この記事のまとめ
- 企業は就活生のパーソナリティを知るために特技を質問する
- 就活で伝える特技は7つの方法で誰でも簡単に見つかる
- 就活で「特技はありません」と述べるのは避けよう
- 自己分析ツール
たった3分で面接で使える"あなたの強み"がわかる!
この記事を読んでいる人におすすめ
面接や履歴書で特技について問われることも多く、「どんな特技なら好印象を残せるんだろう」「特技と言えるものがない」と悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。
就活でアピールする特技は、日々の生活などから誰でも簡単に見つけることができます。
この記事では、キャリアアドバイザーの小西さん、渡部さん、横山さんのアドバイスを交えつつ、特技の見つけ方やアピール方法について解説します。「特技がない」と悩んでいる人はぜひ実践してみてくださいね。
「特技がない人」には適切な見つけ方がある! 就活で刺さる特技を探そう
自分の趣味や日常生活に目を向けてみると、自分では当たり前と思っていたことでも、特技になることは大いにあります。
この記事ではまず、就活でなぜ特技が質問されるのかについて解説していきます。企業が求める意図を押さえれば、就活で伝えるべき特技を見つけやすくなりますよ。
そのうえで「特技がない」状態から脱却するために、特技の見つけ方について解説するので、就活でアピールする特技がないと悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
加えて、就活で使える特技50選と就活で使うべきではない特技を解説していきます。それぞれ注意点なども交えつつ解説していくので、見つけ方と併せて押さえていきましょう。
また、特技をアピールする際の例文も紹介していくので、参考にしてください。
こちらの記事でES(エントリーシート)に記載する趣味・特技を紹介しているので、併せて参考にしてくださいね。
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企業が特技を質問する4つの理由
企業が特技を質問する4つの理由
- アイスブレイクをするため
- 場に適したコミュニケーションが取れるかを見るため
- 継続力を知るため
- 人柄を知るため
企業によって特技の質問をする背景や理由は異なります。そのため、特技の質問が評価基準になる場合とならない場合が存在します。
意図を想定して回答することは難しいため、全ての意図を押さえておく必要があります。
次では、企業が特技を質問する4つの理由について解説していきます。
①アイスブレイクをするため
面接では開始して早々に志望動機を聞かれるわけではありません。就活生が緊張していることを想定して、なるべく話しやすい環境を作るためにアイスブレイクを実施します。
アイスブレイクとは
場の緊張をほぐすことでコミュニケーションを円滑にし、出席者が目的に応じた積極性を発揮できるようにする手法
面接におけるアイスブレイクで使用される題材は、天気や休日の過ごし方、時事ネタなどさまざまありますが、こうした題材の1つとして「特技」があります。
場の雰囲気を和ませる目的で特技を聞かれるので、選考の合否に影響が出るものではありませんが、面接の最初ということもあり、第一印象を左右する質問です。そのため、適切な特技を回答する必要があります。
アイスブレイクとはいえ、就活という真面目な場所に適した特技を回答する必要があります。
緊張して迎えた就職面接で、ほぐしてくれるかのような質問が飛んできたとしても、それは単なる糸口に過ぎません。
気を付けたいのは、緊張から解放された気になり、必要以上にリラックスしてしまうことです。面接は面接であって、雑談の場ではないことを忘れないでくださいね。
②場に適したコミュニケーションが取れるかを見るため
面接はコミュニケーションの場です。そのため、相手に合わせた回答をする必要があります。
特技ということもあり、ついつい話す内容に熱がこもってしまうこともありますが、周りの人がついていけなくなってしまっては本末転倒です。
単なる回答内容ではなく、「相手に伝わる内容か」「会話を続けやすい回答」になっているかなど、状況に適したコミュニケーションができるかどうかも見られるポイントの1つです。
面接では、テーマが何であれ、内容よりも話し方を見たいという場合もあります。
理路整然とわかりやすく話す力、話している際の印象や好感度、相手の話を聴く力などを職種に沿ったポイントで評価されています。
③継続力を知るため
特技は一朝一夕で身につけられるものではなく、一定期間続けたり、努力をした結果身につくスキルです。そのため、特技の質問は継続力を判断する1つの指標になります。
継続力は仕事でも使えるスキルのため、企業は特技の質問を通して、入社後の仕事ぶりを想像することができるのです。
自己PRの題材として多く使われている継続力ですが、企業にアピールできる継続力は大きく4種類存在します。次の記事では、継続力の種類やアピール方法を例文を交えて解説しているので参考にしてみてくださいね。
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継続力は幅広い業界や職種で評価されやすい力の1つです。企業が求める継続力を見極めてアピールしましょう。求められる継続力の見極め方やアピール方法、留意点をキャリアコンサルタントとともに解説します。例文を参考に人事に響く自己PRを作成しましょう。
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④人柄を知るため
特技の質問は、自己PRや志望動機と比較して、プライベートな質問です。回答を通して、企業は「どんなことに興味があるのか」「何に熱中して取り組んでいるのか」などを把握することができます。
そのため、就活生の素が出やすく、人柄を知る材料になるのです。人柄を知ることで、自社の社風にマッチするか、今いる社員と相性はいいかなどを判断することができます。
- 特技への向き合い方が社風とマッチしないということで、悪印象や低評価になってしまうことはあるのでしょうか?
