この記事のまとめ
- 「なぜブライダル業界なのか」「なぜその会社なのか」「なぜその職種なのか」を明確にして志望動機を作成しよう
- 受かる志望動機を作成するために3つの条件をクリアしよう
- ブライダル業界の志望動機の例文8選を紹介
ブライダル業界を志望しているものの、「なぜブライダル業界なのかがうまく伝えられない」「ブライダルの会社に刺さる志望動機がわからない」と悩んでいる就活生は多いのではないでしょうか。
志望動機は、ブライダル業界を志す熱い気持ちをアピールする絶好の機会です。熱意が存分に伝わる志望動機に仕上げて、志望するブライダルの会社の内定をつかみとりましょう。
この記事では、キャリアアドバイザーの加藤さん、小峰さん、杉原さんのアドバイスを交えつつ、ブライダル業界の志望動機の作成方法や例文を紹介します。ブライダル業界の選考を受ける就活生の皆さんはぜひ最後までチェックしてくださいね。
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ブライダル業界の志望動機は3つのポイントを整理したうえで作成しよう
ブライダル業界に対して感じた魅力を具体的な言葉で説明できなければ、企業からすればそれが本心なのか、本当に働く覚悟があるのか判断することができません。
熱意があり、かつ説得力のある志望動機にするために、3つの切り口からブライダル業界を志望する自分の考えを整理しましょう。
記事ではまず、整理するべき3つのポイントを解説します。さらに就活のプロであるキャリアコンサルタントが、志望動機を作成するうえで知っておくべきブライダル業界の最新の動向を説明。
記事の後半では、ブライダル業界の志望動機の例文8選とNG例も紹介します。熱量たっぷりの志望動機に仕上げて、面接で堂々とアピールしましょう。
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ブライダル業界の志望動機を書く前に整理したい3つのポイント

自分がブライダル業界に対して感じている魅力や、ブライダル業界で働きたいと思った理由を整理できていなければ、論理的で説得力のある志望動機になりません。まずは、自分の考えやブライダル業界について知っている情報を整理することが重要です。
また、志望動機は面接で「なぜ他社ではなく弊社を志望しているのですか?」「その職種を志望している理由は何ですか?」と限定的な聞かれ方をする場合もあります。ここで3つのポイントについて整理しておくことで、面接でのさまざまな角度の質問にも備えられます。
ぜひ、以下の3つのポイントについて自分の考えを整理したうえで、志望動機の作成に取り掛かってくださいね。
「ブライダル業界についてよくわかっていない」「業界研究をしてから志望動機を考えたい」といった人には、こちらの記事がおすすめです。
ブライダル業界の実態に迫る! 仕事の内容や7つのトピックを解説
なぜブライダル業界なのか
就活生にとって就職する業界の選択肢は幅広くありますよね。数々の選択肢の中から、ブライダル業界を選んだのはなぜでしょうか。
「人を喜ばせる仕事がしたいから」では、理由として不十分です。なぜなら、人を喜ばせる仕事はブライダル業界に限らず、さまざまな業界の仕事にも通じるからです。
たとえば、テーマパークの仕事も「人を喜ばせる仕事」といえますが、テーマパーク業界ではなくブライダル業界で働きたいと思うなら、「人を喜ばせたい」以外の理由があるはず。
自問自答を繰り返して、ほかの業界ではなくブライダル業界を志望している明確な理由を見出しましょう。ブライダル業界ならではの魅力を見つけるために、注目するべきポイントを2つ解説するので参考にしてくださいね。
注目ポイント①社会においての役割
どんな仕事も社会に対して何かしらの貢献を果たしています。では、ブライダル業界はどのように貢献しているのかを考えてみましょう。
たとえば、重大な社会問題である少子化を解消する方法として、婚姻数を増加させる対策が考えられます。そんな中ブライダル業界は、婚姻数の増加につながる事業を展開しています。結婚相談所やマッチングアプリなどの婚活サービスがその例で、利用者は増加中です。
また、ブライダル業界が魅力的な結婚式を提供することは、人々の結婚に対する価値観を前向きなものへと変化させることにも間接的につながるといえます。これらはブライダル業界だからこそ果たせる社会における役割といえるでしょう。
注目ポイント②顧客との関係性
ブライダル業界に限らず、どんな業界でも顧客という重要な存在がいます。顧客との関係性に注目してみると、ブライダル業界の特異性が見えてきます。
ブライダル業界のおもな顧客は結婚式をおこなう新郎新婦ですが、新郎新婦にとって結婚式は一生思い出に残る重大なイベントです。金額も大きく、日用品の買い物とはかける想いやこだわりの強さは違います。
ブライダル業界で働くなら、その強い想いを受け止めて、期待を上回るようなサービスを提供しなければなりません。プレッシャーは大きいですが、準備から結婚式当日までの長い期間の中で信頼を獲得していけば、ほかの業界の仕事では築けないような深い絆を結べます。
- ブライダル業界ならではの魅力って何だと思いますか?
