Q
大学3年生
男性
不動産業界の志望動機、新卒でどう書けば良いですか?
現在大学3年生で、将来は不動産業界に進みたいと考えています。
しかし、いざ志望動機を書こうとすると、ありきたりな内容になってしまったり、本当に不動産業界の企業の方に響くのか、途中でわからなかったりして、なかなか筆が進みません。
漠然と「街づくりに貢献したい」「人の生活を支えたい」といった思いはあるのですが、具体的なエピソードと結びつけたり、企業ごとの違いを踏まえたりできていない気がします。
新卒の志望動機で、不動産業界の方の印象に残るような内容を書くには、どのような点に注意すれば良いでしょうか? 具体的なアドバイスをいただけますと幸いです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
不動産業界に行きたい理由をきっかけから深堀りしよう
不動産業界の志望動機がほかの学生と似通ってしまうのは、もしかしたら、あなたの「なぜ」が十分に深掘りされていないからかもしれません。
「街づくりに貢献したい」「人の生活を支えたい」という思いがあるとのことですが、では、そう思った具体的なきっかけは何だったのでしょうか。
どんな小さなことでも良いので、まずは書き出してみましょう。
たとえば、「地元の商店街がシャッター街だったが、再開発で賑わいを取り戻し、活気が出たのを見て感動した」とか、「親戚の家がリフォームされ、バリアフリーにしたら祖父母が暮らしやすくなったのを見て、住環境の大切さを実感した」といったエピソードです。
不動産への興味と企業の魅力点を結び志望動機を作ろう
さらに、そのきっかけから「なぜ不動産業界を目指したのか」「なぜ地方自治体やバリアフリー商品を扱うメーカーではないのか」と、「なぜ」を繰り返し問いかけることで、より深い理由が見えてくるでしょう。
たとえば、「小さい頃から建物や空間づくりに興味があり、それらを通じて人々の生活を豊かにしたいと思っていた」といった、あなたならではの根源的な興味が見つかるかもしれません。
そして、志望する会社が手掛ける不動産について詳しく調べ、どういうところに惹かれるのかを具体的に書き出してみましょう。このように深掘りすることで、あなただけの説得力のあるエピソードと、企業への強い共感を盛り込んだ志望動機を作成することができます。
不動産への思いを軸に3点に絞って企業を分析しよう
不動産業界は「仲介」「開発」「管理」など事業領域が多岐にわたり、企業ごとの強みもさまざまです。そのため、志望動機を作成する際は、まず「街づくりを通じて人々の生活を豊かにしたい」といった自身の思いを軸に据えることが大切です。
そのうえで、志望する企業が「どのエリアを中心に」「どのようなビジネスモデルで」「いかなる顧客価値を提供しているか」という3点を深く掘り下げて分析、理解することが不可欠です。
ミクロな経験をマクロな事業につなげて差別化を図ろう
次に、自身の経験を「マクロ(巨視的)」と「ミクロ(微視的)」の視点で接続させる構成が有効です。
たとえば、地方の商店街で活性化イベントを企画した経験を語る際に、以下のように個人の経験を企業の事業規模へとスケールアップさせる意欲を示すと良いでしょう。
「小規模な空間の改善によって人の流れが〇%増加したこの体験を、貴社が進める大規模な都市再開発プロジェクトにおいて再現し、より大きなスケールで貢献したい」
このような構成を取ることで、「深い業界理解」と「独自性のある個人経験」が掛け合わされ、他の応募者との差別化を図ることができます。
不動産業界の志望動機の書き方は次の記事も参考にしてみましょう。志望動機に盛り込むべき4つのポイントや志望動機を作成する際の注意点を解説しています。
不動産営業に興味がある人は、以下の記事もぜひ読んでみてください。不動産営業が向いている人や向いていない人の特徴について解説しています。
不動産会社の面接対策については、こちらのQ&Aでキャリアコンサルタントが説明しています。併せて参考にしてみてください。
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