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新卒1年目で転職するのは、やめたほうが良いですか?

新卒入社1年目です。今の会社に入ってからずっと、仕事内容や社風が自分に合っていないと感じ、毎日憂鬱な気持ちで過ごしています。

自分が就活時に見抜けなかったのが悪いのですが、このまま今の会社にいても成長できないのではないかと不安になり、最近では転職を考えています。

しかし、新卒1年目で転職することは、経歴に傷がつくのではないか、また転職先でもまた合わないと後悔するのではないかと考えるとなかなか行動に移せません。

転職1年目で転職するメリットやデメリットについて教えていただけないでしょうか? また、転職するとして、どのような点に注意して転職活動をするべきなのかなどもぜひアドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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新卒1年目でも転職はある! 現状でできることを確認しよう

新卒1年目での転職は、一律に「やめたほうが良い」とは言えません。

たとえば、心身の健康を害するほどの状況や、ハラスメント、違法な長時間労働などが常態化している場合は、自身の安全を最優先し、早期に環境を変えることを検討すべきです。

一方で、配属先の業務内容にギャップを感じる、成果の出し方がわからないといった理由であれば、すぐに転職を決断する前に、試してみる価値のある行動があります。

まずは上司と面談し、自身に期待されている役割をすり合わせることや、今後3カ月の具体的な学習・支援計画を立てること、そして社内異動の可能性を確認することなどです。

転職理由は前向きに! 長く働ける条件のもと企業を選ぼう

もし転職を決意した場合は、早期離職の理由を客観的に説明できるように準備しましょう。「自身で試行錯誤したが、結論として環境を変える必要があると判断した。この経験から〇〇を学び、次は改善できる」という流れで伝えられると、前向きな印象になります。

次の職場を探す際は、応募先の就業環境を見学や現場の社員との面談で十分に確認することが重要です。そして何より、「長く働ける条件」を自分なりの優先軸に据えて企業を選ぶと、次のキャリアがより安定します。

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

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合わないなら早期決断もアリ! 考え方は変化してる!

かつては「石の上にも3年」といわれましたが、最近はその考え方も変わり、合わない環境で耐え続ける時間は無駄だと判断し、早期に転職するケースも珍しくなくなりました。

特に深刻なミスマッチがある場合、ただ耐えているだけでは心身を消耗してしまいます。若いうちは選択肢も広いので、早期に決断するほうが合理的という考え方は十分に成り立ちます。

なぜダメだったかを分析し、次への糧にしよう!

ただし、「忍耐力がない」「またすぐ辞めるのでは」と懸念されるリスクもあるため、なぜ合わなかったのかを深く自己分析することが不可欠です。「仕事の内容」「人間関係」「会社の価値観」など、何がミスマッチの原因だったのかを具体的に整理しましょう。

そのうえで、「次はどのような環境であれば長く活躍できるか」を明確に説明できるように準備することが、次の成功につながります。

こちらの記事では、試用期間中の退職の可否や、角を立てずにスムーズに退職しやすい退職理由の伝え方について解説しています。入社後すぐに退社を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

退職理由がネガティブな場合、伝え方に悩む人も多いでしょう。次の記事では、退職理由に嘘をつくメリットやデメリット、スムーズに退職しやすい嘘の退職理由を解説しています。これから退職の申し出をしようとしている人はぜひチェックしてみてください。

以下の記事では仕事をすぐ辞めるのは甘えか? の質問にキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみましょう。

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