非日常的な特別感のある空間で働ける
ブライダル業界の魅力の一つは、おしゃれなテーブルコーディネートやかわいいブーケ、華やかなドレスなどが身近な存在になることではないでしょうか。
結婚式はハレの日。顧客にとってはほとんど一度きりの貴重な経験になりますが、顧客を支えるスタッフはその非日常を日常的に体験します。テンションが上がりますね。
華やかな世界を垣間見れるのはブライダル業界ならではの役得です。ほんのひととき、細々とした日常を忘れて、夢の時間を過ごせるって素敵ですね。
また、結婚式ほど多くの笑顔に囲まれる仕事はそうそうありません。幸せのお裾分けに預かれ、自身も幸せな気持ちになれます。
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なぜその会社なのか
「結婚式に携わる仕事がしたい」という希望を叶えられる企業は、志望企業に限らずたくさんありますよね。では、志望企業を選んだ動機には、ブライダル業界で働きたい理由とはまた異なる理由があるはずです。
面接では、「なぜ同業他社ではなく当社を選んだのですか?」と志望動機を掘り下げられる場合もあります。志望企業ならではの魅力に着目し、明確な回答ができる人は、入社意欲の高さが伝わり好印象です。
そして、志望企業ならではの魅力を見つけるには、企業分析が欠かせません。企業への理解度を確かめつつ、志望企業ではなくてはならない理由を自分の考えの中から見出しましょう。
注目ポイント①結婚式のスタイルの違い
結婚式にはさまざまなスタイルがあり、企業によって得意としているスタイルが異なります。そのため、各企業が得意としているスタイルを比較してみると、企業同士の違いが見えてきますよ。
結婚式のスタイルは、式場の種類と挙式の種類のかけ合わせで決まっています。そのため、式場と挙式それぞれの種類を確認しスタイルを見極めましょう。
結婚式場の種類 | 挙式の種類 |
---|---|
専門式場 ホテル ゲストハウス レストラン | 教会式 人前式 神前式 仏前式 |
企業がどのスタイルの結婚式を得意としているのかは、入社後自分がどんな結婚式を顧客に提供できるのかにかかわります。自分が携わりたいスタイルの結婚式の運営が志望企業でできるのであれば、志望動機の題材になります。
注目ポイント②提供できるプランの違い
ブライダル各社は、顧客に他社ではなく自社を選んでもらうために、さまざまなプランを設定しています。「このプランなら顧客を満足させられそう」「このプランなら顧客に自信を持って勧められる」というプランがあれば、志望動機の題材になり得ます。
最近では、「身内だけのカジュアルな結婚式をしたい」「なるべく費用を抑えたい」といったニーズに応える新しいスタイルの結婚式も多くおこなわれています。
「今世間には結婚式に関するどんなニーズがあるのか」「現代のニーズに応えるためのプランを提供できているか」に注目してみると、各企業の将来性や自分の価値観とのマッチ度が明らかになりますよ。
注目ポイント③キャリアステップの違い
キャリアステップとは
一つの企業の中で辿るキャリアの順序や道筋
「ウェディングプランナーだけでなく、ドレスコーディネーターやフラワーコーディネーターも経験してみたい」という人もいれば、「なるべく早く式場支配人に出世したい」という人もいますよね。
このようなキャリアに関する希望を実現できるかどうかは企業によって異なります。衣装や花々の取り扱いを外部に発注している企業であれば、企業内に在籍しながらドレスコーディネーターやフラワーコーディネーターにジョブチェンジをすることができません。また、出世のスピードに関しても企業の社風や方針によって異なります。
そのため、自分の希望のキャリアステップが叶えられるのであれば、その会社でなくてはならない理由の一つになります。
「なぜその会社なのか」を一言で言い表すのは難しいですが、ここまで解説してきた注目ポイントを踏まえていくつかの理由を組み合わせれば、説得力のある理由になりますよ。
- ブライダル業界の会社は正直どこも似たり寄ったりに思えて、待遇以外の違いが見つかりません……。
各社の「サービスを提供する想い」を見比べてみよう
「結婚式を提供する」というサービスの主な部分が同じなので、違いがわかりづらいですよね。
そんなときは、各会社の「サービスを提供する想い」を知ることが大切です。
想いは、各社のHPの経営理念やトップページ、代表挨拶に記載していることが多いので、まずは確認してみましょう。提供している商品は同じでも、提供する想いが違うと提供方法が違ってきます。
たとえば、「良き出会いから人生の最大イベントの結婚式までお手伝いしたい」と掲げている企業であれば、結婚相談所も運営し、出会いのサポートからおこなっているでしょう。
各社の想いを確認して、あなたの価値観や想いに合うかもチェックしてみてくださいね。
ブライダル業界に就職した後のキャリアについて考えられていない人もいますよね。こちらの記事を参考にして、自分がどのようなキャリアを築いていきたいのか考えましょう。
キャリアビジョンとは|就活のプロが意義と描き方を徹底解説!