悪印象や低評価にはならないが、社風は意識することが無難
特技そのものについて、印象が悪くなったり評価が低くなったりすることはないでしょう。
特技に答えられるということは、自己分析をしっかりとしている証と言えます。聞いている側は、学生の多様性を知れるでしょう。
ただ、十分に社風や歴史、雰囲気、世間一般から見られているイメージを調べたうえで、意識しながら答える方が無難です。
どの企業にも通じる重要なことは、特技であっても常に全力で取り組んでいるという姿勢です。特技であるがゆえに、手を抜くことなく向き合っていることをアピールしましょう。
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「特技がない」という回答はNG! 適切な方法で探してみよう
特技がないことから、「特技はありません」と回答することはNGです。どんな状況でも何かしらの特技を答える必要があります。
特技は学生のパーソナリティにフォーカスした質問です。「特技はありません」と回答してしまうと、「自己分析が足りていない」といった印象を与えたり、質問に対してきちんと回答することができないことで、「入社後も業務において、コミュニケーションを円滑に取れないのではないか」という印象を与えてしまいます。
そのため、「特技がない」という回答は避け、事前に面接で回答する特技を用意する必要があるのです。
特技がないと言われると、担当者は、その人はとても消極的な人だと感じ、謙遜とは受け取りません。
ドライな担当者は、本当に特技がないものとして話を進めていくので、特技がないとは絶対に言わないようにしましょう。
「特技がない」と悩んでいる人の多くが特技のハードルを上げすぎてしまっている可能性があります。就活でアピールする特技はそこまで高度なものを求められているわけではありません。
先ほど解説した、企業が特技を質問する4つの理由を踏まえれば、些細なものでも問題ないとわかりますね。
就活においては、周囲からの評価は関係ないので、裏付けを持って話すことができる「自分が得意だと思っていること」を特技としていきましょう。
次の記事では、「得意分野」のアピール方法や注意点を例文を交えて解説します。ぜひ参考にしてみてください。
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特技がない…そんな人でも必ず見つかるの7つの方法
特技を見つけるための7つの方法
- 長所を特技と言い換える
- 趣味から考える
- 学業・専攻から考える
- アルバイトから考える
- 自宅での過ごし方から考える
- 友人や家族に聞いてみる
- 企業の求める人物像から考えてみる
先ほど解説したように、就活で求められる特技はそこまで高度である必要はありません。だからこそ、日々の生活から特技と言えるものを見つけることができます。
次で解説している内容を参考に特技を見つけてみてくださいね。
①長所を特技と言い換える
面接で頻出の質問である「長所・短所」ですが、特技がない人は「長所」から考えてみることもおすすめです。たとえば、「計画性がある」「効率良く行動できる」といった長所はそれ自体が特技になります。
注意点として、長所を特技とする場合は、長所・短所で答えた内容と一貫性を持たせるようにしましょう。
特技で「計画性がある」と回答したにもかかわらず、長所・短所で「行動力があるけど、見切り発車で動いてしまう」などと答えると一貫性がなくなってしまいます。
自分の長所・短所は就活において必ず聞かれる質問です。次の記事では自分の長所・短所がわからない人向けに長所・短所の見つけ方などを解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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長所と短所がわからない場合は、まず原因を知ることが大切です。この記事では選考で伝えるべき長所と短所を見つける方法や基準、効果的に伝える方法などをキャリアコンサルタントがプロの目線で解説します。例文や注意点も紹介するので参考にしてください。
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②趣味から考える
自分の趣味も時には特技になり得ます。たとえば、料理をすることが趣味なのであれば、特技として料理を挙げても問題ありません。
ですが、特技と言える理由は用意しておきましょう。
料理が特技なのであれば、「レパートリーが100種類ある」「余った食材で料理を作ることができる」といったように一歩踏み込んだアピールポイントは必須です。
趣味イコール特技とは言えますが、特技イコール趣味とは限りません。特技を聞かれているのに、趣味を答え始めてしまうと、面接官を置き去りにしてしまいます。
