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再就職できないときはどうすれば良いですか?

20代後半での再就職がなかなか決まらず参ってしまっています。

新型コロナで会社の経営が傾いたこともあって退職を勧められてしまい会社を辞めました。その後2年ほどの離職期間を経て、最近就職活動を始めたのですが、なかなか選考に通りません。

前職でもまだまだ新人扱いだったため、自分に経験が足りていないのは明白なんですが、再就職できるためにはどうすれば良いでしょうか?

また今後このまま離職期間が長くなることで、再就職できないリスクは高まってしまうのでしょうか?

再就職する人向けの就活対策法やアドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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再就職できていない原因を特定して正しく対策しよう

質問者さんは20代後半とのことですから、まだまだ十分再就職は可能です。質問者さんの年齢で正社員での就業経験があるにもかかわらず就職活動がうまくいかない場合、3つの原因が考えられます。

1つ目は「行動量が少ない」場合です。単純に応募数が少ないだけというケースですね。転職活動として10〜20社への応募はごく普通です。もし質問者さんがこれくらいの応募をしていないのであれば、まずは行動量を増やすことから始めてみてください。

その際のポイントは同時並行して応募をすること。1社応募して、その結果が出てから次の一社を探し始めて応募する、というやり方だととても時間がかかります。自分がピンときた会社に複数同時に応募し、並行して選考を進めていくことが大切です。

2つ目は、応募業界or条件を絞りすぎているケースです。「自分にはこの経験があるからこの業界で」と最初から業界を決めつけてしまって、他の選択肢を潰してしまうことがあります。20代でしたら未経験で採用してくれる会社はかなり多いはずです。

たとえば介護業界などは慢性的な人手不足ですから、20代の応募者だとかなりの高確率で採用されるでしょう。またIT業界などもエンジニア不足です。未経験でも研修で知識を身につけてもらえればOKという会社も多数あります。そういうところを探して応募してみると高確率で採用をもらえます。

3つ目の原因は、求人の探し方が良くないケースです。たとえば、自分がよく見る求人サイト1つ〜2つだけで探している、ハローワークの求人でしか探していない、もしくは転職エージェントに登録してそこからの連絡を待つだけなど、求人情報の集め方が狭すぎると就職活動は難航します。

大切なのはこれらの方法を併用することです。自分にぴったりの求人はどこにあるか分からないので、なるべく広く求人情報を収集しましょう。

転職フェアで採用意欲の高い企業の担当者と話してみることもおすすめ

就活を効率的に進めるためにはリアルで開催されている転職フェアに参加することがおすすめです。ネットに「転職フェア」と自分の住んでいる地域名を入力して検索してみてください。直近で開催される転職フェア情報がゲットできます。

転職フェアのメリットはいきなり担当者と話せることで、書類で落とされることがありません。

転職フェアに出店している企業は採用意欲がかなり高いので、そこの担当者と直接話せるのはかなりおすすめです。是非試してみてください。

転職がうまくいかないと悩んでいる人はこちらの記事もチェックしてみてください。転職フェアや合同説明会の情報が確認できるサイトも紹介しています。

キャリアコンサルタント/公認心理師

吉野 郁子

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始めたばかりで再就職できないと諦めず原因究明から取りかかろう

質問者さんの場合、再就職活動がうまく進まない原因は4つ考えられます。

①人気職ばかり応募したり希望条件を高く設定したりしている
②「2年ほどの離職期間」を何をしていたのか、うまく説明が伝わっていない
③最初の会社での経験を肯定的に伝えられていない
④そもそも応募数が少ない

即効的な対策として応募数を増やしてみよう

離職期間の説明や前の会社での経験を上手にアピールするためには、応募書類の作成を見直してみましょう。PORTキャリアの記事にも役に立つページがたくさんありますから、ぜひ参考にしながらバージョンアップをしてみてください。

また、たとえば「人気職ばかり応募している」という原因に該当する人気職の一つに、事務職があります。「求人もたくさんあるし事務だったらできそう」と思う人は実はたくさんいて、一番の激戦区になっている職種なのです。

採用されないとは言いきれませんが、このような人気の高い職種はたくさんの応募をする必要があるでしょう。

そして応募数の少なさに対しての解決法は、もちろん応募数を増やすことです。応募数の目安には「年齢の半分は覚悟しよう」とよく言われます。2~3社の応募で「自分の何が悪くて採用されないんだろう?」と悩むのはまだ早いです。応募なくして採用なし。まずは「応募数」を意識しましょう。

社会人経験が浅い状態での再就職ではいろいろな不安を抱えてしまいがちです。下記の記事ではそんな不安を解消するためのポイントをキャリアアドバイザーが解説しているため、1人で抱え込まずにぜひ参考にしてみてください。

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