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施工管理を辞めて良かった人の意見を聞きたいです。
現在、施工管理の仕事に就いていますが、残業や休日出勤が多く、体力的に限界です。
転職を考えてはいるものの、現職から逃げているだけではないか、次にやりたいことが明確にあるわけでもないので、本当に辞めて良いのか迷っています。
施工管理を辞めた人が、どんな理由で辞めて、転職後にどういう点で「辞めて良かった」と感じているのか具体的な体験談を聞かせていただきたいです。
また、辞めた後のキャリアの選択肢や、転職活動の進め方についてもアドバイスがあればぜひお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「働き方が改善された」との声が多い! 経験は活かせる
施工管理から転職された人からは、「夜間や休日の急な呼び出しがなくなり、生活リズムが整って家族との時間が増えた」といった、働き方が改善されたという声をよく聞きます。
また、キャリアチェンジというと未経験の分野に飛び込むイメージがあるかもしれませんが、多くの人が「現場での経験を活かして、積算や施工図作成といった内勤の仕事や、発注者側の立場でプロジェクトにかかわる仕事、あるいは建材メーカーや不動産管理など、専門性をさらに深められる分野へ転身できた」と感じているのです。
身に付けたスキルを「転用スキル」として認識することで可能性が広がる
転職を成功させるためには、まず自身がこれまでに担当した工事の種類や規模・フェーズを整理し、施工管理技士や電気工事士などの資格や、BIM・CAD、工程・原価管理といった知識を、ほかの職種でも活かせる「転用可能なスキル」としてとらえ直すことで、可能性は大きく広がります。
何よりも、現在体力的な限界を感じているとのことですので、自身の体調回復を最優先にしてください。焦らず、まずは情報収集から少しずつ始め、興味のある企業と面談し、実際に見学へ行く、というように段階的に進めていくのが、無理のない転職活動の秘訣です。
辞めることが良い結果につながらない場合も! デメリットも理解しよう
実際に施工管理から転職された人からは、「家族との時間が増えた」「休みが取れて体力的にも精神的にも楽になった」といった、辞めて良かったという声は多く聞きます。
しかしその一方で、残業は減ったものの「給料が下がった」「仕事が単調で物足りない」「前職と比べて働きづらい」など、何かを得る代わりに何かを失い、結果的に満足度が下がってしまったというケースも少なくありません。
焦りは禁物! まずは現職での改善策を探そう
そこでまずお勧めしたいのは、すぐに転職活動を始めるのではなく、「今の会社で、その『しんどい』状況を改善できないかを探る」ことです。
経験を積んだ施工管理者は会社にとって貴重な人材のため、まずは上司に現状を正直に相談してみてはいかがでしょうか。
それと並行して、転職エージェントに2~3社登録し、「今すぐではないが良い案件があれば話を聞きたい」と伝えておけば、社内での改善を試みながら、落ち着いて情報収集を進めることができます。
まず動くべきは外ではなく内という視点と、水面下で選択肢を準備しておくこと。この両軸で進めるのが、最も賢明な次の一手です。
こちらの記事では、施工管理の基本情報や向いていない人の特徴、未経験から目指す方法などを解説しています。施工管理に興味がある人はぜひ参考にしてみてください。
施工管理を志望している人は、次の記事も読んでおきましょう。志望動機を作成する際に知っておきたいポイントを解説しています。
こちらのQ&Aも施工管理から転職したいと考えている相談者に向けて、キャリアコンサルタントがアドバイスをしています。併せて参考にしてみてください。
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