あくまでも、特技として答えるよう気を付けてください。
③学業・専攻から考える
大学で研究していることや専攻していることから特技を考えてみることもおすすめです。
たとえば、大学でゼミや研究室に所属している場合、研究過程を通してプレゼンしたり、資料作成することがあるかと思います。特技が見つからない人は、これらの活動を通して、自分が得意なことを探してみましょう。
資料作成が得意な人は作成自体を特技としてアピールしても良く、資料作成の中でもPowerPointが得意な人はそれをアピールしても良いです。思わぬところに特技があるかもしれませんよ。
④アルバイトから考える
多くの人が経験するアルバイトですが、アルバイトから特技を考えることができます。
飲食店のキッチンでアルバイトしている人は「料理」が特技に、接客をしている人は「人と仲良くなること」などが特技となり得ます。
「③学業・専攻から考える」と同様に、視点を変えてみると思わぬものが特技になるかもしれません。
⑤自宅での過ごし方から考える
普段当たり前のこととして、無意識に実施していることでも特技となることがあります。たとえば、毎日朝起きて部屋の掃除をしていたら、「早起き」や「掃除」が特技になり得ます。
自宅での1日を振り返ってみて、行動を洗い出して「無意識のうちにやっていること」かつ「継続してできていること」を探してみましょう。その中に特技となるものが見つかるはずです。
- 当たり前としてやっているからこそ、自分の特技というのは少しおこがましい気分になってしまいます……。
客観的事実として伝えるようすると良い
本当に誰でもできることを言ってしまっている場合もあるとは思うので、判断基準が難しいのですが、客観的に見て「そう簡単にはできないだろうな」と思えることや、よく他人から高い評価を受けるようなことならば特技と考えても良いでしょう。
自分でそれを言うのはおこがましいと思うならば、「〇〇と言われることが多い」「〇〇という経験をよくする」というように、他者の視点を借りたり、客観的事実として伝えるようにしてみてください。
また、特技を聞かれているのはあくまでも話題の1つであって、特技のレベルを競っているわけではないのです。「おこがましい」という気持ちはその誤解から来ているものですので、わかってしまえば乗り越えられると思います。
自己分析をするなら自己分析ツールが一番おすすめ!
自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「それ、強みって言えないよ」と思われたくない人も多いはず。
そんな時は「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。
無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。
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・自分にあった仕事を知りたい人
⑥友人や家族に聞いてみる
先ほど解説したように、無意識的にやっていることが特技になる場合があります。そのため、自分1人では見つけられないということもあるかもしれません。
このように自分では見つけられないという人は、友人や家族に聞いてみることも1つの手です。客観的に見た特技を見つけることができますよ。
⑦企業の求める人物像から考えてみる
企業ごとに「求める人物像」が存在します。たとえば、「自ら考え、周りに伝えることができる」が求める人物像としてある場合、「コミュニケーション能力」がスキルとして求められます。
そのため、「人と仲良くなることが得意」といった特技は企業の求める人物像にマッチしていますよね。
このように求める人物像から逆算して特技を考えてみることも手です。注意点として、逆算した結果、自分にはない特技を無理やり特技にしてしまわないようにしましょう。後ほど、特技を選定する際の注意点でも解説しますが、嘘の特技は後々バレてしまう可能性があります。
求める人物像から逆算して、自分に該当する特技を選定していきましょう。
求める人物像に合わせようとするあまり、自分を失わないように注意しましょう。
期待に応えようと無理をするタイプにも見られることですが、「自分」を大事にしていないと長期的な視点で見た際、「自分」と「評価」とのギャップで苦しくなってしまいます。
一覧からもチェック! 就活で使える特技50選
ここまで解説した「特技の見つけ方」をもとに就活で使える特技を紹介していきます。
紹介しているものをもとに自分に合ったものを探してみるのもおすすめです。
たとえば、学業・専攻から考えた場合、特技の1つとして「英語」を紹介していますが、英語に限らず「韓国語」「ドイツ語」といったように派生して考えてみましょう。
長所から考えた特技
