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Webデザイナーの仕事はAIに取って代わられてしまうのでしょうか?
Webデザイナーとして3年目になります。
最近、AI(人工知能)がデザインを自動生成したり、コーディングまでおこなったりするという話をよく耳にするようになり、将来、自分の仕事がなくなってしまうのではないかと不安を感じています。
AIはあくまでツールであり、クリエイティブな部分は人間が担うものだという意見も聞きますが、正直なところ、今後AIがどこまで進化するのかわからず、キャリアプランを立てるのが難しいです。
AI時代を生き抜くために、Webデザイナーとして今からスキルアップしておくべきことや、AIとどう向き合っていけば良いのか、専門家の方の意見やアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
単純作業はAIに替わる! ただ人間の仕事はなくならない
一部の単純作業はAIに代替される可能性が高いです。
しかし、すべての仕事がなくなるわけではありません。AIを誰もが完璧に使いこなせるわけではないため、人間ならではのスキルが今後さらに重要になります。
AIを使いこないしつつ人間にしかできない力を磨こう
顧客の「こんな感じのデザインで」といった曖昧な要望をくみ取り、具体的なコンセプトに落とし込み、AIへの的確な指示(プロンプト)を作成する能力は、人間でないとできない部分です。
AIを「使う側」に回り、顧客とAIの橋渡し役を担える人材は、今後も生き残っていくことができるでしょう。
反復作業はAI! 顧客がかかわる仕事は人間でないとできない
反復作業はAI(人工知能)が圧縮するのは事実です。生成AIは量産、探索、下書き工程を高速化し、平均的アウトプットのコモディティ化を進めます。
だからこそ、人間の価値は「問題定義(何を解くのか)」「制約下での意思決定」「倫理/ブランド整合」「顧客、エンジニア、経営の翻訳」などに移っていきます。
特に顧客へのヒアリングから形を作っていくうえでは、人がかかわる余地が大きいです。
AIを相棒に! 専門技術を学んで作業効率を上げよう
生き残るための戦略は、AIを「相棒」にすることが必要です。プロンプト設計、バリエーション発想、ABテスト、画像最適化、アクセシビリティチェックなどでAIを活用し、浮いた時間をリサーチ、UXリライト、収益への貢献設計に使うのがおすすめです。
学ぶべきは、IA/UXライティング、計測設計と改善、デザインOps、Webパフォーマンス、データと法務についてです。
「作る人」から「成果を出す人」へ立ち位置を上げると、AI時代でも仕事は増えます。ノーコード実装、軽い分析、顧客ワークショップ設計といった職域拡張も有効です。AIを「作業時短」に使い、創造と検証に時間を再配分しましょう。
Webデザイナーを志望する人は次の記事も要チェックです。志望動機で適性アリと思わせる書き方を解説しているので、参考にしてみてください。
Webデザイナーの仕事内容や就職方法はこちらの記事でも解説しています。Webデザイナーを目指している人は確認してみてください。
次のQ&AではWebデザイナーの面接対策についてキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。Webデザイナーを志望している人は参考にしてみてください。
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