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ボーナスが1年目だと少ないのはなぜですか?

先日、初めてのボーナスをもらったのですが、会社の先輩たちが言っていた額よりもかなり少なくて驚きました。

入社してまだ数カ月しか経っていないので、支給額が少ないのは仕方ないのかなと思いつつも、正直、モチベーションが下がってしまっています。

なぜ1年目のボーナスは少ないのでしょうか? また、どんな職場でもこれは同じなのかも教えていただきたいです。

今後、どのようにボーナス額は上がっていくのか、入社1年目のボーナスが少なかったときの心構えなど、アドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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1年目のボーナスが少ないのには4つの理由がある! 賞与の仕組みを理解しよう

1年目のボーナスが少なくなるのには、いくつかの構造的な理由があります。ボーナスは通常、過去の業績や評価にもとづいて支給されるためです。

新入社員の最初の賞与が少なくなる理由として、まず評価対象期間における在籍月数の短さが挙げられます。たとえば、夏の賞与の対象期間に3カ月しか在籍していなければ、その期間に応じて賞与額が配分(日割り・月割り計算)されるのが一般的です。企業によっては、規定により1年目の賞与を支給しない場合もあります。

加えて、試用期間中であったり、入社初期の等級であったりすることも影響するでしょう。これは、評価の基準となる給与や等級が低めに設定されているため、評価の幅が限定的になるからです。

また、ボーナスの元となる資金(原資)が決定したタイミングで、まだ会社に在籍していなかったというケースも考えられます。

さらに、毎月固定で支払われる部分と業績に応じて変動する部分の割合など、会社独自の給与制度の設計も賞与額に関係してきます。これらは多くの企業で見られる傾向ですが、実際の運用は会社によって異なるため注意が必要です。

評価基準を事前に握って次の成果につなげよう!

次回の評価でしっかりと成果を出すためには、評価期間が始まる前に上長と評価基準をすり合わせておくことが有効です。具体的には、評価の配点や成果指標(KPI:件数・品質・改善提案など)について事前合意しておくことで、目標が明確になり、成果を出しやすくなります。

また、今回のボーナスが支給された後に、次のような前向きな姿勢で相談してみるのも良いでしょう。

「今回の評価について、自分としてはより貢献できたと感じていますが、次回の評価でさらに成果を上げるためには、どのような点を意識すればよろしいでしょうか」

このように、評価の仕組みを理解したうえで、次の行動計画を立てていくことが大切です。また、生活面では固定費を見直してみるなど、支出を最適化することもおすすめします。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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勤務時間の短さが1番の理由! 自社で導入されている支給基準の確認をしよう

新卒1年目のボーナスが少ない最も大きな理由は、勤務期間の短さにあります。ボーナスは通常、特定の算定期間における勤務実績をもとに計算されますが、新卒の場合は4月に入社してから夏のボーナスまでの勤務期間が2~3カ月しかありません。

そのため、算定期間を満たしているほかの社員と比べて支給額が少なくなるのが一般的で、これはどの職場でも共通の傾向です。

また、ボーナスの支給基準は会社によって異なるため、会社の支給基準を確認することが重要となります。業績にかかわらず支給される『固定給型』なのか、成果に応じて変動する『成果連動型』なのかによっても変わってくるでしょう。

もし自身の成果に自信があるのに支給額が低い場合は、会社が固定給型を採用しているのかもしれません。

どうしてもモヤモヤする場合は直接質問もOK! 疑問を解消しよう

もし不明な点があれば、モヤモヤを解消するためにも人事担当者や上司に直接確認するのが最も確実な方法です。

ちなみに、ボーナスが支給されない会社も少なくないため、支給されること自体をポジティブにとらえる視点も大切ですよ。

こちらの記事はボーナスがない会社の背景や、ボーナスのない会社で年収アップを狙う方法について解説しています。ボーナスがない会社に勤めている人は参考にしてみてください。

次の記事では給料の高い仕事やその就き方、給料が高いことへのリスクを解説しています。給料が高い会社への入社を希望している人は参考にしてみましょう。

次のQ&Aでは、ボーナスがない会社のメリットについてキャリアコンサルタントが回答しています。併せて読んでみてください。

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