Q
その他
女性
短大卒の場合、初任給の手取りはどれくらいですか?
短大を卒業して、来年から社会人になる予定です。
就職活動で企業の求人票を見ると、短大卒の初任給の額面が書いてありますが、実際に手取りでいくらもらえるのかがわからず、生活費のイメージができていません。
額面からどれくらい引かれるのでしょうか? だいたいでかまいませんので、短大卒の初任給の手取り額の目安を知りたいです。短大卒ということで、四大卒の人と差が付いてしまうのかも気になります。
また、一人暮らしを始める予定なので、この手取り額で生活していくために、何かアドバイスや注意点があれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
企業によるため一概には言えない! 募集要項を確認しよう
これは企業によってまったく違うので何とも言えません。どの業界か、どの企業かによってすべて変わってきます。
四年生大学卒の人と差があることは確かです。今でも、給与規定において「短大卒業」「大卒用」といった形で差を付けている企業が多いのが実情です。
そのため、行きたい会社が実際にどのくらいの給料なのか、募集要項を調べるのが最も確実です。
キャリアセンターの活用も一つの手段
もし何から見て良いかわからなければ、学校のキャリアセンターを頼ってみると良いと思います。
キャリアセンターは、きっとこの辺りの情報を持っているはずです。
短大卒の手取り目安は14~17万!
額面と手取りの関係なのですが、求人票の額面から社会保険料・税金などが差し引かれたものが手取りになります。
もちろん地域や会社規模で差はありますが、短大卒の初任給が額面18~21万円なら、手取りはおおむね14~17万円のゾーンになりやすいです。
住民税は2年目から本格天引きのため、1年目はやや高めに残ります。ここに通勤費や家賃補助があれば、実収入が上下します。
次に、ご質問の短大卒と四大卒の差ですが、入社時点の基本給は数千円~2万円程度の差がつく募集が多いです。手取りでも数千円~1万円前後の差になることがあり、初年度の総支給や賞与係数でも差が出る会社があります。
学歴差は成果で縮む! 基礎力を磨くのが近道
ただし、これは学歴区分での初期テーブルの違いであり、配属後の評価・昇給・職務範囲は成果とスキルで縮む、もしくは逆転するケースが普通にあります。
特に中小・成長企業、実力主義の部署では、仕事のスピード・正確さ・顧客評価・改善提案がそのまま評価に反映されやすいです。
また、一人暮らしの家計は、家賃=手取りの30%以内を基準に、家賃・通信・保険・サブスクなど固定費を先に決めると赤字を防げます。
まずは家計簿アプリで3カ月の実績を取り、たとえば外食・移動など支出の大きい2項目を5~10%だけ圧縮することを目標にすると継続しやすいです。
ふるさと納税の上限試算やNISA、iDeCoは知識を押さえつつ、無理に初年度からすべて始めなくても良いです。
最後に、学生のうちは無理に難しい実務経験を追わず、学内の授業・レポート・発表で「目的→工夫→結果」を言語化する力を磨くことで、入社後に早く伸びます。
短大卒であることはハンデではなく、早く現場で成果を出すことに集中しやすい強みにもなります。手の届く改善を積み上げれば、初期の学歴差は十分に縮みます。
以下の記事ではケース別で初任給の平均額や基本額などを解説しています。自身の初任給の目安を知りたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
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