特別な動機がなくても、ツールを使えば採用される志望動機が作れます
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なぜその職種なのか
応募方法は企業によって異なりますが、総合職として配属されて入社後に配属先が決まるケースもあれば、職種をあらかじめ特定して選考を受けるケースもあります。また、選考時に「どの職種を希望していますか?」と聞かれることも。
明確な回答をして、自分の希望の職種に就くためにも、なぜその職種なのかを明らかにしましょう。
注目ポイント①仕事内容
まずは、各職種の仕事内容に注目してみましょう。「結婚式を成功させる」という共通の目標はあるものの、それぞれの職種が担っている役割やタスクは異なります。
自分がやりたいこととマッチしているのであれば、その職種でなければならない理由になるので、自分の志望している職種の仕事内容を改めて確かめ、やりたいと思う明確な理由を見出しましょう。
職種 | 仕事内容 |
---|---|
ウェディングプランナー | 式場見学やブライダルフェアを通じて新規顧客との接点を作り、自社の結婚式プランを提案する。 契約後は、式の内容を決めるために新郎新婦と打ち合わせを重ねて、決定した内容を実現させるために各部署と連携しながら準備を進める。 当日の式を統括する役割を担う場合もある。 |
ドレスコーディネーター | 新郎新婦の結婚式での衣装を選ぶサポートや当日の着付けを担当する。 |
フラワーコーディネーター | 新郎新婦との打ち合わせで会場のデザインを決め、当日までに必要な花々を準備し、セッティングをおこなう。 ブーケや新婦の髪飾りを制作することもある。 |
アテンダー | 結婚式当日、新郎新婦の近くに常に待機し、タイミングを見ながら起立や移動を促して、式がスムーズに進むようにサポートする。 |
バンケットスタッフ | 披露宴で飲み物や料理を運ぶ役割。 ドリンクの注文に応じたり、空いたお皿を適切なタイミングで下げて、ゲストが快適に過ごせるようにもてなす。 |
新卒の社員がもっとも配属される可能性が高いのがウェディングプランナーです。以下のQ&Aで、ウェディングプランナーについてさらに詳しく押さえておきましょう。
注目ポイント②活かせる強み
自分の強みを活かせる職種であれば、企業にとってもメリットになり、自身もやりがいを感じながら働けます。
そのため、各職種で求められる強みに注目してみましょう。該当する強みを自分が発揮できるのであれば、志望動機になるだけでなく、会社側に自分を採用するメリットを示せて自己アピールにつながりますよ。
職種 | 活かせる強み |
---|---|
ウェディングプランナー | ・傾聴力があり新郎新婦のニーズを引き出せる ・アイデアを出すのが得意 ・慎重にミスのない仕事ができる |
ドレスコーディネーター | ・トレンドに敏感 ・式の雰囲気や顧客の好みにあった衣装を提案できる |
フラワーコーディネーター | ・重いものを持ち運べる体力がある ・几帳面で仕事が丁寧にできる |
アテンダー | ・細かいことにまで気配りができる ・緊張感のある場面でも冷静に落ち着いて行動できる |
バンケットスタッフ | ・ゲストのさまざまな要望に臨機応変に対応できる ・ゲストに対して丁寧な作法や言葉遣いを徹底できる |
- ブライダル業界の総合職を志望している場合は、志望動機でどんなことをアピールすれば効果的でしょうか?
主体性・多様性・自律性の3つが鍵
総合職とは、その事業を主体的に推進していく企業経営において重要な役割を担っています。したがって、志望動機でアピールしたい点としては、主体性・多様性・自律性の観点が効果的かと思います。
主体性は自らその事業を推進していく姿勢、多様性はその事業を広い視野で俯瞰できる視座、自律性は自ら意思決定しコントロールできる力です。
それぞれの意味合いに沿った自分の性質や価値観を、経験に基づきアピールできるとより効果的です。
特別な動機がなくても大丈夫!
