Q

大学3年生
女性

女性です。商社の一般職に就くにはどうすれば良いですか?

商社に憧れている女子大学生です。総合職にも興味はありますが、倍率の高さや働き方のきつさを考えると、正直一般職の方が自分には合っているのではないかと考えています。

しかし、商社の一般職も非常に人気で、採用枠が少ないと聞きました。

商社の一般職に就職するために今からできる対策や、選考でアピールすべきことは何でしょうか? 商社の一般職として働くことのリアルなメリットやデメリット、働きがいについても教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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倍率で選ばない! 特徴を理解して適性を判断しよう

まず、一つ誤解があるようです。

「倍率の高さを考えると一般職のほうが良い」とのことですが、実際には一般職のほうが総合職よりも倍率が高いケースがよくあります。

採用人数が少なく、安定志向の学生からの人気も高いためです。

したがって、「競争率が低いから」という理由で一般職を選ぶのは危険な判断です。

そのうえで、一般職のメリット・デメリットを理解し、それでも自分に合っていると思えるか考えてみましょう。

デメリットとしては、総合職に比べて年収が上がりにくく、責任ある仕事を任されにくい点が挙げられます。
また、サポート業務が中心のため、専門的なスキルが身に付きにくく、転職時のハードルが総合職より高いことも理解しておくべきです。

志望動機の説得力がカギ! 自分の適性を詳細に示そう

選考でアピールすべきことは、「なぜ商社なのか」「なぜ一般職なのか」を明確に説明できることです。

採用側は「安定していそうだから」「楽そうだから」という安易な理由で応募してきていないか、という視点で見ています。

「自分は前に出るよりも人を支えるほうが得意であり、その能力は過去の経験からも証明できる」というように、自身の能力や個性が、一般職で求められる特性とどのように重なるのかを具体的に説明できるように準備しましょう。

時間をかけて自己分析を深掘りすることが、今からできる最も重要な対策です。

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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商社の一般職は難関! プロのサポート役を目指そう

最近、商社の一般職の採用枠は減少傾向にあり、非常に競争率が高い狭き門となっています。

求められるのは、単なる事務員ではなく「プロフェッショナルなサポート役」です。

事務の力だけではない! 仕事に活きる専門性を示そう

たとえば、海外との仕事では貿易実務などをサポートする役割となるので、事務能力はもちろんのこと、高い語学力が求められるケースが多くなります。

そういった専門性をアピールしていくことが重要になります。

こちらの記事では、商社の一般職の実情について解説しています。厳しさも解説しているので目を通しておくとよいでしょう。

以下の記事では商社への就職で英語がポイントになることについて解説しています。どのようにPRするとよいのか確認していきましょう。

商社の仕事のやりがいについては次のQ&Aでも解説しているので、ぜひチェックしておきましょう。

あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう

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自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。

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