Q
大学3年生
男性
挫折を味わった経験、どう書けばいいですか?
就職活動のエントリーシート(ES)で、「挫折を味わった経験」について問われる項目があり、どのように書けば良いか悩んでいます。正直、これまでの人生で大きな挫折と感じるような出来事がなく、何を書けば良いのかわかりません。
 
 どのような出来事が挫折経験としてふさわしいのでしょうか?
 
 もし、これといった挫折を味わった経験がない場合、どのようにこの問いに向き合えば良いのかについても教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
大失敗でなくても良い! 小さな克服経験から探そう
「挫折」という言葉にとらわれ、大きな失敗談を探す必要はありません。壁を乗り越えた経験や苦手を克服した経験といった視点で探してみましょう。
たとえば、リーダーを任されたがうまくチームをまとめられなかった経験や、試験や大会で努力が報われなかった経験など、思うように結果が出なかった出来事でかまいません。
挫折後の努力が大事! 分析力や成長をアピールしよう
重要なのは、その経験を経てどう気持ちを切り替え、その後どのように努力したかを語ることです。
また、自身の弱みを克服した経験を話すのも一つの手です。「自分のこの弱みが原因で失敗することが多かったため、意識して行動を変えました」という流れで話すことで、自己分析力や成長意欲を示すことができます。
大きな出来事でなくて良い! 苦労した経験を話そう
就職活動で問われる挫折経験は、必ずしも立ち直れないほど大きな出来事である必要はありません。特に20代前半の学生にとって、人生を揺るがすような挫折はまだないかもしれません。
ここでいう挫折とは、これまでの人生で大変だったことや苦労したことととらえてかまいません。
受験や試験での失敗、あるいは何か目標に向かって努力したけどうまくいかなかった経験などを振り返ってみましょう。
学びや立ち直る過程が大事! 乗り越える力を示そう
大切なのは、その経験そのものではなく、そこから何を学び、どのように乗り越えたかというリカバリーの過程をセットで伝えることです。
失敗から立ち直る過程を示すことで、あなたの精神的な強さや課題解決能力をアピールできます。
経験の大小を気にする必要はありません。自身の言葉で、困難を乗り越える力を示しましょう。
以下の記事ではESや面接で挫折経験を聞かれた際の魅力的な回答を作る方法を解説しています。挫折経験についてどう回答したら良いかわからないと悩んでいた人は、ぜひ参考にしてください。
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