Q
大学3年生
女性
就活でウィッグを使うのはアリですか?
現在、金髪に近いかなり明るめの髪色です。できれば黒染めしたくないため、就活用のウィッグの使用を検討しています。
しかし、面接官にウィッグだとバレた場合、「不誠実だ」「真面目さに欠ける」などとマイナスの評価につながってしまうのではないかと不安です。
就活中にウィッグを使うこと自体はマナー違反にあたるのでしょうか? ウィッグの使用がバレただけで選考に落ちることはありますか。また、ウィッグを選ぶ際の注意点や装着時に気を付けるべきポイントを教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ウィッグはNG! 真摯な姿勢で向き合おう
私としては、就活でウィッグを使うことは「なし」です。
企業は「求められていること」を優先できる人に好印象を持つ
まず「明るい髪でいたい」というのは、個人のやりたいことに当てはまるでしょう。
これは、キャリアを考えるうえでよく使う「will・can・must」のフレームワークになります。
「must」に当たる「自分や今やらなければいけないこと」を考えたとき、おそらく私だったら「就活では、黒髪に染めることが求められているのではないか」と判断すると思います。
今後一緒に仕事をしていくことを考えていくのであれば、「自分がやりたいこと」よりも「その状況で求められていること」を優先できる人を採用したいなと感じますね。
真摯に向き合った人ほど良い結果につながる
これはマインドの問題だと言えます。ウィッグでその場をうまく取り繕って、なんとかうまくやろうとしている姿勢は、どうしても相手に伝わってしまいます。
就活や企業に真摯に向き合った人ほど、合格率や通過率は上がっていくはずです。
ウィッグ着用は問題ないが自分をごまかすのはNG
ウィッグを使うこと自体はマナー違反になることはないと思いますが、金髪であることが印象を悪くしたり、NGである企業もあるためマイナスの評価となったり、選考に落ちるリスクがないとは言い切れないかと思います。
バレないように完璧にウィッグを装着できたとしても、どこか不自然になっていたり、違和感を感じる面接官もいたりするかもしれません。
できれば黒染めをしたくないということですが、たとえ金髪がばれずに採用されたとして、入社後もずっとウィッグをつけたまま仕事をするということでしょうか?
もしそれほど金髪にポリシーを持っているということであれば、いっそ金髪でも問題ない企業に絞って就活を進めたほうが安心かなとも思います。
「隠す就活」よりも「価値観の合う企業選び」が結果的に近道に
就活とは、自分の特徴や価値観、能力をありのまま表現し、伝え、理解してもらうことで採用に至ることが双方の幸せにつながると思います。
そのため、あまりごまかしたり、見せかけだけでなんとかしようとするのは、長い目で見てもあまり良くない結果につながるリスクが高いと思います。
もし可能であれば、髪の色に制限のある仕事なのかどうか事前に確認しておくというのも良いかもしれませんね。
「面接でどのような服装をしたら良いかわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。面接時の適切な服装やマナーなどを解説しています。
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