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「第一志望以外の志望動機が思い浮かばない……」と感じたことはありませんか?そんな時にぜひ活用してほしいのが「志望動機作成ツール」です。
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志望動機で困ったら、まずはツールを活用してみましょう。
(人材業界の場合)
就活のプロが教える! 志望動機を書く前に知っておきたいブライダル業界の新情報
繰り返しになりますが、熱意が感じられてかつ説得力のある志望動機にするには、仕事への深い理解が欠かせません。そして深く理解するためには、業界の最新の動向についても押さえておく必要があります。
そこでここでは、ここまで解説してきた情報に加えて、志望動機を書く前に知っておくべきブライダル業界の新情報をキャリアコンサルタントの杉原さんが解説します。
アドバイザーコメント
杉原 美佐子
プロフィールを見る常に更新され続けるブライダルの流行を先取りしていこう
結婚式といえば昔は豪華一点ばりでしたが、近年は近親者のみ、レストランで会食のみなどのシンプルな式も増えました。雰囲気のある野外で写真を前撮りする光景もよく見られます。
時々撮影に遭遇して、よくこんな場所を知っているなと感心することもしばしば。ブライダルフラワーも、生花ではなくドライフラワーが用いられるようになってきました。結婚式にも流行り廃りがあります。
しかし、最新の流行はその時点で最新でなくなります。どこも一斉に飛びつくので、次の「最新」を打ち出さないといけません。
海外のロイヤルファミリーの結婚式は要チェック
新しいところでは、2023年6月にヨルダン王室の皇太子の結婚式がありました。世界各国の王族が集まり、その規模は一般のウェディングとは桁外れです。
ロイヤルウェディングのドレスやブーケは世界的に影響を与えるので、次の流行を作り出すなら要チェックです。
日本のみならずこうした海外の結婚式にも精通していると、見識の広さをアピールできたり、情報収集能力や提案力があったりすることを訴えられます。
以下の記事ではブライダル業界の実態について詳しくまとめているので参考にしてみてください。
ブライダル業界の実態に迫る! 仕事の内容や7つのトピックを解説
受かるブライダル業界の志望動機の3つの条件
受かるブライダル業界の志望動機の3つの条件
- 要点が絞られている
- 意欲や熱意が伝わってくる
- 業務への理解がある
「なぜブライダル業界なのか」「なぜその会社なのか」「なぜその職種なのか」の3つのポイントについて整理できたなら、志望動機の題材がそろった状態です。
ただ、どんなに良い題材が見出せていても、企業に送る文章や口頭での説明の仕方に問題があって、不合格となってしまうケースがあります。
受かる志望動機にするために、企業に伝える際は以下の3つをクリアした伝え方を徹底しましょう。
①要点が絞られている
ブライダル業界は比較的新卒採用に力を入れている業界ということもあり、毎年多くの就活生が選考を受けています。各企業の元には多くの履歴書やエントリーシート(ES)が届いているはずです。
そのため、採用担当者が一つひとつの志望動機にじっくり目を通せていない可能性も考えましょう。短時間であっても印象を残すためには、要点は絞った方が効果的です。
「志望動機は貴社の社員の人柄が良く、またプランも魅力的で……」といくつも動機を述べると、要点がわかりづらくなり、短時間で読み上げたい採用担当者には刺さらないでしょう。欲張らずに要点を特に伝えたいことに絞ったうえで、作成に取り掛かりましょう。
志望動機で盛り込むべき要素はこちらの記事で解説しています。絞るのが難しいという人は、こちらの記事を参考にして要点を整理してみましょう。
志望動機はこの構成で決まり! 盛り込む6要素と伝える順番を解説
②意欲や熱意が伝わってくる
ブライダル業界は激務な仕事としてよく挙げられるほど、働く人への負担が大きい業界です。最近は働き方改革の影響で、働きやすくなっている企業も多くあるものの、いずれにせよ大事なイベントを成功させなければならない責任や、ミスが許されないプレッシャーを背負って働かなければならないことは変わりません。
興味本位でブライダル業界に入っても長続きはしないでしょう。一方で、ブライダルの仕事に対する意欲や熱意がある人であれば、困難な場面でも乗り越えられると期待できます。
「ルーティンワークは嫌だから消去法としてブライダルを選んだ」のような志望理由では、ネガティブな印象を持たれてしまいます。志望動機は全体を通してなるべく前向きな内容になるように注意し、ブライダルへの仕事への意欲や熱意を伝える言葉も盛り込みながら作成しましょう。
顧客の人生の最大イベントの一つである結婚式に携わりたいという高い意欲と強い熱意によって、心のこもった新たなサービスの提案やアイデアも生まれてきます。
