Q

大学3年生
女性

大企業と中小企業には、向き不向きがありますか?

現在大学3年生で、来年から本格的な就職活動が始まります。周りの友人は「大きい会社のほうが安定していそう」と大企業や大手などを中心に見ているようですが、私はまだ、大企業にするか中小企業にするのか決めかねています。

大企業と中小企業ではそれぞれ、どんな働き方や文化などの特徴があるのでしょうか? もし、企業の規模によって向き不向きがある場合、できるだけ自分に合いそうなほうで企業探しをしたいので、詳しく教えていただきたいです。

大企業と中小企業それぞれの特徴と、自分自身との適性を判断するコツなどについて、アドバイスをいただけますでしょうか? よろしくお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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企業規模によって向き不向きは存在する! 自身の特性を見極めよう

私自身、両方経験しています。大企業とベンチャー(中小企業)を経験している身としては、どちらが自分に合っているかというのをちゃんと見極めることがやはり大切だと感じています。

大企業の特徴としては、組織が大きく役割が細かく分かれていることが多いという所と、安定した経営基盤があるうえ、福利厚生や教育体制が充実している場合が多いのがメリットです。

一方で、意思決定に時間がかかったり、ルールや手続きが煩雑というか、厳格なので、そのあたりの自由度は低いでしょう。なので大企業は専門性を深めたい人や、安定した環境で長く働きたい人、ちゃんと教育して欲しいという人には向いていると思います。

裁量か安定か? あなたの望む働き方を選び取ろう

中小企業に関しては、一番大きな特徴は人数がまだ少ないので部門間の垣根が少なく、自分の裁量が大きく、スピード感があることです。

その反面、福利厚生や教育体制などが十分ではないので、自分で情報を収集し、能動的に動いていくことが活躍していくためには大切になります。

そのため、早く大きな経験を積みたい人や、裁量を持って仕事に取り組みたいという思考がある人には向いていると言えるでしょう。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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大企業か中小か? 自分のタイプを理解して最適な環境を選ぼう

大企業と中小企業(ベンチャー企業を含む)では、組織構造や文化が大きく異なるため、個人の志向による向き不向きは明確に存在します。

大企業の魅力は、役割が細分化されていることによる専門性の追求と、豊富な経営資源を活用できる点にあり、制度的安心感を重視する人に適しているでしょう。

一方、中小企業の特長は、職域横断で裁量を広げやすい環境にあり、自分でルールを作りたいタイプの人に向いていると言えます。

部署単位の解像度で判断して入社後のミスマッチを防ごう!

自身の適性を測る簡易的な指標として、「未知の業務に対するワクワク度合い」と、「意思決定速度へのストレス許容度」を自己採点してみると判断材料になります。

ただし、最近では大企業でも新規事業部門などは中小企業的な文化を持つ場合もあるため、企業単位だけでなく、部署単位での解像度で判断することが、入社後のミスマッチを防ぐうえで重要です。

大企業と中小企業の特徴や違いは次の記事で詳しくまとめています。それぞれの特徴やメリット・デメリットも解説しているので、自分にはどちらに就職するのが向いているのかを考えるための参考にしてみてください。

こちらの記事では大企業の定義を解説しています。中小企業や大手との違い、働くメリットも解説しているので、併せてチェックしてみましょう。

次のQ&Aでも大企業と中小企業で働くメリットの違いをキャリアコンサルタントが回答しています。違いを知りたい人は確認してみましょう。

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