Q
大学3年生
男性
就活で自分に面白いキャッチフレーズを付けるのは有効ですか?
就活の自己紹介や面接で、自分のことを印象的に表現するキャッチフレーズを付けたいです。
「〇〇な△△です!」のように、聞いた人が「おっ!」と思うユニークな表現を作れれば、面接官の印象に残り、有利になるのではないかと考えています。
ただ、あまりにも面白さを優先すると、TPOに合わない変わった人だと思われたり、真面目さが伝わらなかったりしないか不安です。
実際のところ、就活の場面で自己紹介のときにキャッチフレーズなどを付けても問題ないのでしょうか? 採用担当者の方がユニークなキャッチフレーズをどのように評価するのか気になります。
また、自分を面白く表現でき、かつ好印象にもなるような良いキャッチフレーズを考える方法があれば教えてください。
キャッチフレーズを考えるうえで注意すべきポイントや、避けたほうが良いNG例などもあれば、併せてアドバイスをお願いいたします!
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
使い方次第で武器になる! 人となりを端的に表そう
面接で自身のキャッチフレーズを使うというのは、とてもユニークなアイデアで、発想が素晴らしいですね! 結論から言うと、使い方と場面を工夫すれば、非常に有効なアピールになります。
面接官は短い時間で多くの学生さんと会うため、いかに自分を覚えてもらうかという工夫は大切です。キャッチフレーズは、あなたの第一印象を強くしたり、その後の会話のきっかけを作ったりするのに役立ちます。
ただし、注意も必要です。ただ奇抜さや面白さだけを狙ったキャッチフレーズは、かえって逆効果になる可能性があります。なぜなら、採用担当者が本当に知りたいのは、あなたの「仕事に活かせる強み」や「人となり」だからです。
評価されやすいキャッチフレーズとは、あなたの強みや人柄を端的に、かつ分かりやすく表現しているものです。
たとえば、「人を巻き込む力なら誰にも負けない、チームの盛り上げ役です!」や「話しかけやすいとよく言われる、聞き上手なサポーターです」といった形が良いでしょう。
さらに、「情報収集マニアの、リサーチ型営業志望です!」のように、目指す仕事内容につながる要素が含まれていると、より効果的です。
「明るい」「頼れる」「挑戦好き」といったポジティブな言葉を選ぶのもポイントですね。
誇張した表現はNG! 強みと仕事を結び付けて貢献意欲をアピールしよう
一方で、面白くても中身がともなわなかったり、あまりに話を盛りすぎて嘘っぽく聞こえたりする表現は避けるべきです。
また、金融機関や公務員といった堅い雰囲気の業界では、奇抜さよりも誠実な印象が重視される傾向にあることも覚えておきましょう。
キャッチフレーズは「覚えてもらうための工夫」として有効な手段ですが、単なる面白さよりも、「自分の強み」と「それを仕事でどう活かせるか」を結びつけて表現することを意識すると、あなたらしさが伝わる素晴らしい自己PRになりますよ。
キャッチフレーズは有効! ただし「強みの要約+根拠」が必須
面接でキャッチフレーズを使うことは、使い方次第で有効なアピールになります。ただし、単なるユーモアを狙うのではなく、あなたの「強みの要約」と、それを裏付ける「具体的な根拠(エピソードや数字)」をセットで表現することが重要です。
たとえば、「初対面の壁を30秒で溶かす営業体質です。学園祭では〇社の協賛を獲得し、来場者アンケートでは回収率〇%でした」といった形が良いでしょう。
採用担当者は、キャッチフレーズを「記憶に残るフック(きっかけ)」としてとらえつつも、その背景にある「仕事で再現できる能力」を確認したいと考えています。
そのため、あまりにも抽象的すぎる表現や、その場にいる人しか分からない内輪ネタ、過度な語呂合わせなどは、中身がないと判断され逆効果になる可能性があるので避けましょう。
ユーモア先行はNG! まずは通常の自己紹介を固めよう
最も安全で効果的な使い方は、まず通常の自己紹介(強みや経験を具体的に説明するもの)をしっかりと準備しておき、その冒頭にキャッチフレーズを添えるという方法です。
こうすることで、印象を残しつつも、本来伝えるべき内容を確実に伝えることができます。
こちらの記事では1分の自己PR動画の撮影に必要なノウハウを解説しています。自己PRに悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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