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「家から近い」という志望動機ってありですか?

就活が始まるため企業をいろいろ見ているのですが、絞り込む条件の一つを家から40分以内に行けるかどうかに設定しています。

私としてはテレワークなどの働き方改革はどんどんやってほしいし、家で過ごすのが好きなのでできるだけ家から近い企業に入社して1秒でも早く帰りたいです。

今後本格的に就活をしていくうえでこういったワークライフバランスには結構こだわりたいのですが、「家から近い」という志望動機を就活で使うのはありですか?

企業の人にマイナスに捉えられないような言い方もあれば教えてほしいです。

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質問日 :

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キャリアコンサルタント/コラボレーター代表

板谷 侑香里

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「家から近い」というだけの動機では誤解を招くリスクもある

毎日の通勤において、「家から近い」という点は確かに重要ですよね。しかし、就職活動では、この理由を志望動機として強調しすぎると、仕事への熱意や企業への関心が薄いと誤解されるリスクがあります。

4つのポイントを押さえてポジティブな印象の残る志望動機にしよう

そこで、企業にマイナスの印象を与えずに効果的に伝える方法を考えてみましょう。

①ワークライフバランスの重視を強調する
「家からの通勤時間の短縮によって、仕事とプライベートのバランスを大切にしたい」という視点を伝えることが大切です。これにより、時間管理に対する意識の高さをアピールできます。

②企業文化への理解を示す
「御社が推進するテレワークやフレックスタイム制度などの働き方改革に共感し、効率的な働き方を実現したい」と述べ、企業の働き方や文化に対する理解を示すことが重要です。

③自宅環境の利点を活かす意欲を示す
たとえば、「自宅で集中して作業できる環境があり、仕事の効率化に貢献できる」というように、ポジティブな面を強調します。

④主要な志望動機としてではなく、補足的に伝える
仕事内容や企業への関心などの主要な動機を先に述べ、通勤の便利さを追加的な理由として挙げるのが適切です。

最近はテレワークを前提にオフィスを縮小する動きも見られます。希望の働き方が実現できると良いですね。

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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工夫すればワークライフバランスを重視する考え方として伝えられる

あなたの就活における「家からの通勤時間」を重視する考え方は、ワークライフバランスを大切にする現代の働き方において非常に理解しやすいものです。特に、テレワークの普及により多くの企業が柔軟な働き方を導入しているため、このような考え方はますます重要視されています。

面接やエントリーシート(ES)でこの点を伝える際には、単に「家から近いから」という理由だけでなく、それがどのようにあなたの働き方やパフォーマンスに良い影響を与えるかを強調することが大切です。

たとえば、「通勤時間が短いことで仕事とプライベートのバランスを取りやすく、より集中して仕事に取り組むことができる」といった具体的なメリットを述べると良いでしょう。

また、企業が働き方改革を推進しているかどうかをリサーチし、その企業の方針に合わせて自分の価値観を伝えることも大切です。

たとえば、「御社が推進するテレワークやフレキシブルな働き方に共感し、私自身も効率的で充実した仕事とプライベートの時間を大切にしたいと考えています」といった形で、企業の方針と自分の価値観が一致していることをアピールすると良いでしょう。

自分の価値観と企業のニーズとのバランスを意識しよう

最後に、自分の価値観を伝えることは大切ですが、それだけでなくその企業で何を成し遂げたいか、どのように貢献できるかという企業側の視点も忘れずに志望動機を考えましょう。

自分の価値観と企業のニーズをバランス良く伝えることで、ポジティブな印象を与えることができます。

志望動機の基本の書き方は以下の記事で詳しく解説しています。まずはこちらの記事を参考に企業に魅力を伝える効果的な志望動機の書き方をマスターしましょう。

こちらの記事では、志望動機が書けない時の原因と対策ポイントなどを例文付きで解説しています。ぜひ参考にして、選考突破につながる志望動機を作成しましょう。

特にやりたいことがなく志望動機が思いつかない人は、以下のQ&Aでキャリアコンサルタントがその悩みに回答しているので、併せてチェックしてくださいね。

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