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就活のレポートの正しい書き方が分かりません。

この前、企業説明会後にそのまま進んだ選考がレポート形式だったのですが、就活上でのレポートの書き方がわからずとても困りました。

面接だろうと思ってたので「聞いてないよ!」という気持ちが大きく、テンパった結果、指定文字数の半分くらいしか書けずに終わりました。

企業はこのレポートで何を見ようとしてたのでしょうか?
選考のときに事前に提出したエントリーシートとの違いもよくわかりません。

こういうレポートや作文のような選考のときの書き方のコツや企業が見ているポイント、よく出題されるテーマなども教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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問題から企業が見ている意図を理解して落ち着いて対処しよう

企業がこのようなケースでレポートを通して見ようとしていることは「就活生のリアルな能力と人柄」です。具体的な例を挙げるならば、論理的思考力やストレス耐性、これまでしてきた就活の準備の深さ、物事の考え方や価値観などがあります。

エントリーシートとの違いがよくわからないとのことですが、まず、エントリーシートは時間制限もなく落ち着いた環境で、いろいろなものを参考にしながら事前に準備して書くことができます。

しかし選考でのレポートは制限時間を設けられたうえで、その場で考えなければならないため、まず単純に緊張するでしょう。そのような状況下でも出題された課題に対して落ち着いて問題を整理し、適切な表現で文章を書き上げる能力が求められることがエントリーシートとの大きな違いです。

また、これまでの人生でどのような生き方をしてきたのかも、その場で書くことになれば本当のことが現れやすくなります。企業はそこに「就活生のリアルな能力と人柄」が表れると考えているのです。

PREP法などを活用し論理的な文章を書き慣れておこう

レポートへの対応のコツとしては、論理的な文章の書き方に慣れておくことが必要です。具体的には「結論、その理由、具体例、再度結論」というPREP法が最も有名です。ロジカルな文章を書く時にはこの型を意識するだけでぐっと伝わりやすくなります。

エントリーシートを書く際もこのPREP法の型を意識して書くようにしておくと、レポートにも生かせますよ。何よりも早めに自己分析を深めておくことが大事ですね。

自分は何を大事にして仕事を選ぼうとしているのか、何に興味があり、どんな経験をしてきたのかなどをあらかじめ言語化しておくと、レポートが書きやすくなります。

よく出題されるレポートのテーマとしては「今回の選考に向けてした準備はどのようなものか」「学生時代に頑張ったこと」「今までの挫折経験」「なぜうちの会社に入りたいのか」「10年後の自分の姿」などはよく聞きます。

もし事前に選考内容を調べてレポートがあることが分かれば、口コミサイトなどで確認しておくと安心でしょう。

ベストアンサー

キャリアコンサルタント/公認心理師

吉野 郁子

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出題テーマに合わせて自分なりの切り口を設定して書こう

レポートのテーマとしては「説明会の感想を書いてください」「当社の強み・弱みをどう考えたか」など応募先企業のことをどう捉えたかを問う設問が多くあります。

書き方のコツは、「話を聞く前と後で予想外だった点」や「面白いなと思った点」、「もっと詳しく知りたいと思った点」などを考えることです。自分なりの切り口を設定して具体的に書きましょう。

筆記試験と同じで問題の要点を理解して整理することが大切

エントリーシートでは自分について述べるのに対し、説明会後レポートでは、企業のことや企業と自分の接点についてが聞かれています。

企業のどこに着目し、どのような感性を持って受け止めたか、は応募者によって個性が分かれるところです。企業はレポートを出すことで、就活生がどこを着眼点にしたのかを見ています。

レポートや作文形式試験では、要点をつかみ、頭の中で整理し、表現する力が表れます。筆記試験と同様の能力が問われるでしょう。

また、「聞いてないよ!」とテンパってしまった、というのはまさに説明会自体への参加の意欲の度合いがあぶりだされてしまったわけですね。今後は焦らないように、説明会でメモを取る時点で、頭の整理をしながら臨むと良いでしょう。

就活レポートと同じく就職での小論文の書き方もつまずく人は多いでしょう。下記の記事では就活に役立つ小論文の書き方をキャリアコンサルタントと詳しく解説しているためぜひ参考にしてみてくださいね。

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