だからこそ、志望動機では失敗が許されない一大イベントに携わるプレッシャーを跳ねのけるくらいの意欲や想いがあるのかが重視されています。
以下の記事では、激務な仕事を入社前に見極める方法を解説しています。激務なブライダル企業は避けたいという人は、ぜひチェックしてくださいね。
激務といわれる業界12選|無理せず自分らしく働ける環境の見つけ方
③業務への理解がある
業務への理解があるということは、企業や業界に対して勉強していることの表れで、企業からすればそれだけの手間や時間をかけるほどこの仕事にかける想いの大きさが感じられます。
志望動機は業務への理解を示せるチャンスです。「業務のどんな点に魅力を感じたのか」「自分の強みをどう活かして働きたいのか」などの要素を盛り込みながら、業務への理解を効果的にアピールしましょう。
業務は、企業や職種によって異なります。まずは、ブライダルがどのような事業なのか、どのような職種があるのかなど大枠を理解し、各企業の採用ページを参照したり、インターンや説明会に参加して実際の業務内容を理解しましょう。
業務への理解を深める方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
業務内容は事業内容や職務内容とは違う? 関係性や具体例を解説
アドバイザーコメント
小峰 一朗
プロフィールを見る結婚式という一大イベントを任せるに足る人材であることを示そう
ブライダル業界の大きな特徴としては、結婚式という新郎新婦にとって人生の一大イベントを提供していくところにある思います。
結婚式は、お金もかかれば、時間もかかり、多くの人もかかわる人生最大のプロジェクト。ブライダル業界で働くというのは、その大きなプロジェクトの一翼を担うということです。
重要な観点は「誠実性」「貢献性」「共創力」の3つ
企業としてはその一翼を任せられる人材を採用したいわけです。その人材に求められる要素としては、企業によっても変わるところもありますが、共通していえる観点として「誠実性」「貢献性」「共創力」があると思います。
「誠実性」とは、正直になんでも伝え合える信頼感のある態度です。「貢献性」とは、自分や企業の利益を優先するのではなく相手のためを想い行動できる姿勢です。「共創力」とは、新郎新婦とともに人生最大のプロジェクトを推進し、結婚式というアウトプットを創りあげる力です。
これらの観点について、しっかり意識していることが見えて成長が期待できる志望動機が作れるとより良いかなと思います。
タイプ別! ブライダル業界の志望動機の例文8選
ブライダル業界の志望動機を書く際には、3つの切り口が考えられます。
ここでは、それぞれの切り口からどんな構成で志望動機が書けるのかや、実際に各タイプの構成に沿って作成した例文10選を紹介します。
例文を参考にして、ブライダル業界の志望動機のイメージをつかみましょう。
過去の出来事を題材にした例文
過去の出来事を題材にしたブライダル業界の志望動機の構成
- ブライダル業界に魅力を感じたきっかけ
- エピソードの具体的な説明
- ブライダル業界で働く決意
ブライダル業界を志望するきっかけになった出来事が過去にある場合は、その出来事を題材に志望動機が組み立てられます。
きっかけとなる実際の出来事を原体験といいます。原体験が盛り込まれていると、志望動機がほかの人と差別化されやすくなるため、原体験はぜひアピールしましょう。ただ、「ゲストとして参列して感動した」といった感想に終始すれば、サービスを提供する側になろうとする決意は伝わりません。
結婚式の良さを伝えるだけでなく、運営に携わろうと思った理由が伝わる内容にしましょう。
- 結婚式に参加したことがなく、原体験がありません。原体験がない志望動機はまずいでしょうか?
正確な情報を理解したうえで志望していることが示せれば問題ない
原体験がないと志望できないなら、世の中なれない職業だらけになってしまいます。そこは心配しなくても大丈夫。もちろん実際に体験していた方が良いですが、大切なのは職業理解です。
実際の業務はどのようなものか、1日の勤務実態はどうなのかといった具体的な情報を得ましょう。
たとえ結婚式に参列したことがあっても、思い込みと事実誤認だらけの志望動機は、何一つアピールになりません。
職業理解不足は、入社後のアンマッチを引き起こし早期離職につながります。本人、企業側のどちらにとっても良い結果になりません。
きちんとリサーチして、正確な情報をもとに志望するなら、この職を志望する動機は本物と判断されます。
例文①結婚式への参列経験
例文①
私がブライダル業界を志望しているのは、従妹の結婚式に参列して自分も結婚式の運営に携わりたいと思ったためです。
式場のスタッフのスムーズな進行や演出のおかげで、とても楽しく感動的な時間を過ごすことができました。
後日従妹と話した際、「プランナーの人たちがとても親身に相談に乗ってくれ、当日も緊張したけど安心感があった。これからつらいことがあっても、結婚式を思い出したら頑張れそう」と言っていて、結婚式をやる意味やそこにかかわるスタッフの責任の大きさを知りました。
