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面接でよく聞く「人となり」とは、たとえばどういうことですか?
就職活動を進める中で、企業の方が「人となりを知りたい」とおっしゃっているのを聞き、どういうことだろうと気になっています。
説明会や面接でも「人となり」という言葉をよく耳にするのですが、具体的にどのようなことを知りたいのでしょうか?
たとえば、面接で「あなたの親友の人となりを教えてください」と聞かれたときに、どのようなことを話せば良いのか、教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
人となりとはあなたを表す性格や価値観のことをいう
「人となり」とは、その人の性格や考え方、価値観、普段の行動や姿勢などを指します。面接官は、学歴やスキルといったスペックだけでなく、「この人はどんな人柄で、自社の職場に合うだろうか」という点を知りたいと考えています。
どんなに能力が高くても、職場の雰囲気と合わなければ、本人も会社も不幸になってしまうからです。長く、気持ちよく働けるかどうか、お互いの相性を見ているのです。
見られやすい3点についてはエピソードとともに伝えよう
誠実さ、協調性、主体性などがよく見られるポイントです。
たとえば、「親友の人となりを教えてください」といった質問は、あなたが身近な人をどうみているかという価値観や、「類は友を呼ぶ」ということわざのように、親友を知ることを通してあなた自身を理解しようという意図があります。
自身の経験から、これらの要素が伝わるような具体的なエピソードを準備しておき、説得力を持ってアピールしましょう。
人となりは人柄! 自分の言葉であなた自身を説明しよう
「人となり」という言葉は普段あまり使わないため、面接で聞かれると戸惑いますよね。結論からいうと、これはあなたの「人柄」を知りたい、という質問だと考えて問題ありません。
厳密には、その人の生まれ持った性質や品格といったニュアンスも含まれますが、面接の場でそこまで厳密に区別して話す必要はないです。
面接官は、あなたがどのような価値観を持ち、どういう人物なのか、その核心に触れたいと考えています。難しく考えすぎず、あなた自身の言葉で語りましょう。
最初に人柄を一言で伝えてから詳細な説明をしていこう
答える際の最大の注意点は、まず最初に「私という人間は、〇〇な人柄です」と一言で言い切ることです。この一言で、相手の頭のなかに話の枠組みを作り、その後の具体的なエピソードが理解しやすくなる効果があります。
逆に「私の友人はこういう人で、私はこういう経験をして……」というように、だらだらと説明から入ってしまうと、話の要点がわからず、面接官に「で、結局どういう人なの?」と思考の負担をかけてしまいます。
「人となり」という質問は、あなた自身の言葉で自己分析できているか、そしてそれを相手にわかりやすく伝える力があるかをみるための問いでもあると知っておきましょう。
こちらの記事では面接での頻出質問110選を紹介しています。新卒の面接では特に「人柄」に関する質問が多く重視されているので、記事を参考にして準備をしておきましょう。
次のQ&Aでは就活面接で人柄がどれくらい重要かについて、キャリアコンサルタントが回答をしています。併せて参考にしてみてください。
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