Q
大学3年生
女性
就活の履歴書に英検準2級を書いても良いでしょうか?
英検準2級を保有しているのですが、履歴書の資格欄に記載すべきか迷っています。
ネットの情報を見ると、「英検は2級以上でないとアピールにならない」という意見が多く、自信がなくなってしまいました。私自身、ほかにこれといった資格を持っていないため、資格欄が空欄になってしまうのは避けたいと感じています。
英検準2級は、履歴書に書いても問題ないのでしょうか。
また、面接官から見て英検準2級はどのような評価になるのか、記載する場合、面接でどのようにアピールすれば良いのかも併せて知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
英検準2級は書いてOK! だがアピールには弱いかも
英検準2級は「高校中級程度」とされているため、英語力をアピールするには少し物足りないでしょう。
ただ、「基礎的な英語の勉強はしてきた」という姿勢を伝えたいのであれば、書いてもかまいません。
持っている資格欄が空白になってしまうことを懸念するのであれば、記載しても良いです。
新たに資格を取るのも一つの手段
もし資格欄が不安であれば、無理に英語にこだわる必要はありません。
自動車の普通免許を資格欄に書く人もいますし、資格欄の空白を危惧して新たに資格取得を目指す人もいます。
IT系の知識は備えて損なし!
たとえば、ITパスポートや MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)など、職種を問わず基礎的なITリテラシーのアピールにつながる資格を取得するのも一つの手です。
IT系の知識は文系や営業職志望の人も備えておいて損はないため、基本的な操作ができることのアピールになります。
英検準2級でも「努力の証」として十分アピールできる!
英検準2級をお持ちで、履歴書の資格欄に記載すべきか迷っているのですね。「2級以上でないとアピールにならない」という意見に自信がなくなってしまうお気持ち、よく理解できます。
結論として、英検準2級は迷わず履歴書に書いて問題ありません。空欄にしてしまうのはもったいないです。
資格の価値はレベルよりも努力の過程にある
外資企業など英語を専門とする職種以外では、資格のレベルそのものよりも、「目標を設定し、それに向かって努力を継続した」という、あなたの向上心や努力の姿勢が評価されることが多いです。
業務に直接関係あるなしにかかわらず、「努力をしてきた」と受け取る企業も多いでしょう。
アピールする際に大切なのは、目標設定や資格取得までの「戦略や努力」をアピールするつもりで臨むことです。そして、準2級取得後も、さらに英語の学習を継続しているという姿勢を伝えましょう。
資格がどう役立っているかまで提示できるようになろう
また、資格取得で培った基礎力が大学での学業や課外活動にどう役立っているか、具体的に語りましょう。
履歴書には、あなたが努力してきた証を自信を持って記載してください。そして、面接では「目標達成のために粘り強く努力できる」というあなたの資質を存分にアピールしてください。
以下の記事では失敗しない履歴書の書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これから履歴書を作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。
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