責任が大きくプレッシャーがかかる仕事だと思いますが、その分新郎新婦にとってかけがえのない時間を一緒に作り上げるやりがいのある仕事だと思っています。
私はプレッシャーに強く、人のために尽くすことが好きな性格です。新郎新婦にとって一生大事な思い出となるような結婚式の準備を、貴社の一員としてサポートしたいと考えています。
上記例文の良い点は、「結婚式を思い出したら頑張れそう」という言葉から結婚式をやる意味あいを見出している点です。
ただの一大イベントではなく、新郎新婦にとっての今後の人生への意味づけを一緒に作りたい、といった意図をアピールしていくと良いでしょう。
例文②インターンでの経験
例文②
私がブライダル業界を志望したきっかけは、結婚式場でインターンとして働いたことが挙げられます。
大学3年生の前半で結婚式のインターンに参加し、ウエディングプランナーの方のサポートをさせていただきました。もともとウエディングプランナーには興味があったものの、想像以上の忙しさで心が落ち込むこともありました。
しかし、挙式当日は心の底から感動し、加えてその挙式の運営に携わらせていただいていることに大きな誇りを感じました。
この経験から、より多くの人に満足していただける挙式を作りあげたいと思い、ブライダル業界を志望いたしました。
繁忙期は休む暇もないほど忙しく、そして責任感が大きい仕事だと思います。それでも挙式に参加される方々を第一に考え、誰もが満足する挙式を挙げられるよう努めてまいります。
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企業ならではの魅力を題材にした例文
企業ならではの魅力を題材にしたブライダル業界の志望動機の構成
- 企業の魅力に感じているポイント
- 魅力に感じている理由
- 自分なりの貢献の仕方
企業ならではの魅力を題材にした志望動機では、企業のことを深く理解しているアピールができます。また、魅力に感じた理由を伝えることで、自分の価値観や志向性を示せます。
価値観や志向性は企業とのマッチ度を測るうえで重要な要素なため、企業側も重視しています。企業の社風や理念を踏まえながら、マッチ度の高さをアピールしましょう。
例文③企業理念への共感
例文③
私が御社を志望した理由は、御社の企業理念に非常に共感したからです。
御社は「『一生に一度を始める日』をサポートする」という企業理念を掲げ、日々事業に取り組まれていると思います。私もその企業理念に共感しており、その一員として取り組みたいと考えています。
御社の企業理念に共感した背景には、姉の出産があります。2年前、姉が第一子を出産しました。そして、その日は生まれた子の始まりの日でもあります。
出産の日、その病院の看護婦さんたちが「この子が生まれる日は一度きりだから」と、手厚いサポートをしてくれました。
この言葉に非常に共感し、私自身免許を持っていないため看護婦にはなれないが、同じように人生に一度の日をサポートしたいと思うようになりました。
このような想いから、御社に入社後は新郎新婦、親族、参列された方々の一生の記憶に残るよう精一杯サポートしたいと考えております。
企業理念は、企業の価値観を示しています。価値観が近い人が集まらないと、皆同じ方向を向けず、企業は目標達成が困難になります。
同じ価値観だとアピールしつつ、それに基づく具体的行動をしっかり考えましょう。
例文④事業の将来性への期待
例文④
私が御社を志望した理由は、御社が取り組む国際結婚向けのサービスに将来性を感じており、私もその一員として働きたいと思ったからです。
御社は和装の挙式・披露宴をメインに取り組み、その中で国際結婚をされた方向けのサービスも手掛けています。この取り組みは、今後さらに拡大することが期待できるのではないかと考えています。
このように思った背景には、外国人の友人が挙げられます。その友人はアメリカ出身なのですが、神社や浴衣など、日本の文化に興味を持っており、将来は日本で結婚式を挙げたいとも言っていました。
このような考えを持つ外国人は彼だけではないはずです。この取り組みをさらに多くの人に知ってもらうことで、御社のさらなる拡大が期待できると考えています。
御社に入社後は、広報部への配属を志望しております。日本が好きな外国人に向けて情報を発信し、御社の拡大に貢献できるよう努めてまいります。
職種ならではの魅力を題材にした例文
職種ならではの魅力を題材にしたブライダル業界の志望動機の構成
- 職種の魅力に感じているポイント
- 魅力に感じている理由
- その職種での自分ならではの活躍の仕方
職種を特定した採用や採用コースを選択できる場合は、その職種を選んだ理由を志望動機として用意しておきましょう。
前提として、その職種に就いた場合、どのような仕事に従事するのかやどのようなキャリアが設計できるのかを理解している必要があります。理解を進める中で感じた魅力を題材に、自分ならではの活躍の仕方を示しながら志望動機を作成しましょう。