- 情報収集すること
- 話を聞くこと
- 場の雰囲気を読むこと
- 分析力がある
- 課題発見能力
- 課題解決力
趣味から考えた特技
- 楽器演奏
- 作曲
- 歌唱
- ヘアメイク
- 速読
- マジック
- 書道
- 茶道
- ダンス
- 速く走れる
- 絵を描くこと
- リフティング
- 服のリメイク
- ゲーム
- バク転
学業・専攻から考えた特技
- 英語
- プログラミング
- 動画編集
- Excel
- Webデザイン
- 簿記
- 為替
- 古文を読むこと
アルバイトから考えた特技
- 人と仲良くなること
- 料理
- クレーム対応
- ラテアート
- カクテルづくり
- 勉強を教える
- 子守り
自宅での過ごし方から考えた特技
- 節約
- 掃除
- 断捨離
- 早起き
- 車の運転
- 映画に詳しい
- インテリアコーディネート
- カラーコーディネート
- DIY
企業の求める人物像から考えてみた特技
- 相手の要望を汲み取ること
(コミュニケーション力が求める人物像にある場合) - どんな環境でも主体的に行動すること
(主体性が求める人物像にある場合) - 人の話を聞くこと
(傾聴力が求める人物像にある場合) - 周囲の人に気配りすること
(チームワークが求める人物像にある場合) - 計画を立てること
(計画性が求める人物像にある場合)
特技を選定する際の注意点
特技の質問は、志望動機や自己PRなどと比較して自由に回答できるものですが、あくまで就活の場です。冒頭で解説したように企業も意図を持って質問しているので、いくつか注意するべきポイントが存在します。
次では、特技を選定する際の注意点について解説していくので、しっかりと押さえておきましょう。
あなたが受けない方がいい職業を確認して下さい
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
そこで活用したいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
①嘘の特技を選ばない
面接などで質問される特技ですが、「特技が見つからないから」「少しでも自分をよく見せたいから」といった理由で嘘の特技を選ぶのはやめましょう。
「特技を実践してみてください」ということにはなりづらいので、嘘の特技を述べても、その場でバレることはないでしょう。
ですが、内定後や入社後に嘘がバレてしまった場合は虚偽の事実を述べたとして、最悪の場合は内定取り消しや解雇となってしまうケースも考えられます。
虚偽の事実を述べるのは完全にアウトですが、多少オーバーに伝えることがあるかもしれません。
しかし、その人しか持っていないような、明らかに特技と呼べるようなものであった場合、あてにされる可能性があります。
嘘ではなくても思いつきで話を盛ってしまうと思わぬしっぺ返しを食らうことになりますよ。謙虚に伝えましょう。
②深掘りされた時に答えられないものを選ばない
特技は他の人より優れている能力を指し、すぐに習得できるものではなく継続的に訓練して、初めて特技といえる状態になります。
そのため、「何回かやったことがあること」や「たまたま1回だけできたこと」などは、特技となりづらい傾向にあります。
仮に特技として回答しても、面接官からの深掘りに対して、しっかりと回答できない可能性が高く、特技として選定する方がリスクが高いと言えます。
自分が自信を持ってできることで、何を聞かれても回答できるものを特技として選定していくようにしましょうね。
就活面接用として、急ごしらえで特技を「作り出す」のは、おすすめできません。面接官の中に、強い興味や関心を抱いている人がいれば、突っ込まれる可能性があります。
しどろもどろになるのは避けたいところです。奇をてらわず、自分の言葉で語れる特技を挙げるようにしましょう。
使用は避けたい…… 就活で好まれにくい特技
特技の質問は評価を大きく左右するものではありませんが、マイナス印象につながる特技も一定数存在します。
就活の場で回答すると逆効果になってしまう特技は主に次のジャンルが挙げられます。
マイナスの印象につながる特技のジャンル
- ギャンブル・お酒
- 政治・宗教
- 犯罪を連想させるもの
- 徹夜で作業できるもの
これらはネガティブなイメージを持たれやすいものです。
先ほど解説したようにビジネスでは信用が大切です。ギャンブルなどは「収支の検証ができない」と思われてしまい、犯罪は言わずもがな信用を下げてしまいます。
また、政治や宗教は個人の価値観によるものなので、選考結果には影響しません。むしろ、選考結果に反映できないからこそ、本来企業が「特技」を通して知りたかったことを見極めできない可能性があります。
加えて、近年働き方改革が進んでいることにより、仕事は時間を意識して働く力が求められています。徹夜で作業できるものは「時間内に業務を遂行できない」「社会人として適切な生活リズムではない」という見られ方をされるので避けましょう。
