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次の仕事が決まってないけど辞めるのは甘いですか?
今の会社に勤めて4年目になりますが、心身ともに限界を感じていて、次の仕事が決まってない状況ですが、このまま退職を考えています。
ただ、働きながらの転職活動は、時間的にも精神的にも余裕がなく、正直なところ、本格的には動けていません。平日は帰宅すると疲れ果ててしまい、休日も気力が湧かない状態です。
いっそのこと、一度退職してリフレッシュしてから、次の仕事を探すことに集中したいのですが、周囲からは「次の仕事が決まってないのに辞めるなんて無計画だ」と言われ、やはり自分の考えは甘いのかと不安になっています。
次の仕事が決まる前に辞めることの現実的なリスクや、その後の転職活動への影響はどのようなものがあるのでしょうか。もし辞めるという選択をする場合、どんな準備をしておくべきかアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
甘えじゃない! 疲れた心と体をまず休ませよう
仕事の疲れから気力が湧かず、さらに疲労困憊の状態では、転職という重要な意思決定をするのは難しいものです。まずは心身をリフレッシュしてから、次の仕事を探すようにしましょう。
転職活動では、6~7社に応募して1社から内定が得られるといわれていて、週に1社ずつ応募すると、転職期間の目安は2~3カ月ほどです。少し休んだとしても、転職活動でキャリアを立て直すチャンスは十分にあるといえます。
生活費が不安な保険や貯金を活用しよう
ただ、離職期間中の生活費は心配になるでしょう。そんなときのために雇用保険はあるので、まずは失業給付の受給を検討してみましょう。
あわせて、貯金の状況やご家族の協力体制も確認しておくと、より安心です。
焦りは禁物! ブランクを恐れずに自分を信じよう
「ブランクがあると転職に不利」といった話は、都市伝説のように語られることもありますが、元気のない顔で面接に臨むほうが、よほど心配です。焦って仕事を探すと、判断力も鈍ってしまいます。
実際、失業保険を受給しながら転職活動をする人の相談に乗ることも多いです。
転職が決まった相談者さんからは「人生、何とかなると思えた」「この迷った時期は、自分にとって必要な時間だった」といった言葉もよく聞きます。相談者さんにも「人生、何とかなりますよ」とお伝えしたいです。
多方面にリスクがあるのは事実
「次の仕事が決まっていないのに辞めるのは甘いのでは」と感じるのは、自然な不安です。実際、離職期間が長引くと、企業から「計画性に欠けるのではないか」と見なされ、マイナス評価につながる可能性も否定できません。
また、収入が途絶えて経済的にも不安定になるリスクも高いです。
資金確保・転職時期の計画・早めの転職対対策がおすすめ
次の仕事が決まる前に退職する場合は、自分の生活費を基準に、最低でも3〜6か月分の資金を準備しておくことが望まいです。あわせて、退職後のリフレッシュ期間や転職活動の開始時期について、あらかじめスケジュールも立てておきましょう。
自己分析や職務経歴書の整理、業界研究なども、可能な範囲で少しずつ進めておくことも、スムーズな再就職につながります。
無理な勤務は逆効果! 戦略的に退職を考えよう
ただし、心身に限界がある状態で無理に働き、さらに転職活動を続けることは体調悪化や判断力低下を招きます。むしろ、良い転職機会を失う恐れのほうが大きいため、気をつけましょう。
もしもの場合は、必要に応じて専門機関や医療機関の相談も検討してみてください。退職する場合は、「甘いかどうか」より「今の自分が健全に次を探せるか」を判断基準にし、計画的に準備を整えて辞める姿勢が重要です。
退職をする際は、次のキャリアを見据えた戦略的な選択を下すようにしましょう。
仕事を辞める際の具体的な流れや後悔しないための判断基準などは以下の記事で解説しています。仕事を辞めることを検討している人は事前にチェックしておきましょう。
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