Q
その他
男性
ベンチャー企業あるあるを教えてください。
今度、ベンチャー企業への就職を検討しているのですが、インターネットなどでさまざまな「ベンチャーあるある」を目にして、実際の働き方がどんなものか気になっています。たとえば、「常にスピード感が求められる」「少人数で多様な業務をこなす」「福利厚生が整っていない」などがありましたが、これらは本当に一般的な「ベンチャー企業あるある」なのでしょうか?
もちろん、企業によって状況はさまざまだと思いますが、劣悪な環境だと仕事が続かないとも思っています。残業時間や休日出勤の実態、給与水準などが特に気になります。
ベンチャー企業で働くことのリアルな実態について、経験者の方や詳しい方からのアドバイスが欲しいです。「こんなはずじゃなかった」とならないように、入社前に知っておくべきことや、ベンチャー企業に向いている人の特徴など、具体的な情報を教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ベンチャーには規模や年数ゆえの特徴が多くがある
たしかにあるあるとして共通する傾向があったりしますが、それがそこをすべてに該当するわけではないというところを前提に伝えておきます。
リソースが基本的に限られている、少ない人数で回しているというところで、意思決定だったり、行動量が早く、PDCA(計画・実行・評価・改善)を素早く回していく文化が根付いているというところは共通事項だといえるでしょう。
あとは少人数で複数の業務をこなす多能工的に働くというところも特徴の一つです。職種の垣根が曖昧なこともよくあります。
特に創業初期であれば、営業、マーケティング、カスタマーサポート、採用などを一人で横断的にこなすこともあるので、柔軟性や主体性が問われるでしょう。
もう一つは福利厚生がまだ整っていないというところもよく挙げられるでしょう。残業や休日出勤については会社によってかなり差があるでしょう。
成果主義が非常に強くて、時間よりもアウトプットで評価される反面、仕事量が多すぎて、結果的に長時間労働になってしまうケースもなかにはあります。
給与に関しては創業初期は低い水準の場合もありますが、成果を出せば早期に昇給、あるいは役職に就けるといったチャンスが多くあるのも魅力の一つです。
ミスマッチを防ぐ! 情報収集して細かい部分を確認しよう
しかし、考えているのと実際に働いてみるのとではかなりギャップが生じる可能性があります。
「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、ぜひ選考時に実際の働き方やメンバーの雰囲気、あとは現状の制度設計というところをしっかり確認しておきましょう。
ベンチャー企業には変化が多い! 善し悪しを見極めよう
ベンチャー企業は、福利厚生などの制度が整っていないことが多いのは事実です。それは劣悪な環境というわけではなく、企業が成長段階にあることの証でもあります。
急成長中のITベンチャーなどでは、まるでサークル活動のように毎日が目まぐるしく過ぎていくこともあるでしょう。
給料はそこそこ良いかもしれませんが、突然事業がうまくいかなくなって資金不足に陥ったり、給与が減ったり、倒産したりすることも珍しくありません。また、経営者がいきなり変わる、といったダイナミックな変化も起こりえます。
安定志向には不向き! 自分の適性を見極めて決めよう
そうした変化やカオスを楽しめる人、短期間で多くの経験を積んでスキルアップしたい、将来は起業したいと考えている人には、非常に刺激的で魅力的な環境です。短時間でたくさんの経験ができるという点は、大きなメリットといえます。
しかし、安定した環境で着実に働きたいという人には、つらいかもしれません。ベンチャー企業で働くことを検討するなら、まずは自身の適性をしっかりと見極めることが何よりも重要です。
「ベンチャー企業は危ないからやめておけ」と耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。しかし、全てのベンチャー企業が危ないわけではありません。こちらの記事では、危ないベンチャー企業の特徴や見極め方を解説しているので、気になる人はチェックしてみましょう。
ベンチャー企業に興味のある人は次の記事も読んでみてください。ベンチャー企業のメリットやデメリット、向いている人の特徴を解説しています。
これから伸びるベンチャー企業の見つけ方については、こちらのQ&Aを参考にしてみてください。キャリアコンサルタントが質問に回答しています。
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