次では主な具体例について解説しているので参考にしてみてくださいね。
①ギャンブル・お酒
- 競馬
- 競艇
- 競輪
- パチンコ・スロット
- ポーカー
- 一気飲み
②政治・思想
- 政治について知識がある
- 〇〇教のお経を読める
- 教会に通い続けていること
③犯罪を連想させるもの
- 片手で運転できる
- バイクの改造
- ハッキング
- ピッキング
- 客引き
④徹夜で作業できるもの
- 一夜漬けでのテスト勉強
- 長時間の飲酒
- 夜勤バイト
タイミング別! 特技を聞かれた時の答え方
特技を聞かれるタイミングは、履歴書と面接の2パターンに分かれます。
それぞれで回答方法は異なるので、適切な方法で回答していく必要があります。次で解説する内容を参考にそれぞれの準備をしていきましょう。
履歴書
フォーマットによりますが、履歴書の特技欄は趣味や長所、自己PRと同じ欄に記載する必要があります。自己PRなどと特技の欄が分かれている履歴書もありますが、記入欄が同じ場合、求められている項目に合わせて箇条書きで記載するようにしましょう。
特技の記入方法については以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
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履歴書の特技で人事の興味を惹く書き方|ない場合の対処法も解説
就活の履歴書には特技を書く欄があります。特技は人柄が伝わる大切な項目です。しかし、どんな特技を書けば良いかわからないと悩む人もいるでしょう。この記事ではキャリアコンサルタントとともに、効果的な履歴書の特技の書き方を解説します。
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- 稀に「趣味・長所・特技など」といったフォーマットの履歴書がありますが、「など」は具体的に何を記載すればいいのでしょうか?
採用担当者の印象に残ることを記載しよう
履歴書はフォーマットが決まっており、ほとんどの人が画一的な書き方をします。つまり担当者から見ると、どれもほとんど同じになります。
その中で趣味や特技などの欄は、比較的個性を表現することができます。できるだけ他の人とは一味違うことがアピールできるものを考えて書き加えてください。
特技というようなものがなくても、自分のルーティーンやモットーなど、印象に残ることが書けると良いです。
PORTキャリアでは、履歴書の疑問を解決する記事がさまざまあります。これから履歴書を作成する人や履歴書の作成で悩んでいる人は、次で紹介する記事を参考にしてみてくださいね。
◆履歴書の書き方全般
新卒用履歴書の書き方完全版|よくある失敗や受け渡しのマナーも解説
◆履歴書の長所・短所の書き方
例文25選|履歴書の長所・短所の書き方と選考通過に導くポイント
◆履歴書の自己PRの書き方
新卒用履歴書の自己PRを書く極意|例文28選を強み・職種別で紹介
◆履歴書の志望動機の書き方
例文10選|新卒用履歴書の志望動機の基本と盛り込むべき6要素
面接
面接で特技の質問があった場合、次のステップで回答していきましょう。
面接における特技の回答方法
- 特技を述べる
(ex, 私の特技は料理です。) - 特技の詳細を述べる
(ex, 冷蔵庫の余り物や簡単な食材で他人からも喜んでもらえる料理を作ることができます。) - 特技になるまでに実施した努力や苦難
(ex, 元々は料理をまったくすることできませんでしたが、毎日継続して料理を続けることで得意になりました。) - 特技として得られた結果・学んだこと
(ex, 料理を通して、他人に喜んでもらえるようになりました。
/継続することの重要性を学びました。)
まずは結論である特技から述べましょう。結論が見えない話は聞き手からしても全体像が掴みづらく、適切にアピールできないことがあります。
また、上記の料理のように誰もがおこなうものは、具体的にどのようなことができるのかを述べないと評価がしづらく、特技になり得ません。②を参考に特技の詳細を述べるようにしましょう。
加えて、③で記載したように特技になるまでの努力や困難を述べることで、一定の努力が伝わります。冒頭でも述べたように特技を通じて企業は「継続力」を見ているのでしっかりと述べてくださいね。
最後に、特技を通して「得られたこと」や「学んだこと」を語ることで、自分自身のアピールにつながります。④を参考に学びや得たものを伝えていきましょう。
こちらの動画では、4ステップを踏んだ特技の伝え方を実践しています。話すスピードや声のトーン、表情を参考にしてくださいね。
