Q
大学4年生
女性
面接でその場で採用された場合にお礼メールは必要ですか?
先日、面接を受けた企業から、その場で「採用です」という内定をいただきました。第一志望の企業ではないのですが、とてもありがたいと思っています。
すぐに内定をいただけたのは嬉しいのですが、面接のお礼メールを送るべきか迷っています。内定が出た後だと、わざわざお礼メールを送るのはかえって失礼にあたるのではないかと心配です。
この場合、採用担当者の方にお礼の気持ちを伝えるメールは送るべきでしょうか? また、もし送るべきであれば、内定のお礼も含めた自然なメールの例文を教えていただけると大変助かります。
どのような点に気を付けてメールを作成すれば良いか、アドバイスをいただけますと幸いです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
即内定でもお礼を送ろう! 丁寧なメールで印象UPを狙おう
面接の場で内定をもらった場合でも、お礼メールを送ることはマナーとして好印象です。
その場で内定の連絡をもらったからといって「お礼は不要」と考えるのではなく、面接時間を割いてもらったことや、内定を直接いただいたことへの感謝を改めて伝えることで、誠実さと社会人としての基本姿勢を示すことにつながります。
当日か翌日までに送付! 感謝と意気込みを簡潔に
送るタイミングは、面接当日から翌日までが理想です。
件名は「面接のお礼(氏名)」や「内定のお礼(氏名)」とし、本文は、①面接の機会への感謝、②内定をいただいたお礼、③今後の意気込みを簡潔にまとめましょう。
【例文】
件名:面接・内定のお礼(氏名)
本文:
株式会社〇〇 採用ご担当者様
本日は面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。
また、その場で内定のお知らせを賜り、大変光栄に存じます。
今後の手続きについてご指示をいただければ幸いです。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
氏名・連絡先
長文は不要で、感謝と今後の対応確認を簡潔に伝えれば十分です。
第一志望でなくても、丁寧なメールを送っておくことで、今後のやり取りをスムーズに進められるでしょう。
その場内定でもお礼メールは必須! 感謝と熱意を伝えよう
面接でその場での採用をもらった場合でも、採用担当者へのお礼メールは送るべきです。これは、社会人としてのマナーであり、入社への意欲を示す重要な機会となります。「失礼にあたるのでは」という心配は不要です。
お礼メールを送る目的は、感謝の表明と入社意欲の再確認となります。面接の機会と迅速な内定決定への感謝を伝えることで、担当者との良好な関係を初期段階から築くことができるでしょう。
加えて、即日内定は企業からの高い評価の証ですが、メールで改めて「入社後の貢献」に触れることであなたの入社意欲を伝え、企業側の決断を確かなものにする効果もあります。
3つのポイントを押さえて完璧! 当日中に送って良い印象で締めくくろう
メール作成では、当日中、遅くとも翌営業日の午前中に送ることを心掛け、いくつかの点に注意しましょう。
まず件名は、「採用面接のお礼(内定御礼)/氏名」のように、要件と氏名が明確にわかるようにします。
本文には、面接の機会への感謝と、「貴社からの内定を心よりお礼申し上げます」という一文を必ず含めてください。
内定承諾の意向を示す場合は、さらに「貴社の一員として貢献できることを大変うれしく思っております」と、入社後の意欲を前向きに伝えると効果的です。
即日内定後のお礼メールは、あなたの評価をさらに高め、入社後の円滑なスタートを約束する「配慮と熱意の証明書」となります。迅速かつ丁寧なメールで、採用への感謝と真摯な姿勢を伝えましょう。
こちらの記事では、面談後にお礼メールを書く際の書き方ガイドを解説しています。例文も紹介しているので参考にしてみてください。
内定を待ってもらいたい場合は、こちらの記事も参考になります。マナーに則った誠実な対応を心掛けましょう。
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