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テレビ業界が「オワコン」というのは本当ですか?
就職活動を控えている大学3年生です。テレビ業界に興味があり、志望業界の1つとして考えています。
しかし、ネットで検索すると「テレビはオワコン」「将来性がない」といった意見を多く目にします。たしかに動画配信サービスの影響で視聴率が低迷しているという話や、広告収入の減少で経営が厳しいという話も聞くので、このまま就職を目指しても良いのか迷い始めました。
これから就職活動をする身として、テレビ業界の本当の現状や課題、今後の展望について知りたいです。
テレビ業界が「オワコン」と言われる理由と、業界で働く魅力ややりがいについて教えていただけないでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ビジネスモデルは過渡期! 変化に注目
テレビ業界のおもなビジネスモデルである広告収入が、視聴者のテレビ離れによって揺らいでいるのは事実です。この点において「オワコン」といわれることがあります。
とはいえ、地上波テレビのブランド力や信頼感は依然として強く、報道・情報番組などでは大きな影響力を保っています。
影響力の大きい仕事ができる魅力がある!
しかし、テレビ業界も手をこまねいているわけではなく、インターネットでの番組配信に力を入れ、直接課金してもらう新しいビジネスモデルを構築しつつあります。
たとえばTVerやYouTubeでの番組展開、サブスクリプション型のサービスなど、収益の多様化が進んでいます。
テレビ局がもつコンテンツ制作能力は依然として非常に高いため、プラットフォームを変えて生き残っていく可能性が高いです。業界の魅力は、やはり影響力の大きな仕事ができる点です。
ビジネスモデルの転換期にある業界!
若い世代を中心にテレビ離れが進んでいるのは事実であり、旧来のビジネスモデルは岐路に立たされています。視聴者の減少やコンテンツの質の低下、業界内の危機感など、オワコンといわれる理由は確かに存在しているのが現状です。
SNSや動画配信サービスに視聴時間を奪われるなかで、テレビがかつてのような影響力を持ち続けるのは難しくなってきています。
ネット配信にこそ新たな可能性がある!
しかし、完全に「オワコン」かというと、そうではありません。インターネット配信での成功や、ユーザー課金へのビジネスモデル転換など、新たな可能性が生まれています。
視聴の形は変わりましたが、魅力的なコンテンツを制作する力があれば、今後も影響力を持ち続けることができる業界です。
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