Q
大学3年生
男性
プロから見た就職におすすめの業界はありますか?
就職活動を進めているのですが、調べれば調べるほどどの業界も魅力的だし、受けたくなってきます。
いろいろな記事を読んでいて、このメディアのアドバイザーさんが国家資格のキャリアコンサルタントの方で、直接質問できる機会があると発見しお伺いしたいのですが、皆さんから見たおすすめの業界をズバリ教えていただけないでしょうか?
自分的には将来性があって長く働ける、待遇が十分、やりがいがある、といったところが気になりますが、そこにぴったりマッチしていなくてもOKで、専門家の方から見るおすすめの業界というのを伺いたいです。
ぜひさまざまな視点から、ご意見をいただきたいです!
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
あなたがやりたい業界! 他人の意見に惑わされない
プロの視点から見たおすすめの業界は、ずばり「あなた自身がやりたいと思える業界」です。他人に勧められたという理由だけで選ぶと、入社後にギャップを感じ、後悔につながることが少なくありません。
学校や周りの人から「あなたにはこの業界が合うよ」といわれることもあるかもしれませんが、それはあくまで一つのきっかけとしてとらえ、鵜呑みにしないようにしましょう。
自分の軸に沿ってあらゆる企業の条件を調べよう
自身が挙げている「将来性があり長く働ける」「待遇が十分」「やりがいがある」という点は、すでに立派な仕事選びの軸です。その軸を基に、企業の10年後、20年後のビジョンを調べたり、労働条件をしっかり確認したりして、自分に合った業界や企業が見えてきます。
合同説明会などでさまざまな業界に触れ、「楽しそうだな」と感じる直感を大切にするのも良い方法です。
おすすめの業界はない! 自分が働く意識を持とう
「将来性があり、長く働けて、待遇もよく、やりがいもある……。」
そういった「おすすめの業界」は、残念ながら存在しません。この質問は、最も大切な「働く人自身」の視点が欠けているといえるかもしれません。なぜなら、これらの条件はすべて「働く人次第」で決まるからです。
どんなに良い条件の業界でも、本人の能力や適性がなければ、やりがいを感じることも、長く働き続けることもできません。自分に合わない人が入社しても、お互いにとって意味がないのです。
条件だけで選ばない! 自分と向き合って企業を探そう
「自分には合っていなくても、条件さえよければ良い」という姿勢は、採用側に対して失礼にあたる可能性があります。就職とは、自分の持つ能力や特性を十分に活かせる場所でおこなって、初めて意味を持つものです。
SNSなどで安易におすすめを探すのではなく、まずはあなた自身の特性と真剣に向き合うことから始めることをおすすめします。あなたにぴったりと合う業界こそが、あなたにとっての「おすすめの業界」なのです。
さまざまな業界を知りたい人や各業界の特徴をつかみたい人は、こちらの記事をチェックしてみてください。業界一覧やそれぞれの仕事内容、動向までを詳しく解説しています。
業界研究のやり方がわからない人は、次のQ&Aも参考にしてみてください。キャリアコンサルタントが業界研究のやり方を解説しています。
就活のプロからみたオススメしない業界については、以下のQ&Aを参考にしてみましょう。
あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
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