Q
テレビ局ってコネ入社しか勝ち目はないですか?
テレビ局への就職を目指しています。学歴はすごく良いわけではありません。就活を始めたばかりですが、テレビ局は毎年倍率がすごく高いと聞くので、何か対策や情報収集ができないかと思っていろいろ調べてみたんですが、テレビ局は結構コネ入社が多いんですかね......?
コネ入社だらけなら頑張っても意味ないですよね。実際テレビ局にはコネ入社が多いのか、一般人でも勝ち目はあるのか教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
コネ入社は極めて稀なケースだと思って良い
テレビ局はコネ入社が多いという噂は一部でありますね。実際にコネで入社した人もいるでしょう。しかしそれはごくごく一部の「極めて稀なケース」だと思った方が良いでしょう。
採用側からすれば、能力や適性ではなく、一部の関係のある人の知り合いだからという理由で採用するのは仕事をするうえで危険すぎます。あくまでも能力や適性を見て採用したいというのが企業側の思いであり、これが現実です。
質問者さんが心配しているような「コネがないと入社できない」ということは考えなくて良いと思います。これはどの業界でも同じです。
しっかりと企業研究、業界研究をおこない、自己分析もして、自身の強みや志望動機を論理的に、自信を持って伝えられるようにする準備に注力しましょう。そうすれば大学名やコネがあるなしなどに関係なく、内定獲得は可能です。是非頑張って憧れのテレビ局の内定を勝ち取ってください。
コネ入社ではない人も間違いなくいる
テレビ局の社員は、タレント、政治家、財界人などの子供や親せきが入社していますので、確かにコネ入社はあるでしょう。民法のキー局でも数十人の採用枠の中で、コネ入社の応募者がいれば、より採用枠は狭くなります。
しかし全ての社員がコネ入社ではありませんし、コネ入社はテレビ局に限ったことではありません。仮に実力が伴わないコネ入社の社員だけでしたら、番組制作ができないでしょう。コネ入社でない人も間違いなく入社しています。
ディレクター、アナウンサー、営業など、さまざまな仕事がありますが、いずれにしても倍率数百倍になるキー局もありますので、あこがれだけでは就職するのは、難しいでしょう。
アナウンサーを目指すならば、アナウンサー専門学校やテレビ局が運営しているアナウンサースクールで学ぶことができますし、インターンを実施しているテレビ局で、就業体験をおこないテレビ局の社員とつながりを持つこともできるでしょう。
コネ入社が多いから勝ち目がないと簡単に諦められるならば、本気でテレビ局で仕事がしたいのか自問自答してみましょう。
テレビ局はキー局だけではありません。テレビ局で仕事をしたいならば、難易度はキー局と同様に高いですが、地方テレビ局に就職するという選択もありますし、テレビ局ではなく制作会社に就職をして、テレビ番組の制作などに携わることもできます。
こちらの記事では、テレビ局への就職を有利にする方法を解説しています。志望動機の例文も紹介しているので、参考にしてくださいね。
アナウンサーを目指す人へのアドバイスはこちらのQ&Aも参考にしてみてください。
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