特技以外にも聞かれる質問の対策をしたい人は、こちらの記事を参考にしましょう。面接の質問について詳しくまとめています。
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面接の質問150選! 回答例から答え方まで質問対策を完全網羅
面接の質問に回答するためには、事前準備が重要です。面接でよく聞かれる質問と回答例に加えて、質問に答えられない時の対処法についてもキャリアコンサルタントが解説します。伝え方を意識して、面接の質問対策をしましょう。
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特技はあらゆる面接のフェーズで聞かれやすい質問です。もう一歩踏み込んだ面接対策をしたい人は、以下から自分が受ける予定の選考の記事を参考にしましょう。
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特技のアピール例文15選
実際の面接を想定して、特技のアピール例文を紹介していきます。記載の内容を参考に自分の特技に当てはめて考えてみてくださいね。
①料理
「特技:料理」の例文
私の特技は料理です。飲食店のキッチンでアルバイトしていたことや一人暮らしで毎日自炊していることもあり、今では余り物で料理を作ることができます。また、友人に振る舞うことも多く、いつも「美味しい」と褒めてもらえることから、料理は私の特技となりました。
手際の良い料理は仕事の段取りに通じるところがあります。
味の話で終わっても悪いわけではないですが、少し掘り下げて、レシピのアレンジや片付け、整理整頓など、仕事のスキルにつながるような書き方ができるとさらに良いですね。
②早起き
「特技:早起き」の例文
私の特技は早起きです。高校時代に野球部に所属しており、毎日7時から朝練を実施していたことから、高校1年生の時から5時起きをしてきました。
貴社で働くうえでは、生活リズムを徹底し、日々の業務で最高のパフォーマンスを出せるように努めていきたいと考えています。
早起きをしたのは野球部の時だけなのか、それ以降今日までかかさず早起きをしているのか、継続性や習慣化できていることをしっかり書けると読み手のイメージが湧き、さらに良くなりますね。
③ゴルフ
「特技:ゴルフ」の例文
私の特技はゴルフです。両親の影響で始めましたが、今ではベストスコア87となっています。当初はあまり上達することができなかったのですが、毎日練習を重ねることでスコアを縮めることができました。
貴社に入社後は、ゴルフを通じて得られた諦めない心を活かして、壁にぶつかった時でも諦めずに取り組み、会社の成長に貢献していきたいと思います。
ゴルフネタは、面接官から関心を持たれる可能性大です。
アマチュアとしては優れたスコアですので、どうやってスコアを縮めることができたかに関して、もう少し具体的に語れると印象度がアップし、より良いアピールになりますよ。
④プログラミング
「特技:プログラミング」の例文
私の特技はプログラミングです。小学生の時に両親からPCを買ってもらったことをきっかけにプログラミングを始め、今では簡単なアプリであれば1人で作成することができます。
プログラミングは奥が深く、細かいコードの違いでアウトプットに大きな違いが生まれます。そのためプログラミングを通して、細かいところまでコミットすることの重要性を学びました。
貴社に入社後はプログラミングで学んだディティールまでコミットすることの重要性を活かし、妥協することなく業務を遂行し、売り上げに貢献していきます。
「ディティール」と「コミット」はあいまいな印象を与えてしまう場合があります。そのため、基本的にカタカナ言葉の多用は避けましょう。
⑤英会話
「特技:英会話」の例文
私の特技は英会話です。大学時代に海外で旅行をした際に英語力のなさに絶望し、帰国後に毎日勉強を重ねた結果、日常会話や洋画を字幕なしで見ることが容易にできるようになりました。
英語は言語なので、毎日続けることで習得が早まると言われています。そのため、私も毎日最低でも2時間英語に触れる機会を作りました。
英語を習得するにあたって学んだ、継続することの重要性を活かし、貴社に入社後は自分自身の成長のために困難があっても継続して取り組んでいきます。
英語を努力して習得した結果、特技となり、継続していくことでそれが能力となっていきます。
これはまさに成長するという経験を積んでいることに他なりません。そのため、入社後の伸びしろのある人材と感じます。成長欲求などを上手に表現できると良いアピールになりますよ。
⑥将棋
「特技:将棋」の例文
私の特技は将棋です。小学生の時に祖父に教えてもらい、将棋の面白さを知り、今では友人などと指した時は負けることがないレベルまでに到達しました。
将棋は戦術が重要で、一瞬一瞬を大事に指していく必要があります。そのため、将棋を通じて集中力を磨くことができました。
