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履歴書の本人希望欄に休み希望を書くと、不利になりますか?
現在転職活動中で、履歴書を書いているのですが、本人希望欄の書き方に悩んでいます。
正直なところ、土日祝はしっかり休みが欲しいと考えていて、できれば、その旨を本人希望欄に記載したいです。しかし、休みの希望を書くことでやる気がないと思われ、選考に不利になるのではないかと不安を感じています。
もし記載するとしたら、どのような書き方が良いのでしょうか? また、そもそも本人希望欄に休みに関する希望を書くのは避けるべきなのかも知りたいです。
書かないほうが良い場合は、どのタイミングで休みの希望を伝えれば良いかも教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
待遇についての交渉は内定後がおすすめ! 履歴書で伝えないようにしよう
結論として、待遇に関する交渉は、原則として「選考の後半」でおこないましょう。
応募段階で「土日祝休み希望」と強く主張すると、「即戦力としての活躍」よりも「条件」を優先しているように見えてしまい、不利に働くことがあります。募集要項に「完全週休2日制」などの記載がある場合は、改めて書く必要はありません。
もし、書く場合は、企業に対しての配慮のある表現を意識しましょう。たとえば、「就業条件は貴社の規定に従います。なお、現職の引き継ぎの都合上、入社後2週間は土日を中心とした調整をお願いする可能性がありますが、ご相談のうえで柔軟に対応します」などが、良いと思います。
どうしても土日休みが良い場合は「希望」ではなく「前提条件」として共有しよう
面談で伝える際は、応募書類には記載しなくても大丈夫です。一次選考などを通過した後の面談で、「希望」としてではなく、業務を遂行するうえでの前提や質問事項として共有するのが良いでしょう。
具体的な交渉は、内定後のオファー面談でおこなうのがおすすめです。企業規模にかかわらず、この順番が最もリスクの低い進め方でしょう。
休み希望は書かないのが鉄則! 業界によっては選考で不利になることも
履歴書の本人希望欄に、休みの希望を書くことは基本的にお勧めしません。なぜなら、勤務日や休日に関する規定は、応募する前に求人情報で確認しておくのが前提だからです。
特に、土日が繁忙期となるサービス業や販売業、不動産業界などに応募する際に「土日休み希望」と記載すると、「募集内容を理解していない」「自社のビジネスモデルに協力する意思がない」と判断され、選考で不利になる可能性が非常に高くなります。
規定に従う旨を記載するのが無難である
もしあなたが土日休みを強く希望するのであれば、そうした希望が叶えられにくい業界を避け、初めから土日休みの企業に絞って応募するのが最も効果的です。
本人希望欄には、特筆すべき事項がなければ「貴社(御社)の規定に従います」と記載するのが、最も丁寧で無難な対応でしょう。
履歴書の本文希望欄の書き方に悩んでいる人は、次の記事もチェックしてみてください。本文希望欄の正しい書き方やルール、印象アップを目指すコツなどを解説しています。
以下の記事では、履歴書の希望職種の書き方や注意点などを例文付きで解説しています。希望職種欄の書き方に不安がある人はこちらも確認してみましょう。
本人希望欄に「なし」と書いても良いのか? の疑問には、こちらのQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しています。特に希望がないと考えている人は併せてチェックしておきましょう。
履歴書を書く時間がない時は、「履歴書完全マニュアル」を活用しよう!
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