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同業他社への転職理由は、どう伝えれば良いですか?

現在、同業他社への転職を考えており、転職活動を進めています。

現職に大きな不満があるわけではないのですが、より高いスキルを身に付けたい、異なる仕事の進め方を学びたいといった前向きな理由から転職したいと考えています。

しかし、面接で「なぜ同業他社に転職したいのですか?」と聞かれた際、答えによっては現職企業に不満があるととらえられないか不安です。

実際、今の企業の労働環境や仕事の責任範囲の狭さなどにストレスを感じていることが本音なので、どう伝えればマイナスにならないのかわかりません。

同業他社への転職理由を、面接官に納得してもらえるように伝えるには、どのような点を強調して話せば良いでしょうか? また、どんなことに気をつけるべきか、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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批判はNG! ポジティブな理由で意欲を示そう!

同業他社へ転職する際の理由は、現職への過度な批判を避け、「知識を深めたい」や「顧客価値の最大化がしたい」といったポジティブな軸で語ることで、採用担当者からの納得感を得やすくなります。

まず、現職での具体的な成果と学びを述べます。次に、より大きな顧客規模や異なるプロダクトサイクル、迅速な意思決定プロセスといった、現職では得られなかった環境への課題認識を示しましょう。

そして、それがなぜ応募先の企業で実現できるのか、自身の強みと結びつけて説明します。最後に入社後3カ月、6カ月、12カ月の貢献計画を具体的に語ると、入社意欲が伝わります。

再現性のある価値提供をアピールすることが重要!

待遇や人間関係については、直接的な言及を避けるか、事実のみを抽象的に伝えるのが無難です。また、機密情報や取引先の具体名を出すことは避け、定量的な成果は幅を持たせた表現で伝えましょう。

面接官が最も知りたいのは、あなたが「再現性のある価値を提供できる人材か」そして「自社の文化に合うか」という点です。前向きな比較を通じて、自身の能力と意欲をアピールすることが、選考を突破する鍵となります。

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

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ネガティブはNG! 前向きな理由を準備しよう!

同業他社へ転職する場合、「現職に不満があったのでは」ととらえられがちです。そのため、転職理由は前向きな姿勢で伝えることが重要といえます。

まずは、「現職ではこのような経験を積み、〇〇というスキルを培ってきました」というように、これまでの経験を具体的にアピールし、貢献できる人材であることを示しましょう。

同業だからこそ、即戦力としての価値を明確に伝えることが大切です。

経験と未来を結びつける! 一貫性のある熱意をアピール

そのうえで、現職への不満ではなく、「同じ領域でも、御社ではよりサービスの幅を広げられると考えた」「さらに高度な専門性を身に付けたい」といった、応募先だからこそ実現できるキャリアプランを語ることも重要です。

一貫性のあるポジティブな印象を与えることができます。

「御社の〇〇という点に魅力を感じ、自分の成長と貢献につながると確信した」というように、企業研究に基づいた熱意を伝えましょう。

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