Q
大学3年生
女性
履歴書の証明写真のメイクは、どこまですべきですか?
就職活動を控えている大学3年生です。履歴書に貼る証明写真を撮ろうと思っているのですが、どのようなメイクをしたら良いのかわからず困っています。
普段のメイクと比べて、就活用のメイクは濃すぎないほうが良いと聞きますが、どこまでが「ナチュラル」なのか基準がわからず不安です。メイクが薄すぎると、かえって顔色が悪く見えてしまうのではないかとも思います。
証明写真で好印象を残すためのメイクのポイントや、写真撮影時の注意点があれば教えていただけませんか? 企業の採用担当の方は、証明写真のメイクについてどう考えているのかも知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
履歴書の証明写真ではナチュラルメイクで印象を良くしよう
就職活動におけるメイクは「おしゃれ」ではなく、「清潔感」や「健康的な印象」を残すことが目的です。
派手なものや、少し奇抜なもののように、誰が見てもそういう風に映る色を多用するのは避けたほうが良いです。肌の色に近いナチュラルメイクを心掛けましょう。ノーメイクも避けた方が無難です。
おしゃれをすることとは異なるため、化粧品をあまりにも大量に使うメイクはNGだと認識しておきましょう。
においの強いメイクはNG! 写真も正式な場所で撮ってもらおう
匂いも気になる要素のため、付けすぎは避けたほうが良いかなと思います。そのため、香りの強い化粧品には注意が必要です。
化粧品メーカーなどのサイトにはメイクの仕方や情報が載っているので、そういった専門家の意見を参考にするのも一つの手だという風に思います。
また、証明写真に関しては、スマホでは失敗する可能性が高いため、やめたほうが良いです。専用の機械や、写真館のようなところで撮影するようにしてください。
ナチュラルメイクでOK! 履歴書の写真では合否に影響しにくい
採用を担当する面接官で、まともな人ならば、メイクの微差を気にする人はおそらく一人もいないと考えます。
ビジネスマナーや就活の本などで「ナチュラルメイク」について解説しているものが多数ありますが、どれでも結構なので、その内容に従っていれば問題になることはまずありません。
「濃すぎる」ことがマイナスになることはありますが、それ以外でメイクが採否に影響することはありません。一部、美容業界のようなメイクそのものを扱う業界を除いては問題ないので、心配しすぎないようにしてください。
映りが暗いのはNG! 照明や道具で光が当たる工夫をしよう
証明写真については、最も多いのが顔が暗く映ってしまうことだと思います。
街角の証明写真ボックスなどで顔写真を撮るとだいたい顔が暗く映りますが、これは光をうえから当てて影ができるためです。どこから光を当てるかで影のでき方が異なるので、メイクというよりは採光の問題です。
オンライン面接などでも照明の使い方で同じ問題は起こることがあるので、撮影時の注意としては光の当て方を工夫して、表情が暗く見えないようにすることでしょう。
照明がうまく使えない場合は、膝のうえに白い紙を置くなど、反射を使って少し改善できることもあります。
メイクの問題も採光の問題も、スマホのカメラやPCを使い、ちょっと時間を使って工夫するだけで改善することができます。面倒がらずに試行錯誤してみてください。
以下の記事では失敗しない履歴書の書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これから履歴書を作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。
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