Q
大学4年生
女性
行きたい企業がない場合の就活について、知恵袋で相談しても大丈夫?
現在就職活動中の大学生です。
正直に言うと、まだ「ここに行きたい」と思える企業が見つかっていません。周りの友人はすでに志望業界や企業を絞り込んでいて、少し焦りを感じています。
ネットで調べても、「自己分析をしっかり」「業界研究をしよう」といった当たり前のアドバイスばかりで、具体的な方法がわかりません。
そこで、就活の知恵袋で「行きたい企業がない場合、どうすれば良いですか?」と相談してみようかと考えています。知恵袋での相談は、何か参考になるヒントや有益な情報を得られるでしょうか?
行きたい企業が見つからない場合、まず何から始めるべきか、具体的なアドバイスを教えていただけると助かります。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
サイトより専門家を頼ろう! 具体的で信憑性のあるアドバイスが重要
行きたい企業が見つからず、就職活動の進め方に悩んでいる時に、Yahoo!知恵袋のようなサイトで相談すること自体は問題ありません。
しかし、知恵袋は匿名で誰もが好き勝手に意見を書き込めるため、得られる回答は個人の主観や一般論に偏りがちで、必ずしもあなたにとって具体的で役立つアドバイスが得られるとは限らないでしょう。
本当に自身のキャリアについて真剣に考え、専門的なアドバイスを求めるのであれば、大学のキャリアセンターやハローワークといった公的な機関に相談することを強くお勧めします。専門家は客観的な視点から、あなたに合った具体的な進め方を一緒に考えてくれますよ。
「やりたくないこと」から自分を見つけることも可能! 逆の視点で考えてみよう
また、「行きたい企業がない」「何がやりたいかわからない」という悩みは、決して珍しいことではありません。
そのような時は、視点を変えて「これだけは避けたいこと」「絶対にやりたくないこと」を書き出してみるのも有効な自己分析の方法です。
たとえば、「毎日一人で黙々と作業するのは嫌だ」「人前で話す営業のような仕事は苦手だ」といったネガティブな要素から消去法で考えていくと、逆に自身が仕事に求めるものや、比較的ストレスなく取り組めることの輪郭が見えてくることがありますよ。
相談はOKだが一般論になりやすい! 3つの軸で自身を深掘りしてみよう
知恵袋での相談自体はかまいませんが、回答者はあなた自身を知らないため一般論に流れやすく、具体の解像度は上がりにくいです。
そのため、なるべく自身で行きたい企業を絞り込んでいく作業をおすすめします。
具体的には、まず「関心領域」×「得意な行動」×「避けたい条件」を各3つ挙げてみましょう。
その後、それを職種マップ(営業・企画・開発・制作・CS・バックオフィスなど)に当てはめます。
体験を通じて仮説を検証! 自分の意思で後悔なく決めよう
次に短期間のインターンシップや半日の仕事体験、OB・OG訪問を各2~3件実施し、仮説を検証してみてください。
この期間は、並行して3社ほど「仮志望」を決めておくと良いですね。それぞれ、説明会から一次選考まで進んでみることで仕事内容の現実感をつかむことができます。
掲示板は知らなかった選択肢を広げる用途に限定し、意思決定は自分の体験でおこなうことが後悔を少なくする大切なポイントです。
就活の軸は、就職先や希望する働き方を考える基準です。次の記事では、就活の軸について詳しく解説しているので、行きたい企業が見つからない人もぜひ参考にしてみてください。
こちらの記事では、やりたいことがない人がやるべきことや就職活動の際に気を付けるべき点を解説しています。やりたいことがない人は、ぜひ参考にしてみましょう。
次のQ&Aでは、やりたいことが見つからないまま就活ができるか? の質問にキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみてください。
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