Q
大学1年生
男性
大学でサークルに入らないと、就活で不利になりますか?
大学に入学したばかりの者です。
自分は、あまり集団のなかでいるのが得意ではないので、サークル活動に興味がなく、入らないつもりでいます。しかし、周囲の先輩や友人からは「サークルに入らないと就活で話すことがなくなる」「面接で学生時代に頑張ったことを聞かれたときに困るよ」などと言われ、少し不安になってきました。
サークル活動以外にも、自分が興味あることやメリットになることなら頑張りたいと思っています。たとえば、アルバイトや勉強などです。
サークルに入らない選択をした場合、就活で不利になることはありますか? サークル以外の活動で、企業に評価されやすいことがあればそれについても教えていただきたいです。
また、仮にサークルに入らずに学生生活を過ごして就職する場合、選考でのアピールのコツについてもぜひアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
経験の中身が重要! サークルは必須ではない
大学でサークルに入っていないことが、就職活動で直接不利になることは決してありませんので、安心してください。
企業が面接などを通じて知りたいのは、「あなたが大学生活で何に力を注ぎ、その経験から何を学び、どのように成長したか」ということです。その経験がサークル活動である必要はまったくありません。
主体的に活動すればどんなテーマでもOK! 自信を持って語れる「ガクチカ」を用意しよう
たとえば、学業に真剣に取り組んだこと、アルバイトで責任ある役割を果たしたこと、資格取得に向けて努力したこと、あるいはボランティア活動に熱中したことなど、あなたが主体的に目標を持って取り組んだ経験であれば、どれも素晴らしいアピール材料になります。
大切なのは、活動の種類ではなく、その経験にあなたがどのように向き合い、そこから何を得たのかを、自信を持ってあなた自身の言葉で語ることです。
サークルに入らなくても不利じゃない! 経験の語り方が重要
大学でサークル活動をしていなくても、就職活動で不利になることはありませんので安心してください。
企業が評価するのは、サークルに所属していたという「看板」ではなく、あなたが学生時代にどのような課題を見つけ、どう工夫して成果を出したか、そしてその経験を今後も再現できるか、という点だからです。
サークル活動以外にも、アルバイトや学業、個人的に取り組んだプロジェクト、ボランティア活動など、どんな経験でもかまいません。
大切なのは、その経験について「なぜそれに取り組んだのか(目的)」「その中で自分はどんな役割を果たしたのか(役割)」「どんな工夫をしたのか(工夫)」「結果どうなったのか(数値や周りからの評価)」「そこから何を学んだか(学び)」という一連の流れで具体的に語れることです。
チーム経験が薄いなら短期インターンなどで補完! 面接では主体性を示そう
もしチームでの経験が少ないと感じる場合は、学内の企画や短期のインターンシップなどに参加して補うこともできます。
さらに、面接での逆質問の際に、「入社後に学びたいこと」や「自分ならこのように貢献できるのではないか」といった主体的な姿勢を示すことで、サークル活動の経験がないことを十分にカバーし、高く評価されるでしょう。
充実した大学生活を送ってくださいね!
サークルに力を入れていた人の中は、ガクチカのテーマとして取り上げようと考えている人もいるでしょう。次の記事では、サークルのガクチカを作成する際の注意点やアピールのポイントについて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
こちらの記事では、ゼミに入っていないと就活で不利になるかどうかについて、キャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみてください。
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