Q
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不採用の場合、履歴書は返却してもらえますか?
現在、転職活動中で、先日応募した企業から不採用の連絡が来ました。
その際に提出した履歴書と職務経歴書を見返したいのですが、一般的に不採用だった場合、応募書類は返却してもらえるものなのでしょうか?
もし返却してもらえるのであれば、どのように依頼すれば良いのか知りたいです。また、個人情報も記載されているため、適切に処分されるのかどうかも気になります。何かアドバイスをお願いいたしします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
返却は困難な場合が多い! 原則返却不可と心得よう
多くの企業では、個人情報保護の観点から、応募書類の取り扱いについて厳格なルールを設けています。
募集要項に「応募書類は返却しません。弊社規定にもとづき適切に廃棄します」といった記載がある場合がほとんどで、一度提出した履歴書を返却してもらうのは難しいのが実情です。
どうしても返却を希望する場合は、応募前にその可否を確認するか、切手を貼り付けた返信用封筒を同封し、返却依頼の旨を記した文書を添えるという方法も考えられます。
次回からは“控え”を保管する癖をつけよう!
ただし、不採用後に、面接の振り返りなどの目的で返却をお願いしても、応じてもらえるケースはまれです。それよりも、次回からは応募書類を提出する前に、必ずPDFなどで「控え」を保管しておくことを習慣付けることをおすすめします。
応募する企業の個人情報の取り扱い方針(プライバシーポリシー)を事前に確認し、自身の情報がどのように管理されるのかを把握しておくと、より安心して選考に臨めます。
返却されないのが基本! 廃棄処分が一般的な対応である
就職活動で不採用となった場合に、提出した履歴書が返却されるかどうかについてですね。結論から言うと、基本的には返却されないことが多いでしょう。
個人情報保護法の観点からも、企業は応募書類を返却するのではなく、社内で責任を持って適切に廃棄する(シュレッダー処理など)義務を負っています。以前は返却する企業もありましたが、郵送コストや個人情報管理の手間を考慮し、現在では廃棄する対応が主流となっているのです。
企業に返却希望を伝えるのはOK! ただし丁寧な対応が必須
ただし、例外として、求人票や募集要項に「応募書類は返却いたします」と明確に記載されている場合は、返却されると考えて良いでしょう。
もし、どうしても返却を希望される場合は、その旨を企業に依頼すること自体が失礼にあたるわけではありません。
しかし、企業にとっては通常とは異なるイレギュラーな対応をお願いすることになりますので、依頼する際は丁寧な言葉遣いを心掛けてください。
多くの場合、「社内で責任を持って廃棄させていただきます」という回答になる可能性が高いことは、念頭に置いておくと良いでしょう。
以下の記事では、正しい履歴書の書き方を解説しています。これから履歴書を作成する人は、ぜひチェックしてみてください。
履歴書の提出を控えている人は、次の記事も参考にしてみてください。履歴書を書き間違えてしまった時の対処法を解説しています。
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