Q

大学4年生
男性

「チームワークを大切にする」を自己PRでどうアピールすれば良いですか?

就職活動の自己PRでチームワークを大切にすることをアピールしたいのですが、どのように具体的に話せば面接官に響くのか悩んでいます。ただ「みんなと協力するのが好きです」と言うだけでは、漠然としていて企業の方に伝わりにくいのではないかと不安です。

チームワークを大切にする姿勢を具体的に示すためには、どのようなエピソードを選び、どんな点を強調して話せば良いのか教えてください。

たとえば、部活動やアルバイト、大学でのグループワークなどで、チームとして目標達成に貢献した経験をどのようにまとめれば、企業の方に「この人は入社後もチームの一員として貢献してくれるだろう」と思ってもらえるでしょうか?

また、チームワークをアピールする際に、協調性だけでなく、自身のどのような役割や貢献があったのかを示すにはどうすれば良いのか、チームワークを最大限にアピールするための、具体的なアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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チームワークの自己PRは目標・役割・成果の3点で語ろう

チームワークを自己PRで効果的に伝えるには、協力する姿勢だけでなく、具体的な行動や役割、自分がチームにどう貢献したかを明確に示すことが大切です。

構成としては、以下のポイントを押さえてみてください。

まず、チームの目標や課題を明確にしましょう。どんな目的でチームが動いていたかを簡潔に説明します。

そして、自分の役割や行動を具体的に伝えてください。たとえば「メンバー間の意見調整を担当した」「情報共有の仕組みを作った」「モチベーションを高める声かけをした」など、自分ならではの貢献を示せると良いですね。

最後に、チームとしての成果や学びを述べましょう。目標達成や問題解決にどうつながったか、結果を数字や具体例で示せるとさらに説得力が増します。

チームワークにかかせない強みを併せて伝えることで説得力UP!

実際に面接で話すときは、「私はチームの中で◯◯の役割を担い、△△の課題に対して□□のように動きました。その結果、チームは◯◯を達成できました。この経験から、役割に応じた責任感と周囲をサポートする姿勢の大切さを学びました」とまとめると伝わりやすいです。

協調性だけでなく、主体的に動く力、問題解決力、コミュニケーション力など、自分の強みも絡めて話すと、より印象的な自己PRになりますよ。

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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チームでの自分の役割を具体的に語る! 面接官にイメージを共有しよう

チームワークを自己PRでアピールする際は、具体的に細分化して伝えることが重要です。

まず、チームが一つの目標に向かうなかで、自身がどのような役割を担うことが多いのかを考えてみてください。

リーダーシップを発揮するタイプか、リーダーを補佐する役割か、あるいはメンバーをフォローする裏方的な立場かなどです。具体的なエピソードとともに、その役割をどう果たしたのかを語りましょう。

リーダーだけが正解じゃない! 柔軟性も評価の対象となる

就職活動ではリーダー経験がなければならないと誤解されがちですが、決してそうではありません。

ときにはリーダーシップを発揮し、またときにはより適任な人にリーダーを任せて自分は一歩引くといった状況判断ができることこそが、真のチームワーク力のアピールにつながります。

さまざまな役割を経験してきたのであれば、それは柔軟性という強みです。

「状況に応じて自分に求められる役割を見つけ、それを率先して引き受けてきました」といったように語るのも良いでしょう。

自己PRなどで使えるSTAR法の具体的な内容や活用方法などは以下の記事で解説しています。どのような文章構成にすべきか迷いがある人はぜひ参考にして、わかりやすい文章の作成を目指しましょう。

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 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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