貴社に入社後は将棋で培った集中力を活かして、業務にコミットし、貴社の売上に貢献していきます。
戦術はもちろんのこと、戦略も将棋には求められるはずです。競争原理のもと、企業は常に戦略を練り、「次の一手」を打ち出そうとしています。
「次の一手」というフレーズをどこかで用いると、相手の記憶に残り、さらに良くなります。
⑦手品
「特技:手品」の例文
私の特技は手品です。小学生の時にテレビで手品を見たことで興味を持ちました。当初は市販の手品をやっていましたが、今では自分で手品を作ることもあります。
手品は奥が深いので高い探究心と毎日の訓練が必要不可欠です。
貴社に入社後は、手品を通して身についた探究心でさまざまなことに挑戦し、日々努力を惜しまずに成長し、会社の利益に貢献していきます。
「手品は奥が深い」というところに「どのように奥が深いのか」の説明が少しあれば、探求心、という言葉がもっと説得力を持つのではないかと思います。
また、自分で手品を作ることの難しさ、なども「探求心」の材料になりますね。
⑧整理整頓
「特技:整理整頓」の例文
私の特技は整理整頓です。散らかっていることがあまり好きではなく、心が落ち着かないので、毎朝起きて部屋の片付けをおこないます。
身の回りを整理することで気分がリフレッシュされ、1日を快適に過ごすことができます。
貴社に入社後は身の回りを常に整頓するだけではなく、日々の業務についても丁寧に進めていきたいと考えます。
整理整頓をする時のあなたなりの工夫点や意識していることを盛り込んでいけるとさらに良い文章になりますね。
整理整頓という特技を通して、改善に対する意識や効率的に断捨離をする能力が発揮されてるはずです。
合理的な行動ができる能力があることをアピールできますよ。
⑨ダンス
「特技:ダンス」の例文
私の特技はダンスです。中学生の時にダンス部に所属し、大学まで続けています。振付師の人が振り付けしたダンスに合わせて踊ることもありますが、自分達で考えて振り付けをしたりすることの方が多く、曲に合わせて想像力を膨らませて形にすることができます。
貴社に入社後はダンスで培った想像力を活かし、プランナー職として魅力的なサービスを創出していきたいです。
ダンスで身に付けることができるスキルには、想像力のみならず創造力もあるでしょう。
考えて、何かを生み出す力を意味する創造力は、プランナー職には大いに役立つと思われます。想像力と創造力、それぞれを的確に説明できると良いですね。
⑩カメラ
「特技:カメラ」の例文
私の特技はカメラです。大学生の時にアルバイトして貯めたお金で一眼レフを購入して以来、風景や人などを撮影しています。最近では、親戚の結婚式や友人の証明写真なども撮影させてもらっています。
カメラは光の差し込み具合や撮影する角度によって、写りが大きく変わってくるので奥が深く、形にしたい雰囲気などから逆算して集中して考える必要があります。
貴社に入社後はカメラで培った集中力や逆算して考える力を活かし、顧客の要望に対して納期を守って納品できるようにしていきます。
「集中力」「逆算」など、仕事のスキルに通じる部分を特技の要素から探し出して表現しているので、わかりやすくまとまっています。
最後の一文の「納期を守る」が結論だと、少しスケールが小さくなるので、「与えられた業務を全うする」など、アピールしてみても良いでしょう。
⑪茶道
「特技:茶道」の例文
私の特技は茶道です。祖母が茶道の先生をしていたことから、幼少期から茶道に親しみがあり、小学生の時から本格的に習っています。茶道はやり方次第で味が変わってくるので、奥が深く、常に成長を続けることができます。
貴社に入社後は茶道で培った成長マインドを持って、会社の成長に貢献していきます。
成長マインドは少し抽象的で伝わりにくいかもしれません。
むしろ幼少期からその道の師匠と呼ばれるような人から指導を受け、「学びの姿勢をしっかりと身についている」とも取れます。
成長するために受けている非常に大きな恩恵をアピールするのも良いでしょう。
⑫速読
「特技:速読」の例文
私の特技は速読です。元々、読書が好きということもあり、文庫本の小説であれば2時間程度で読み切ることができます。
貴社に入社後は速読を活かして、効率よく情報収集をおこない、自身の成長やクオリティの高いアウトプットをしていきます。
せっかく速読をアピールしているのですから「これまでの学生生活で何冊読んだ」「週(月)に何冊読める」ことを具体的に伝える方が、相手の印象にさらに残すことができますよ。
本が売れない時代だからこそ、速さだけにとどまらず、読書量のアピールを忘れずにしていきましょう。
⑬楽器
「特技:楽器」の例文
私の特技はギターを演奏することです。ギターは小学生の時に始め、中学・高校・大学とバンド活動をしていました。絶対音感はないのですが、聴いた曲をギターで演奏する程度は可能です。
