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第二新卒で経理職を目指すことはできますか?
現在、社会人経験が1年半の第二新卒です。今の仕事は営業職ですが、専門スキルを身につけ、長く働ける職種に魅力を感じ、経理職への転職を考えています。
しかし、経理の実務経験がないため、第二新卒で未経験から経理職に転職するのは難しいのではないかと不安です。どのような企業であれば未経験でも採用されやすいのか、また、転職を成功させるために今からできることは何か知りたいです。
第二新卒で経理職への転職を目指すことは可能でしょうか? 未経験から経理職に転職するための具体的な方法や、有利になる資格、そして効果的な自己PRのポイントについて、アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
なぜ転職がしたいのかポジティブに表そう
第二新卒で、営業職から経理職へキャリアチェンジをすることは十分に可能です。多くの企業が、ポテンシャルや意欲のある第二新卒の採用にも積極的に取り組んでいます。
具体的な転職の方法としては、まず「なぜ営業から経理へ転職したいのか」という理由を明確に説明できるようにしておきましょう。
単に「営業が合わないから」といった後ろ向きな理由ではなく、数字への興味や、会社にどのように貢献したいかという点を具体的に深掘りして伝えることが必要です。
たとえば、「営業で顧客の数字を扱うなかで、企業の経営を支える経理の重要性を実感した」「論理的に数字を分析し、経営改善に貢献したい」といった具体的な動機付けがあると、説得力が増します。
資格や前職での経験を伝えてポテンシャルをアピール!
また現時点で数字に対してどれくらいの強みがあるのか、何か具体的なエピソードや客観的な資格があるかをアピールすることも非常に有効です。
経理の実務経験がない場合でも、簿記検定の取得や、現在勉強中であることなどを伝えることで、経理職への強い意欲と学習能力、そしてポテンシャルを示すことができます。
加えて、営業経験で培ったコミュニケーション能力、課題解決能力、責任感なども経理職で活かせる資質としてプラスしてアピールしましょう。
経理の仕事は、単に数字を処理するだけでなく、他部署との連携や課題解決能力も求められるため、これらの営業経験で得たスキルは非常に有利に働きます。
未経験を受け入れる環境が整っている企業を選ぼう
第二新卒の場合で実務経験がなくても、経理職をめざすことは可能です。特に、月次業務が標準化されている上場子会社や中堅メーカーの経理アシスタント、会計事務所グループをおすすめします。
これらの企業では、未経験者がキャッチアップしやすい環境が整っているため、採用されやすい傾向にあります。
「資格+改善案+対話力」のアピールで選考通過率が上がる!
まずは応募の前提として日商簿記2級を取得し、貸借対照表と損益計算書を自力で読める状態まで仕上げておくと、書類の通過率が格段に上がります。
自己PRでは、前職の営業で培った数値目標へのコミットメントや、顧客との折衝で鍛えた対話力をアピールしましょう。
経費の予実管理や、監査法人との円滑なコミュニケーションで役立つスキルと、具体的に位置付けることができます。さらに、入社後にどう貢献したいかを具体的に語ることも必要です。
このように「資格+定量的な改善シナリオ+対人スキル」という3点セットでアピールすることで、未経験というハンデを乗り越えやすくなります。
こちらの記事では、新卒から経理職に就くための具体的なルートを解説しています。未経験で経理職を目指そうという人は参考にしてみてください。
経理の仕事を目指している人のなかには、珠算検定を取得している人もいるでしょう。こちらの記事では、履歴書の珠算検定の書き方を解説しています。
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