Q
上司に「この仕事は向いてない」と言わたら、どうすれば良いですか?
職場で上司から「君はこの仕事に向いていないんじゃないか」とはっきり言われてしまい、どうしたら良いか悩んでいます。
たしかにミスをすることもありますし、自分なりに頑張っているつもりでもなかなか成果を出せずにいました。でも、まさかそこまで言われると思っていなくて、かなりショックを受けています。
今は何をやるにも自信がなく、このまま今の仕事を続けるべきか、それともきっぱり転職を考えたほうが良いのか、毎日悩んでいます。
仕事に向いてないと言われたとき、どういう気持ちで受け止めて、どう行動に移せば良いのか、アドバイスをいただけないでしょうか? また、もし転職を考えるとしたら、どんな点に注意して進めれば良いか知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ショックな一言に負けないで! まずは客観的に受け止めよう
上司から「向いていない」といわれると、とてもショックですよね。その気持ちは自然ですし、自信をなくしてしまうのも無理はありません。ただ、まずは感情を整理して一歩引いた視点で受け止めることが大切です。
認知科学の観点からいうと、人は否定的な言葉に強く反応しやすいため、ネガティブな言葉を受けると自己評価が一時的に下がり、「認知の歪み」が起きることがあります。
まずは「自分の価値全体が否定されたわけではない」と客観的にとらえ、感情を整理することが心理的負担を減らすコツです。
自分に合う環境は必ずある! 焦らず次の一歩を考えよう
次に、具体的な行動としては、自分の強みや過去の成功体験を整理してみましょう。上司や信頼できる同僚からフィードバックをもらい、改善できるポイントを明確にすることも有効です。
改善の過程で小さな成功体験を積むと、自己効力感が回復し、行動意欲も高まります。それでも業務内容や環境が合わない場合は、転職も選択肢の一つです。
転職を考える際は、「自分の強みが活かせる職種や業界」「働き方や社風が自分に合うか」を軸に検討すると、入社後のミスマッチを減らせます。
焦らず、まずは自己理解と小さな行動の積み重ねから次の一歩を考えてみてください。自分に合った環境でこそ、本来の力は発揮できます。
主観的な意見に惑わされなくてOK!
上司の言葉を気にする必要はありません。あくまで上司個人の主観であり、客観的な判断ではありません。
簡単にあきらめないで! 自分のペースを大切に
また、仕事に慣れるペースは人それぞれです。だからこそ、その言葉だけで簡単に辞める必要はありません。
もし可能なら、「なぜそう思われるのか」「どうすれば改善できるか」を具体的にたずねてみましょう。
相手の言葉を冷静に受け止めつつ、自分の成長につなげる姿勢を持つことが大切です。自分を否定するのではなく、前向きな改善のチャンスとしてとらえましょう。
仕事が向いていないと悩んでいる人は、次の記事もチェックしてみてください。向いていない仕事を続けるリスクや、向いていない仕事を辞める前にすべきことを解説しています。
こちらの記事では、仕事に自信が持てない原因や自信を持つための方法を解説しています。自分の仕事に自信が持てない人は、参考にしてみてください。
以下のQ&Aでは、向いていない仕事を続けると陥る結果について、キャリアコンサルタントが回答しています。仕事に向いていないと悩んでいる人は確認してみましょう。
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