当初はなかなか上達しなかったのですが、練習の仕方を工夫したりすることで上達することができました。
貴社に入社後はギターで培った諦めない気持ちを活かして、困難にぶつかってもさまざまな工夫をして成長していきたいです。
「気持ち」と「工夫」が同じような比重で並列に書かれているので、どちらかを伝えたいことのメインに据え、少し説明を加えるなどして膨らませる方がより良くなりますよ。
⑭歌唱
「特技:歌唱」の例文
私の特技は歌を歌うことです。カラオケでは採点機能でほとんどの曲で90点台を出すことができます。当初、歌を歌うことは得意ではなく、人前で歌うことすら苦手でした。
ですが、内気な自分を克服したいと思い、1人で歌の練習を重ねていった結果、歌唱力が向上し、自信もつけることができました。
貴社に入社後は歌の上達で培った努力の重要性をもとに、日々の業務でも成長していきたいと考えています。
歌の能力を高め特技としていること以上に、苦手なものを克服して成功体験を得たケースとして語ると、さらに良くなるのではないでしょうか。
社会に出れば次々に新しいものにチャレンジしその能力を身につけつつブレイクスルーしていきます。そのような経験をしていることを書いてみましょう。
⑮ラテアート
「特技:ラテアート」の例文
私の特技はラテアートです。ラテアートとは、カプチーノやマキアートの表面に牛乳で模様や絵柄を描いたものを指します。初めて見た時に感動し、自分でもできるようになりたいと思い、練習を重ねてきました。
ラテアートは細かい技術が求められます。当初はうまくいかなかったのですが、毎日訓練を重ねていくことで今では人の顔などもラテアートで作れるようになりました。
貴社に入社後はラテアートの上達で培った努力の重要性をもとに、日々の業務でも努力を怠らず、成長していきたいと思います。
繊細さが求められるだけでなく、相当な集中力も問われる特技ですね。スキルを獲得すべく、努力を重ねたストーリーは、かなり刺さるのではないでしょうか。
努力+αをアピールする言葉を用意しておくてさらに良くなるでしょう。
自分に合った特技をアピールして、面接官に好印象を与え、面接を有利に進めていこう
「特技がない」と悩む学生は毎年多くいます。ですが、就活で求められる特技は奇をてらったものである必要はありません。
そのため、日々の生活から見つけた特技を自信を持ってアピールしていきましょう。
この記事で解説した見つけ方や注意点を参考に、自分自身を最大限にアピールできる特技を見つけて、面接官に好印象を与えてくださいね。
アドバイザーコメント
横山 慶一
プロフィールを見る日々研鑽していることを特技としてアピールしよう
特技とは、決して特異な技術や高い能力という意味ではありません。履歴書などに記載する特技は自分を印象づけることを書くのが良いと思います。
完成された能力のアピールよりも、むしろ自分に課題があることを意識して日々研鑽している姿勢を示す方が好感度が上がります。
「特技 = 自分だけが持っているもの」と考えてみよう
そして、そのような努力をしていることが、特技の1つとして挙げることができるでしょう。その他にも日頃心掛けていることや習慣、あなたの持っている価値観など、一人ひとりユニークなものを持っているはずです。
特技とは何か特別なものとは思わず、自分だけが持っているもの、意識しているものだと考えるとたくさん出てきますよ。一度見直してみてくださいね。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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ジャーナリスト/キャリアコンサルタント
Kazuyoshi Konishi〇大手メディア政治記者を経て、配偶者の海外転勤に伴いキャリアを一時中断。現在は大学院でキャリア形成を研究する一方、プロの文章力を活かし各メディアで幅広く記事を執筆。
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表
Toshikazu Watanabe〇会社員時代は人事部。独立後は大学で就職支援を実施する他、企業アドバイザーも経験。採用・媒体・応募者の全ての立場で就職に携わり、3万人以上のコンサルティングの実績
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/インテグラルキャリア研究所所長
Keiichi Yokoyama〇20歳後半からカウンセリングの勉強を始め、キャリアに比重をおくコンサルティング、人材育成を企業内で推進。独立後は大学のキャリアセンターで学生の就職支援にもかかわる
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