Q
その他
男性
職歴を1年ほど多く書いてしまったのですが内定を取り消される可能性はありますか?
先日、公務員の内定をいただきました。応募の際にWeb登録で自身のことを記載したのですが、その際に、空白期間を埋めるために職歴を1年ほど多く書いてしまいました。
無事に内定をいただいて履歴書を提出することになったので、そちらでは正式な情報を記載しようと思っています。
このような場合、職歴詐称として内定を取り消されてしまうのでしょうか? 自分の責任ではありますがとても心配です。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
誤記の内容と意図によってはリスクがある
Web登録で職歴を水増しした行為は経歴詐称にあたり、内定取り消しのリスクはゼロではありません。特に公務員は高い倫理観が求められるため、虚偽記載は厳しく判断されます。
内定取り消しが有効となるかは、その虚偽記載が「採用の判断に重大な影響を及ぼす重要な事項」であったかどうか、そしてその悪質性によって決まります。
Web登録時の虚偽の内容を正式な履歴書に転記すると、年金や雇用保険などの公的書類と矛盾が生じた際に、悪質性がきわめて高いと判断されます。これは、内定取り消しや懲戒免職の決定的な理由となります。
書類には正しい情報を記入し、誠意を持って対応しよう
今後の対応は、正しい情報を記載した履歴書を提出し、採用側からの問い合わせがない限り、Web登録時の内容についてはあえて触れないことです。
万が一、採用側からWeb登録内容との相違について指摘があった場合は、Web登録時の入力ミスであったと説明しましょう。
そのうえで、すぐに誠意を持って訂正し謝罪してください。これが、意図的な詐称ではないと判断してもらい、悪質性を下げるための現実的な対応策です。
ただし、採用担当者の判断や公務員規定により、内定取り消しのリスクがあることを理解しておかねばなりません。
軽微なミスなら訂正で済むが、嘘の申告なら判断が変わる
公務員の内定、おめでとうございます。「本人が忘れていた」「間違えていた」などの軽微なミスであれば、訂正することで済むことが多いです。
ただし、自分から申し出る前に、採用側が調査をする段階で気づき、確認をおこなった場合には、「経歴詐称」としての悪質性があると判断されてしまう可能性があります。
履歴書の内容に嘘があった場合、内定取り消しが認められる場合があります。
学歴で中退であるのに卒業と書く、在籍していない大学に在籍したという虚偽の申請をする、資格取得で所持していない資格を書く、などは明らかに悪質で経歴詐称であるといえます。
所得に矛盾が生じることも! 自己申告で信頼を回復しよう
空白期間を埋めるために職歴を1年ほど多く書いてしまったとのことですが、職業の在職期間が変わり、本来の給料と金額が異なるなどの違いが出てきてしまう可能性もあります。
公務員は、信用が重視される職業です。できる限り早い段階で正直に採用担当に連絡しましょう。意図的な虚偽ではなく、間違えてしまったため訂正したい旨を説明し、信頼回復を図りましょう。
以下の記事では失敗しない履歴書の書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これから履歴書を作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。
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