例文⑤総合職
例文⑤
私が御社の総合職を志望したきっかけは、企画の立案に携わりたいと考えており、御社の企画立案力が非常に優れていると思うからです。
私は大学3年生で学園祭の実行委員として、企画の役割を担いました。0から企画を考えるのは難しくて苦戦しましたが、非常に楽しかったことを覚えています。
企画を考える際、私たちがやったことはとにかく思い付いたことを付箋に書き、それらをグループ分けして集約するということです。この取り組みにより、これまでやったことのない企画が考えられ、参加者の方々にも満足していただけました。
そして、御社はウエディング業界にとどまらず、日本でもトップクラスの企画力と言われているかと思います。
御社に入社後は、これまでのやり方に加えて、御社が採用する方法を柔軟に取り入れて、さらに面白いアイデアを考えていきたいと思っています。
総合職は、管理部門・企画・マーケティングなど、当日の結婚式を開催するための縁の下の力持ちの役目をする部署となります。
専門職ではなくどうして総合職を志望するのかを具体的に理由を合わせて記入するようにしましょう。
例文⑥ウェディングプランナー
例文⑥
私がウエディングプランナー職を志望した理由は、一生に一度であり、新郎新婦の晴れ舞台でもある挙式・披露宴を最高の思い出となるものにしたいと考えているからです。
2年前、私の兄が結婚式を挙げました。その際、私も涙が出るほど感動しました。後日、兄に話を聞いたところ、担当のウエディングプランナーに恵まれて、予算内で思い通りの結婚式ができたとのことでした。
この話を聞き、私も兄の担当をしたウエディングプランナーさんのようになりたいと思い、志望しました。
未経験であるため、最初は思い通りにならないこともあると思います。その中でも先輩のアドバイスを素直に聞き入れ、新郎新婦を心から満足させられるようなウエディングプランナーを目指したいと考えています。
上記例文の良い点としては、最高の思い出を予算内で思い通りに実現し心から満足させられるプランナーになりたい、というように価値観に根差した「なりたい姿」が見える点です。
ただ「なりたい姿」をアピールするのではなく、自分の価値観や適性など根拠を示すと、より説得力のある志望動機になると思います。
例文⑦ドレスコーディネーター
例文⑦
私がドレスコーディネーター職を志望した理由は、新郎新婦にピッタリなドレスをコーディネートして、衣装とともに一生に一度の思い出を作ってほしいと考えているからです。
私は中学生の頃から服が好きで、自分なりのおしゃれを追及してきました。その中で、友人から服をコーディネートしてほしいと依頼されることが増え、友人の服選びについて行くことも増えました。
そして、あるとき結婚式を控えた友人から「一緒にドレス選びをして欲しい」と依頼されたことがあります。一生に一度の行事であるため大きな責任を感じましたが、私が選んだドレスを着て入場したときは涙が出るほど感動しました。
御社に入社後はこのような経験を活かして、新郎新婦にピッタリのドレスをコーディネートし、思い出の中にドレスも入れてもらえるように努めてまいります。
ドレス選びで喜ばれた経験とともに、ドレスの知識、たとえばフィッティングやカッティングについて語れるなど、専門知識があることを示し、差別化を図りましょう。自分が着るドレスではないので選ぶ際の理論が重要です。
例文⑧フラワーコーディネーター
例文⑧
私がフラワーコーディネーター職を志望した理由は、結婚式の「色」を作る重要で責任重大な仕事だと思っているからです。花が会場の雰囲気を作り、花によって結婚式の色が変わると思っています。
私はこれまで2つの結婚式に参列したことがあります。どちらも雰囲気が大きく違ったのですが、その要因の一つに花が挙げられると思いました。
結婚式では花はサブ的な役割だと思われがちですが、私はメインと言っても過言ではないほど大切だと思います。
御社に入社後は、まずは花選びの重要性をわかりやすく説明し、そのうえで新郎新婦の雰囲気に合う花を積極的に提案したいと考えております。
上記の例文のように、フラワーコーディネーターの仕事の重要性や必要な意義を自分の実体験や感じたことに絡ませて記載すると、読み手にしっかりと想いが伝わる志望動機になるでしょう。
また、フラワーコーディネーターの仕事に役立つ、色の意味の知識・手先の器用さ・演出デザインの創造力など、アピールできることがある人は忘れずに記載しましょう。
要チェック! ブライダル業界のNG志望動機
志望動機は熱意や意欲、企業への深い理解を示して高評価が獲得できる場合もあれば、反対に一気に印象を落としてしまうこともあります。
特にここで取り上げる2つは、ブライダル業界の志望動機で起こりがちなNGパターンなので要注意です。NG志望動機もチェックしたうえで、志望動機の作成に取り掛かってくださいね。
結婚式が好きなだけで働くことへの意欲が感じられない
働くことへの意欲が感じられない例
