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バイトやサークルもしてないのでガクチカが書けません。

ガクチカを書こうとしているのですが、私はこれまでアルバイトもサークルもしていません。学生時代に力を入れたこと、いわゆる「ガクチカ」と呼べるような経験が何もなくて、このまま就活に突入して大丈夫なのかと不安でいっぱいです。

資格取得や語学学習もこれといった成果が出ているものがなく、面接で話せるようなネタが本当に何も見つかりません。こんな私でも、就職活動で戦えるのでしょうか?

ガクチカでよくあるようなアルバイトもサークルも経験がない場合、不利になるのか、その場合どうしたら良いのか、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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経験がないと諦める必要はない! 身近な工夫を武器にしよう

アルバイトやサークルの経験がないことで、ガクチカに書けることがないと不安に思う気持ちはよくわかります。しかし、アピールできる「素材がゼロ」ということは決してありません。

重要なのは、経験の探し方と伝え方です。たとえば、学業の中で特に力を入れたレポートや卒業研究、党系ソフトの独学での導入などの工夫や結果もガクチカです。

あるいは個人的に目標を立てて取り組んだブログ運営、プログラミング学習、TOEIC学習計画の立案と結果、家計の改善など、すべてがあなたの強みを示す立派な素材になります。

そのほかにも、コミュニティ外の活動として、家族の看病、趣味のサークル、地域ボランティア、大学のTA(ティーチング・アシスタント)補佐などもガクチカに活用できるでしょう。

もしそれでも見つからないと感じるなら、今からでも成果は作れます。2〜4週間の短期的な目標を立てて挑戦し、その過程と結果を数字で示すという方法も良いですね。たとえば、毎日英語のスピーキングを録音してWPMを測定し改善をおこなうなどです。

インパクトは不要! わかりやすい構成を意識しよう

企業が知りたいのは、経験のインパクトの大きさよりも、あなたが「なぜその課題に取り組んだのか(Why)」「どう行動したのか(How)」「何を得たのか(What)」そして「その学びを今後どう活かせるか(So what)」という、あなたの思考プロセスと再現性です。

どのような経験でも、この構成で語ることで、あなたの価値は十分に伝わります。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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「ガクチカ=成果」ではない! 視点を変えて経験を探そう

アルバイトやサークル経験がなく、ガクチカに書けるような「成果」もない、と悩んでいるのですね。

その悩みは、多くの場合「ガクチカ=大きな成果を出した経験」という誤解から生まれています。ガクチカとは、その名の通り「学生時代に力を入れたこと」であり、必ずしも輝かしい成果は必要ありません。

好きで没頭したことも立派なガクチカ! 自己分析から再スタートしよう

大切なのは、あなたが何に時間を使い、どのように考え、行動したかというプロセスそのものです。まずは「成果」を探すのをやめて、「自分が繰り返しやったこと」「好きで没頭したこと」といった、自身の日常の中にあった「熱心さ」の源泉を探してみてください。

たとえば、「趣味の本を沢山読んで知識を深めた」ことや、「大学の試験にはいつも計画的に準備して臨んだ」といった経験も、あなたの計画性や探求心を示す立派なガクチカになります。

多くの場合、この悩みの根源は自己分析が不足していることにありますので、一度大学のキャリアセンターなどに相談し、第三者の視点を借りながら自身の経験を深く掘り下げてみることを強くお勧めします。

「アピールできるガクチカがない」と悩みを抱えている人は、以下の記事を参考にしてください。ガクチカを見つけ出し、就活で存分にアピールできる方法を解説しています。

時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、ガクチカが3分で完成します

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、ガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。

そこで活用したいのが「ガクチカ作成ツール」です。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけ採用担当者に魅力が伝わるガクチカが完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

簡単な質問に答えるだけで、あなたの魅力が伝わるガクチカが作れます。
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 ツールで作成した例文 
私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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