Q
大学3年生
女性
インターンに行ってない企業を受けるときのコツはありますか?
現在就職活動中です。本命企業や興味のある企業数社のインターンシップには参加できましたが、すべてではないため、これから本選考で、インターンに行っていない企業も受ける予定です。
インターン参加者と比べられて不利になるのではないか、企業への理解度で差が出るのではないかと不安に思っています。特に、OB・OG訪問もまだできていない企業もあります。
インターンに参加していない場合、エントリーシート(ES)や面接でどのような点に注意してアピールすれば良いでしょうか? 企業への熱意や理解度を効果的に伝えるための具体的な対策やコツがあれば、ぜひ教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
インターン不参加でも大丈夫! インターンが有利なわけでもない
実際には、インターンに行った先に応募せず、違う会社で内定を取ってる人もいるぐらいですから、インターンに行っていない企業を受けること自体は、まったく問題はないと思います。
私の考えですが、インターンは選考活動ではないと思っています。
もちろん、インターンで企業側が良い印象を持った学生がいれば、その人の印象は残っているとは思いますが、印象に残っているからといって自動的に内定が出るとは限りません。
ですから、インターン先じゃないところを受けるチャンスは十分にあります。
差はあってもわずか! 熱意を伝えることが重要
基本的なスタンスは通常の就職活動と同じです。「なぜその企業に関心を持ち志望したのか」、そして「ご自身がどのように貢献できるのか」といった点をしっかりとお伝えいただければ、まったく問題ありません。
ただ、一つ懸念される点があるとすれば、インターンに参加した学生が企業側に非常に良い印象を残していた場合です。もし選考でその方とご自身の評価が拮抗し、採用側が迷ったとしたら、「気心の知れている人(インターン参加者)」を選ぶということは、人間の心理としてまったくないとは言い切れません。
しかし、差があるとしてもおそらくその程度のことだと思います。ですから過度に心配する必要はありません。いつも通り熱意を伝え、企業の事業内容を細部まで調べた上で、「この事業に私はこう貢献したい」ということを、ご自身のできることとしっかりと結びつけてお話しできれば大丈夫です。
最後にもう一つだけ。「インターンには参加していませんが」といった点を、ことさらに強調して伝える必要はありませんので、自信を持って臨んでください。
インターン不参加は関係ない! 別の経験からアピールしよう
インターンに参加していない企業に応募することは、ごく普通のことです。インターンに行ったことをアピールするわけではありません。
自分がアピールしたい点を、インターンに行ったことを通して話すか、別の経験を通して話すかの違いでしかありません。重要なのは「自分が何をアピールしたいか」を明確に言語化しておくことです。
徹底的な企業研究こそが君の熱意になる!
企業への熱意や理解度を効果的に伝えるには、具体的な対策が必要です。まず、企業のホームページ(HP)を隅から隅まですべて読み込み、気になったところをノートに書き出してください。
さらに、その企業が属する業界の動向や業界全体の課題、そして競合大手の動きを調べ、それらと比較したうえで、その企業の立ち位置をすらすらといえるようにしておいてください。
熱意とは、こうした具体的な行動で示すものです。これができていれば、インターンに参加しているかどうかを超える熱量が必ず伝わります。
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