Q
大学3年生
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韓国の化粧品会社に就職するにはどうすれば良いですか?
現在、大学3年生です。K-POPや韓国ドラマが好きで、韓国の文化に強い関心を持っています。
特に韓国コスメは個人的にも大好きなので、将来は韓国の化粧品会社で働きたいです。
ただ、韓国の大学を卒業しているわけではないため、就職は難しいのではないかと不安に感じています。
日本人が韓国の化粧品会社に就職するには、どのような方法があるのでしょうか?
必要な語学力やスキル、さらに就職活動の際にアピールすべき点について、具体的なアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
韓国で働く場合はビジネスレベルの韓国語が話せることがマスト!
日本人が韓国の化粧品会社に就職する道は、①韓国本社で働く、②日本法人や現地支社で働く、の2つがあります。
韓国本社での採用を目指す場合、韓国語能力試験(TOPIK)5級以上、もしくはビジネス場面で支障がないレベルが求められるのが一般的です。
会議や資料も韓国語が中心となるため、大学卒業レベルの専門知識に加え、韓国語で業務を遂行できる力が不可欠となります。
さらに、英語力があると海外市場向けの業務にもかかわりやすくなり、採用の可能性が広がるでしょう。
日本法人や海外支社の場合は、日本市場に特化したマーケティングや営業、広報などのポジションが多くなります。韓国の本社とやり取りするため、韓国語または英語ができれば大きなアドバンテージになるのです。
好きだけじゃダメ! +αのスキルと分析力を磨こう
求められるスキルとしては、SNSを活用した情報発信、トレンドの分析力、ブランドをどう伝えるかといった感性が重要になります。
また、化粧品は成分や安全性が重視される業界でもあるため、化学・薬学の知識が評価されることもあるでしょう。
韓国文化やコスメが好きというだけでなく、「どのブランドがなぜ人気なのか」「日本市場で韓国コスメがどう受け入れられているか」を具体的に語れると説得力が増しますよ。
選択肢は3つ! 最適なキャリアプランを描こう
日本人が韓国企業に就職するのは、決して簡単な道のりではありませんが、不可能ではありません。特に、韓国コスメのようなグローバル展開を目指す企業にとっては、日本市場と日本の顧客を深く理解している人材は大きな強みになります。
韓国の化粧品会社に就職するためのルートは、大きく分けて3つ考えられるでしょう。
まず、最も現実的なルートとして挙げられるのが、韓国の大手化粧品会社や人気ブランドが展開する日本法人(日本支社)への就職です。日本国内での選考となるため就職活動のハードルが比較的低く、日本市場のマーケティングや営業、広報といった職種であなたの知見を最も活かせます。
将来的には、日本法人で実績を積んだ後に本社(韓国)のグローバル部署への異動を目指すというキャリアパスも描けるでしょう。
次に、より挑戦的な選択肢として、韓国語能力を磨き、新卒・キャリア採用枠で韓国本社へ直接応募する方法もあります。最初のキャリアから韓国で働けることが最大のメリットですが、非常に高い韓国語能力や就労ビザの取得が必須となるなど、ハードルは高くなるでしょう。
さらに、専門的なサポートを受けながら就職活動を進めたい場合は、韓国の現地採用に強い転職エージェントや日本のグローバル転職エージェントを活用するのも有効です。企業の求める具体的なスキルセットや面接対策など、専門家ならではのアドバイスを受けられることがメリットと言えます。
語学力と専門性を磨いて自分の強みで勝負しよう!
語学力については、現地で働くにはTOPIK(韓国語能力試験)6級、日本法人だとしても4級は必要と言われているようです。
自己PRのときは、あなたは日本人として「日本市場の専門家」であることを前面に出していきましょう。
「韓国コスメの日本でのトレンド、消費者の購買行動、競合他社の動向などについて、誰よりも深くリサーチしています」など、これまでの研究をわかりやすく相手に伝えてください。
こちらの記事では、知っておくべき化粧品業界の特徴や入社後の活躍のポイントを紹介しています。化粧品会社への就職を検討している人はチェックしてみましょう。
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