対面面接の場合は、ノックをして室内に入った段階で「失礼します。よろしくお願いします」と挨拶をし、促されたら席に向かいます。基本情報の確認をされた段階で、「〇〇と申します。〇〇大学、✕✕学部、◇◇学科に在学しています。本日はよろしくお願いします」と伝え、促されたら着席します。
 
自己紹介の前に席に着くことを促される場合があるので、その場合は「失礼します」と言って着席したうえで、「本日はお忙しい中ありがとうございます。よろしくお願いします」と伝え、自己紹介を促されるのを待ちましょう。
 
その場の空気で緊張することもあるので、その時は「〇〇と申します。少し緊張していますが、本日はよろしくお願いします」と素直に緊張していることを伝えても大丈夫です。
 
最初は簡潔な挨拶から

Web面接の場合は、相手が話し出すタイミングがわかりにくいため、いきなり長文での挨拶は避けましょう。時間になって相手が画面に映った段階で、「おはようございます」「こんにちは」などの短い挨拶をしましょう。
 
面接官から名前を確認された段階で、「〇〇と申します。〇〇大学、✕✕学部、◇◇学科に在学しています。本日はよろしくお願いします」と伝えます。

Web面接はタイムラグがあったり、聞き取りにくかったりする場合があるので、名前と所属学校、挨拶の順で少しゆったりと話すことを意識しましょう。

最初以外にも! 面接で挨拶が重要なタイミング

最初以外にも! 面接で挨拶が重要なタイミング

  • ほかの社員とすれ違うとき
  • 退室するとき
  • 受付を通って会場を出るとき
  • 出口まで見送ってくれるとき

挨拶が必要なのは面接の冒頭だけではありません。そのほかにも、会場にいる時間では挨拶できるタイミングがあるので、どのタイミングも逃さず、しっかりと挨拶をしましょう。

ここでは、面接の最初以外で挨拶が重要なタイミングと、そのときの挨拶の仕方を解説していきます。

ほかの社員とすれ違うとき

面接会場が会社の建物の中だった場合、通常の業務をしている社員とすれ違うこともあります。声をかけて良いのかためらう人もいますよね。

しかし、挨拶されて不快に思う人よりも、むしろうれしかったり明るい気持ちになる人の方が断然多いので、「こんにちは」や「おはようございます」と挨拶をするべきです。そのときは、立ち止まって軽くお辞儀もすると丁寧な印象を受けますよ。

退室するとき

「面接は以上となります」のように面接の終了が伝えられたら、「本日はお時間をいただき、ありがとうございました」と挨拶しましょう。挨拶を述べて、座ったままお辞儀をします。その後立ち上がって、「失礼します」と再び一礼してドアに向かいます。

オンライン面接の場合も「本日はお時間をいただき、ありがとうございました。失礼します」と挨拶をしてから退出しましょう。話しながら退出ボタンを押すのではなく、一呼吸置いて面接官が言葉を発する気配がないことを確認してから退出するようにしてください。

上原 正光

プロフィール

退出するときには、ゆっくりと落ち着いて行動しましょう。一度深呼吸するくらいの間があっても良いと思います。慌てて退出していくと、良い印象は残りません。最後こそ、落ち着いて丁寧に対応することが大切です。

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受付を通って会場を出るとき

退室して会場を出るときに、受付を通ることになります。受付に担当者がいる場合は、素通りせず、「ありがとうございました。失礼します」と声をかけるようにしてください

出口まで見送ってくれるとき

担当者が出口まで見送ってくれる場合もあります。「面接はどうでしたか」「就活の状況はどうですか」などを聞いて、学生のことを知っておきたいなどの目的もあるため、見送りは無理に断らず、出口まで一緒に向かいましょう

出口に着いたら、「本日はありがとうございました。失礼します」と述べて、丁寧にお辞儀をしてから別れるようにしてください。

面接後、企業の人が玄関まで見送ってくれそうなときは断った方が良いのでしょうか。

無理に断る必要はない

企業の人が見送りをしてくれそうなときは、無理に断る必要はありません。「わざわざ、ありがとうございます」「帰り道に迷いそうだったので、大変ありがたいです」などと伝えたうえで、企業の人の後ろについて案内してもらいましょう。

人によっては横に並びながら案内してくれる場合もあるので、その場合は天気の話など当たり障りのない会話をしながら玄関まで向かいましょう。

玄関まで案内されたら、「本日は面接だけでなくお見送りまでしていただき、ありがとうございました」とお礼を伝えたうえで退出しましょう。

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面接は最初の挨拶で期待を獲得して選考突破につなげよう

面接での最初の挨拶は、面接官に好印象を与える目的だけでなく、明るい声や明るい表情を意識することで緊張がほぐれて自然にふるまえるようになるなどのメリットもあります。最初の挨拶が暗い声や表情だと、その後修正していくのは難しくなります。

最初から明るい挨拶で始めて、面接官に「話を聞くのが楽しみだな」というように期待値を集めて、良い雰囲気を作りましょう。リラックスできる雰囲気を作ったうえで、存分に自己アピールをし選考突破につなげてくださいね。

アドバイザーコメント

練習を繰り返すことで本番でも自然で明るい挨拶ができるようになる

面接では、入室したらドアを閉め「失礼します」と一礼をしてから椅子に向かいましょう。すぐに椅子に座らず、椅子の横に立ちます。大学名と名前を名乗り、挨拶をして一礼します。面接官から「どうぞ」「お座りください」など、合図があるまで着席してはいけません。

促されたら再度「失礼します」と一言添えてから、カバンを椅子の横に置き着席するのが基本の流れです。このような流れで挨拶を済ませます。簡単なようですが、緊張してしまうとぎこちなくなったり焦ってしまうことがよくあるので前もってよく練習しておきましょう。

面接最初の挨拶は笑顔で明るく!

面接最初の挨拶は、相手との第一印象を決める重要な瞬間です。 面接官と目を合わせて、笑顔で明るく挨拶しましょう。明るく笑顔で挨拶することで、第一印象を良くすることができます。

挨拶の際には、態度や言葉遣いにも気をつけるようにしましょう。元気に自信を持って挨拶することが大切です。挨拶がきちんとできると、緊張がほぐれ、リラックスして面接に臨むことができるでしょう。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了
全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-220824001-02942)
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