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面接のフィードバックはどのように活かせば良いんですか?
就職エージェント経由で選考を受けた企業から、面接フィードバックをいただきました。残念ながら不採用だったのですが、フィードバックをもらえたこと自体は良いことだったのかなと思っています。
しかし、「論理的な回答になっていない」「エピソードが抽象的」といった内容で、正直どう改善すれば良いのかまではわかりませんでした。次の選考までに、このフィードバックをどのように活かせば良いのか具体的にイメージできず、悩んでいます。
面接フィードバックを次に活かすために、具体的に何をすれば良いのでしょうか?具体的な対策方法や、面接での回答の考え方など、アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
面接のフィードバックは応募経路によって貰えるかが変わる
面接のフィードバックを求める方法は、応募経路によって対応が異なります。
転職エージェント経由の場合は、エージェント担当者に対して「もう少し詳しい理由を聞けないか」とたずねること自体は問題ありません。
ただし、企業が不採用者一人ひとりに詳細なフィードバックをおこなうことは稀なため、具体的な回答は期待しすぎないようにしましょう。
企業へ直接応募している場合は、候補者から直接人事担当者へ深掘りして不採用理由をたずねることは、心証を損ねる可能性が非常に高いため、避けるべきです。
特に中途採用では「手間のかかる応募者だ」という印象となりかねません。エージェントを介さない場合は、こちらから詳しく聞くのは控えたほうが賢明です。
フィードバックをどのように行動に活かすか具体化しよう
もしフィードバックを得られた場合、それが抽象的なコメントであったとしても「具体的な行動」に翻訳するのが次に活かすための鍵です。
たとえば、「論理的でない」と言われた場合は、常に結論から先に話すことや、根拠は「数字、固有名詞、比較」を意識することや、入社後どう貢献できるかの再現性を示すことに言い換えられます。
そこから、過去の回答を文字に起こし、「結論」「根拠」などに色分けして、構造的に話せているか客観的に確認する練習をしてみましょう。
また、「エピソードが抽象的」と言われた場合は、名詞を「固有名詞」に、形容詞を「数値」に置き換える練習をします。
たとえば、ただ「売上に貢献しました」という表現にするのではなく、「(具体的な施策Aにより)平日ランチ帯の客単価を650円から720円に改善しました」という形にしましょう。
次の面接までに、同じ質問に対して3パターンくらいの事例で回答できるよう準備しておき、さまざまな角度からの深掘り質問にも対応できるようになりましょう。
フィードバックは成長材料! 面接の様子を振り返ろう
フィードバックは成長のための貴重なアドバイスです。具体的に改善するために、まずは自身で振り返ってみましょう。
「論理的でない」といわれた場合は、結論から話せていたか、根拠に説得力があったかを確認します。
「抽象的」といわれた場合は、具体的なエピソードを話せていたか、数字などを用いて客観的に伝えられたかを考えてみてください。
エージェントと一緒に振り返りながら活用法を練ろう
企業に直接問い合わせることは難しい可能性があります。
もし、エージェント経由であれば、担当者に「どの部分がそのように評価されたのか」を具体的に確認し、模擬面接などで改善していくのが良いでしょう。
エージェントとの模擬面接で一緒に振り返って、フィードバックをどう改善したら良いのかを具体的に落とし込んでいくこともできるでしょう。
面接でのやり取りを振り返ったり、次に活かすために面接を録音したいと考えている人もいるかもしれません。こちらの記事では面接を録音する際のマナーや注意点、有効的な活用方法を解説しているので、参考にしてみましょう。
こちらのQ&Aでは、面接のフィードバックでダメ出しばかりだった相談者に向けてキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。厳しいフィードバックを受けてしまった人は併せてチェックしてみてください。
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