Q

大学3年生
男性

自己PRで「追求」と「言及」を使い分けたいです。

就職活動で自己PRやエントリーシート(ES)を作成しているのですが、「追求」と「言及」という言葉の使い分けに迷っています。

どちらも似たような意味に感じてしまうのですが、それぞれの言葉が持つニュアンスや、どのような文脈で使うのが適切なのかがよくわかりません。

たとえば、自己PRで自分の探究心や課題解決能力をアピールしたい場合、どちらの言葉を使うのがより効果的でしょうか?

それぞれの言葉を使った具体的な例文を挙げて、違いを教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表

野村 芳克

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突き詰めたことを話すなら「追及」、事柄に触れる場合は「言及」

「追求」と「言及」は似た印象がありますが、意味も使う場面も異なりますよ。

まず、「追求」は「目的や理想を徹底的に追いかけて突き詰めていくこと」を指す言葉です。探究心や課題解決力を表したいときに最適でしょう。

自己PRでは「問題の本質を徹底的に追求し、最適な解決策を見つける姿勢を大切にしています」や「研究活動では新しい分析方法を追求し、独自の成果を挙げました」といった表現が効果的です。

「追及」と「言及」の違いを理解して強みを的確に伝えよう!

一方、「言及」は「ある事柄について触れる、言葉で取り上げる」という意味で、軽くコメントする軽いイメージになります。

自己PRであれば「面接官に〇〇について言及した」や「他社の事例に言及しながら自分の提案を説明した」など、話題に触れる場面で使うのが自然でしょう。

探究心や課題解決力を伝えるなら「追求」が適切ですし、「言及」はあくまで触れる・述べるという意味なので、自己PRの核としては弱くなってしまいます。

まとめると、深く掘り下げ挑戦する姿勢は「追求」、話題に軽く触れるのは「言及」と使い分けましょう。

自己PRでは「課題を追求する」「成果を追求する」など、行動力や成長意欲を示す表現として「追求」を選ぶのが効果的です。面接や発表で他者の考えを紹介するときに「言及」を使うと、両者の違いがはっきりと伝わると思います。

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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探求心のアピールには「追及」を使用! シンプルな言葉に言い換えるのもあり

今回の場合であれば、自分の探究心や課題解決力をPRしたいので、前者の「追求」を使用するのがベターです。

ただし、「追求」という言葉には「悪人や犯罪者を問い詰める」ような場面でも使われることが多いため、若干のマイナスイメージがあります。

「追求」ではなく、そのまま「探求」や「深掘り」「精査する」「突き詰めて考える」「研究する」などの言葉に言い換えたり、言葉を組み合わせてみても良いでしょう。

例文を参考に自分らしい表現を見つけよう!

それぞれの単語を使った例文としては、以下のようなものがあります。

「私は、所属している大学のクラブ活動において〇〇という課題に直面しましたが、諦めることなく理想の結果を『追求』するために▲▲という行動を取りました」

「私の所属するゼミの先生は◎◎について『言及』することが多い」

自身の経験を当てはめて活用してくださいね。

この記事では、自己PRの締め方について解説しています。最後までしっかり自己PRがしたいという人は参考にしてみてください。

こちらの記事では、自己PRの書き方について例文付きで解説しています。まだ就活を始めたばかりという人も参考になる内容です。

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私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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