昨年友人の結婚式に参列しました。結婚式に参加するのは初めてでしたが、幸せそうな新郎新婦を見て自分も温かい気持ちになり、結婚式はとても素敵なイベントだなと思いました。
そのため、結婚式に携わる仕事がしたいと考えています。
結婚式に参列して感動した経験がある人は大勢いますが、その誰もが「結婚式の運営側をやりたい」とは思うわけではありません。企業が知りたいのは、結婚式に対する印象ではなく、なぜ運営に携わろうと思ったのかです。
結婚式を運営するにあたっては、顧客側からは見えない苦労や大変さがあります。結婚式が好きという想いだけでは就職後のさまざまな苦労を乗り越えられない可能性が高く、好印象は残りにくいです。
運営に携わろうとしている理由を述べて、働くことへの意欲を示しましょう。
上記の例文だと、結婚式に携わりたい理由に根拠がなく希薄な動機に見えてしまうので、あまり強い動機はないのかなと評価してしまうかもしれません。
結婚式のどこが素敵だと感じて、それをどうして仕事に選びたいと思ったのか、単なる興味だけでなく自分の価値観や適性を踏まえた根拠をしっかり記載してほしいですね。
ブライダル業界ならではの理由になっていない
ブライダル業界ならではの理由になっていない例
人の役に立つ仕事がしたいと思い、ブライダル業界を志望しました。
私は、2年前から老人ホームでボランティアを続けるなど、人の役に立つことに幸せを感じる性格です。
ブライダル業界の仕事は、新郎新婦やゲストを幸せにできて、やりがいの感じられる仕事だと思います。貴社の一員として、多くの人の役に立つ仕事をしたいです。
「人の役に立ちたい」という希望であれば、ブライダル業界でなくとも叶えられます。そのほか、「人を幸せにする仕事がしたい」「ホスピタリティ精神を発揮したい」などの理由もブライダル業界ならではとはいえません。
企業が志望動機を通して知りたいのは、ほかではなくここを選んだ理由です。その意図に対して的確に答えるためにも、ブライダル業界でなくてはならない理由を志望動機として述べましょう。
結婚式はやり直しができません。ミスは一生の思い出の傷になり、謝って済むものではありません。だからスタッフは細心の注意を払って仕事をしています。この例はブライダルの仕事の本質を理解していないと感じます。
熱量たっぷりの志望動機を武器にブライダル業界の選考を突破しよう
ブライダル業界では、重大なイベントを任されるプレッシャーを乗り越えるほどの熱量のある就活生を求めています。そして志望動機は、熱量を存分にアピールするチャンス。熱量たっぷりの志望動機が作成できれば、選考突破を目指すうえで強力な武器になります。
ブライダル業界で活躍しようとする意志や貢献したいという意欲の詰まった志望動機に仕上げて、志望企業の内定をつかみましょう。
アドバイザーコメント
加藤 賀子
プロフィールを見るブライダルへの熱い想いを志望動機に存分に込めよう
志望動機は、「なぜこの仕事なのか」「なぜこの会社なのか」という熱い想いを伝える機会です。
親族や知人の結婚式に参列したり、ドラマなどの挙式シーンを見たことがブライダル業界を志望するきっかけになった人も多いのではないでしょうか。
きっかけは、上記のような日常の一場面であったとしても、実際に受けようという結論に至るまで、自分自身と対話を重ねたはずです。その対話の中で生まれた自分の熱い想いや考えを、要点をまとめて文字にすることが難しいと感じるかもしれません。
客観的な視点も忘れずに!
そんなときは、ぜひ、大学のキャリアセンターなどを利用して、客観的な目線も交えて、自分の想いや考え、意欲を整理するようにしましょう。
自分ではすごく良い志望動機だと感じていても、他人から見ると少し解釈しづらい文章になっていることは多々あります。客観的な目で見てもらうのはすごく大事なことです。
ぜひ、周りのサポートも利用し、納得がいく志望動機に仕上げ、自信を持って就活に挑んでください。あなたにとって素敵な社会人生活がスタートできることを心より祈っています。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Yoshiko Kato〇人材会社で約15年間、18,000人以上のキャリア相談を受けてきた。独立後は企業や大学、個人と契約し、キャリア構築の支援をおこなう。キャリアコンサルタント歴は20年以上
プロフィール詳細キャリアコンサルタント / システムエンジニア
Ichiro Komine〇大手電機メーカーでシステムエンジニアとして従事。若者の人生や成長にかかわりたいと思い、キャリアコンサルタントの資格取得。現在はコンサルティングや自己分析支援をおこなっている
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/2級キャリア技能士
Misako Sugihara〇石川県金沢市を拠点に15年にわたり就職支援に携わる。2年前からは転職支援も手掛けている
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