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ガクチカでサークル活動に関する嘘はバレますか?
就職活動を控えている大学3年生です。ガクチカでサークル活動について書こうと思っているのですが、正直あまり熱心に活動していませんでした。そのため、少し盛って書こうか、いっそのこと嘘を書いてしまおうかと悩んでいます。
もし嘘を書いた場合、企業にバレてしまうことはあるのでしょうか?また、バレた場合、どのようなリスクがあるのかも知りたいです。
やはり盛って書くことや嘘を書くことは避けるべきなのか、アドバイスをいただけますでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
嘘はバレる可能性が高い! 小さな経験を解像度高く語ろう
結論として、高確率でほころびは出るものなので、嘘は避けるべきです。というのも、面接官は深掘りで「時系列」「役割分担」「具体的な数値(人数・予算・期間)」「あなたが意思決定した瞬間」などを聞いてきます。嘘や過度な盛りは、ここで矛盾が露呈してしまうのです。
さらに、OB・OG訪問で同じサークル出身者が社内にいれば照合される可能性もありますし、内定後のバックグラウンドチェックで不整合が判明すれば、内定取り消しのリスクもあります。
事実でない内容を盛るのではなく、「小さな経験を解像度高く語る」戦略に切り替えましょう。
たとえば、イベントの主担当でなくても「当日の導線整理を改善し、待ち時間を平均15分→8分に短縮した」など、Before/Afterと工夫のプロセスを丁寧に示せば十分評価対象になります。
サークルのエピソードが弱いなら、学業・個人プロジェクト・資格学習・家庭の介護・アルバイトでの短期集中改善など、ほかの素材を掘り起こし、課題→行動→成果→学び(再現性)で語るほうが安全かつ説得力があるでしょう。
基本的には、虚偽の申告によって内定が取り消されるケースは極めてまれです。ただし、学歴詐称のような重大な経歴詐称はこの限りではありませんので注意してください。
悪質な嘘は内定取り消しにつながる場合も! 経験から得た学びを語ろう
たとえば、活動期間を少し長く話す(例:2週間の活動を1カ月と表現する)といった軽微な誇張は、面接で指摘される可能性はありますが、その際に滞在準備期間を含めたなど、合理的な説明ができれば大きな減点にはつながりにくいでしょう。後から事実が判明したとしても、それが内定取り消しの決定的な理由になることは少ないです。
一方で、受賞歴の捏造や、インターネットで見つけた他人の経験談を盗用するなど、事実を完全に歪曲するような悪質な嘘は、採用担当者に見抜かれる可能性が高くなります。面接での深掘りによって話の辻褄が合わなくなり、「この応募者は嘘をついている」と判断され、不合格になるケースは珍しくありません。
また、企業側の事情として、万が一採用側が嘘に気づかずに内定を出し、雇用契約を締結してしまった場合、後から虚偽を理由に内定を取り消すことには法的なリスクがともないます。裁判になった際に企業側が不利になる可能性があるため、内定取り消しの実行は非常に困難です。
結論として、嘘をつくリスクを冒すよりも、自身の経験を正直に、かつ深く掘り下げて具体的に話せるように準備するほうが、はるかに賢明でしょう。面接官は、華々しい経験そのものよりも、その経験から何を学び、どのように行動したかというプロセスを重視しています。
安易な嘘は危険!深掘り質問で嘘が見抜かれる
ガクチカでサークル活動に関する嘘がばれるか、という質問ですね。結論から言うと、事実確認をされて嘘がばれる可能性は低いですが、面接官からの深い質問に答えられず、話の辻褄が合わなくなったり、自信のない態度から「この話は本当ではないな」と疑われたりするリスクは非常に高いです。
それ以上に、そもそも自身が熱心に取り組んでいなかった活動を、無理にガクチカとして語るべきではありません。
熱量高く話せない経験よりも自信を持って伝えられるほかの経験を探そう
「サークル活動はガクチカに使いやすい」という先入観で、情熱を注いでいないことを無理に膨らませる努力は、効果的とは言えないでしょう。
それよりも、たとえ小さなことでも、自身が本当に好きで没頭したこと、時間を忘れて取り組んだこと、得意なことなど、「これならたくさん話せる」と心から思えるテーマを探すほうが、遥かに説得力のあるアピールにつながります。
面接で本当に評価されるのは、話の巧さではなく、あなたの経験からにじみ出る熱意と人柄だからです。
以下の記事では就活で嘘をつくことのリスクについて解説しています。また、盛ることについても言及しているため、「少しでも自分を良く見せたい」と盛ったり、嘘をついたりすることを考えている人は、目を通しておきましょう。
以下のQ&Aでは、サークル活動でガクチカを考えるときのポイントを解説しています。併せて読んでみてください。
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