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ゲームクリエイターになるには、どんな大学に行くべきですか?
将来、ゲームクリエイターになりたいと考えている高校生です。具体的には、ゲームプランナーやディレクター職に興味があります。
専門学校も考えたのですが、親からは大学に進んでほしいと言われています。
実際、ゲームクリエイターになるなら、どんな大学に進むべきですか? 学部や学科の選択にも悩んでいます。
情報系の学科が良いのか、それとも美術系やデザイン系の学科が良いのか、あるいはまったく関係ない文系の学部でも大丈夫なのか知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
心理学や行動経済学がおすすめ! 学べる大学に行こう
私であれば、人間の行動原理や、人が何に夢中になるのかという仕組みを学べる「心理学」や「行動経済学」を専攻することをおすすめします。
プレイヤーの心を掴む仕組みを論理的に考えるうえで、非常に役立つ知識が得られるはずです。
もちろん、開発スタッフと円滑にコミュニケーションを取るために、プログラミングやデザインの基礎知識をサブ的に学んでおくことも有効です。
スキルだけではない! 企画力と統率力も意識しよう
また、プランナーやディレクターといった職種の場合、プログラミングなどの技術的な側面も大切です。
しかし、それ以上に「どういうゲームがヒットするのか」を考え抜く企画力や、チームをまとめる統率力が重要になることを知っておきましょう。
必須の学部はない! 職種ごとに必要となる力を学ぼう
ゲームクリエイター、特に企画・ディレクターなどを志望する場合に「必須学部」はありませんが、なるべく在学中にそれに類する経験をできるようにしましょう。
企画職は、論理的思考、言語化能力、ユーザー理解とそれを企画に反映する能力、データ活用などが要です。
情報系なら開発プロセス理解が強みになり、美術・デザイン系なら表現力と演出理解、経済・心理・文学系でもリサーチと企画書力を磨けば戦うことはできます。
大学選びより実績! ゲームに関する経験をしよう
また、ゲームクリエイターを目指す場合、大学選びよりも、在学中に作品を作ることのほうが重要です。以下のような、ゲームに関連する経験を積み重ねていきましょう。
・ゲーム企画書を作成すること
・ゲーム業界のインターンに参加すること
・大学生向けのゲームジャムや大会などに出場すること
・プロトタイプ(Unity/Unrealを用いた紙→デジタル化)の作成
・ユーザーテストをおこなうこと
・KPI仮説と改善ログのポートフォリオ化
・同人やスマホ配信の実績を作る
また、ゲーム業界を目指す学生のコミュニティなどで、業界の先輩や同期と切磋琢磨できる環境を作ることも、大学選び以上に大切になります。
こちらの記事ではゲーム関連の仕事や適性と必須スキルを紹介しています。ゲームにかかわる仕事に就きたい人はぜひチェックしてみてください。
ゲーム業界への就職を志望している人は、次の記事も参考になります。志望動機の基本ステップやライバルと差をつけるポイントについて解説しています。
以下のQ&Aでは、ゲームクリエイターの仕事のやりがいについて、キャリアのプロが回答しています。併せて参考にしてみましょう。
あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
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